ナチュログ管理画面 釣り 釣り 北陸・甲信越 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
QRコード
QRCODE
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
なぎっち

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  
Posted by naturum at

2015年06月16日

今年中に登りたい山

〜百名山〜
白山(2702m)
薬師岳(2926m)
笠ヶ岳(2897m)
雨飾山(1963m)

〜二百名山〜
大日ヶ岳(1709m)
能郷白山(1617m)
鍬崎山(2090m)
奥大日岳(2611m)
毛勝山(2414m)

〜三百名山〜
大笠山(1822m)
三方岩岳(1736m)
経ヶ岳(1625m)
白木峰(1596m)
人形山(1726m)
唐松岳(2696m)

〜その他〜
高三郎山(1445m)
三方崩山(2059m)
白山・別山(2399m)

〜番外編〜
岩間噴泉塔群
湯俣温泉噴湯丘


1500m〜2000mの山は今月中に登りたいですが、秋の紅葉シーズンでもいいですね。

7月に入ってからは2000m以上の山に挑戦します。

上に挙げた山の内の半分以上に登れたらいいなと思っています。  

Posted by なぎっち at 15:09Comments(0)その他

2015年06月15日

白山市ノ瀬〜赤兎山〜杉峠周回コース

前から気になっていた赤兎山に行ってきました。

せっかく赤兎山に行くので、ついでに経ヶ岳まで行ってみよう!という計画でした。

8時に市ノ瀬に到着しました。


車は3台ほど停まっています。

別山にでも行っているのだろうか。

ちなみに別当出合まで通行可能になっていました。

ここに車を停めて歩いてもいいのですが、赤兎山へ登る登山口は遠いので、車で行けるかどうかまずは確かめてみます。

市ノ瀬より約1.5km手前の三ッ谷橋まで戻ります。



橋の横に林道の入り口があります。

ネットで調べたら、途中まで車で行けるらしいので進んでみます。

道は荒れた砂利道で、凸凹で段差もあり、車の底を擦りそうです。

普通の車では厳しいと判断し、50m進んだところでバックして引き返します。

川を挟んで反対側の橋の横にスペースがあったので、そこに車を止めました。

すると、工事車両のトラックが2台、さっきの林道に入って行きました。

すぐにバックで出て良かったー。

あのまま進んでいたら迷惑になっていたでしょう。

その後はしっかりとロープが張られ通行止めとなっていました。




8:30 三ッ谷橋 林道歩き開始

地形図を見る限り、登山口までは約4km。

ひたすら川沿いの道を歩きます。

堰堤がいくつもあります。



ヘリポートがある。


8:45


分岐点に来ました。

小原峠に向かう登山口があるのは、右の西俣谷川沿いの道です。

左に行くと杉峠に向かう登山口があります。

右に進んでまだまだ歩きます。



密漁取締中。

ここより上流は禁漁区間となっているそうです。

イワナはいるんでしょうか。

川を覗くも目視では確認できず。




後半は急な坂道です。

坂道を登り続けると工事現場に出ました。

工事のおっちゃんに挨拶して通り過ぎると、後ろから声を掛けられました。

「赤兎山に行くんだったらこっちだよ」と道を教えてもらいました。

登山道に行くには川を渡らないといけないらしく、それを知らずに真っ直ぐ歩き続けていました。

地図を見ながら歩いていたけど気づかなかった…。




9:25 登山口


越前禅定道小原峠と書かれています。

登山道に入るといきなり急登です。

登り終え林の中に入って行くと、分岐なのか道が分かれており、どっちも進んでみましたが立入禁止の看板もあり、道を見失いました。

道を探してさまよってみたけど、やっぱり道はありません。

地図を見ると、川沿いに登山道があるのでこっちは違うみたい。

登山道に入ってすぐに分岐があったことを思い出す。




そこには川上御前と書いてあったので、聞いたこともないし違うだろうと思っていた。

そっちが正解だったんだ。

せっかく登った急な道を下る。

そんなこんなで30分のロス。

気を取り直して、正しい道を進む。


10:00 川上御前


合掌。




雪渓が残っており、上を歩きます。

何度も川を横切らなければならず、迷いそうな道です。





10:30-10:40 小原峠

勝山の小原地区から登る登山道とここで合流します。

人が居たので写真無し。

小原から登ってきたグループと会い話していると、6月1日に通れなかった小原の林道は、一昨日から通行可能になったようです。

そのためか30台も車が停まっていたそうです。

そして、その林道は私有地らしく有料道路でもないのに300円の通行料をとられたとか。

赤兎山に登るには小原からの道が最も近いです。

市ノ瀬から登るのは自分くらいでした。

赤兎山まであともう少し。




大舟山方面への分岐。

大船山を越えた先に福井県の経ヶ岳があります。

予定では赤兎山に登った後、ここから経ヶ岳を目指すつもりでしたが、時間にそれほど余裕もないので諦めました。


11:00 赤兎山


頂上のスペースは狭いです。

4人程先客のグループが居て、どんどん人が増えていきます。

ゆっくりできないので、少し離れた避難小屋に避難します。


遠くに見えます。

赤兎山から避難小屋までは木道で、周りの眺望もよく、歩いていてとても気持ちのいい道です。

これがずっと続けばいいのに…。


11:20-11:40 赤兎山避難小屋



休憩。

小屋の中を覗くとトイレがありました。

使用しませんが。

今日は経ヶ岳に行くのを諦めたので、この後どうしようか考えます。

来た道を戻るのも面白くないので、杉峠まで行って下る周回コースとしました。

赤兎山頂上にあった標識によると、杉峠までは9kmあるそうです。

小屋から杉峠までの道は、アップダウンがあり、歩きにくい道でした。



通る人も少ない道なので、整備されていないのでしょうか。

倒木や木の枝が邪魔で、何度も体勢を低くし屈まなければならない。

しかも、その下を通るたびに蜘蛛の巣や毛虫に引っ掛かる。

とても不快です。

これは登山する上で避けられないことなのでしょうがないですが。

体にくっ付いた毛虫を何匹取り除いたことか。

小屋を過ぎた後の短い区間は白山を眺められたのですが、すぐに林の中に入って見通しが悪くなり、周りの景色が全然見えません。

残念…。


13:10 杉峠分岐



やっと杉峠に着きました。

ここまで長かったけど、時間的には思ったより早く着きました。

本当に退屈な道でした。

ここからが本格的な下りです。


13:30 白山展望スポット




ここだけ開けており、白山が見えました。

それだけです。

ここから先、なかなか急な下りでした。

なんとか膝が保ちました。


14:10 杉峠登山口


ここから林道歩き。

最初にあった分岐に出ます。


14:30 三ッ谷橋

下山完了。

今日のルートで最高点のピークは赤兎山の1629メートルになります。

赤兎山から杉峠まではアップダウンが激しく、累計標高差はけっこうあったと思います。

5、6時間の山登りが体への負担も少なく、ちょうどいいですね。


山行時間:5時間20分
休憩時間:40分
合計時間:6時間
歩行距離:約22km  

Posted by なぎっち at 19:34Comments(0)トレッキング・登山

2015年06月14日

SUPパドルのグリップ接着

最近は山ばかりで海に行っていません。

パドルサーフィンしに行きたいのですが…。

4月、5月は朝晩寒い日もあり、なかなか踏み出せませんでした。

ウエットスーツを持っていないので、やはり夏限定になってしまいますね。

今はもう暑いくらいなので、海パンだけでも問題なさそうです。

そろそろ行き始めないと。

その前にパドルのグリップを接着しなければ。

グリップが着脱式で固定されておらず、今まではビニールテープを巻いて固定していました。

これはただの応急処置に過ぎず、使っていて取れることがよくありました。

取れる度にテープを巻き直して使っていました。

沖に出てグリップが取れてしまったら、いろいろと支障が出てしまうので、完全に接着することにしました。

ちなみに現在使用しているパドルはカーボン製です。

パドルの長さは自分の身長プラス20cmに調整してあるので、接着してしまっても問題ないでしょう。

グリップの接着後は長さの調整ができなくなってしまいます。

接着に使ったのは2液混合のエポキシ系接着剤。

ランディングネットの製作でも使用したアラルダイトです。

まずは接着剤がのりやすくなるようにシャフト側を少し削ります。










グリップは深くシャフトに差し込めるようになっています。

しかし、グリップを差し込んでも緩い状態で簡単に回転してしまいます。

もっと密着させるために、グリップのシャフト内側に当たる部分をパテ等で盛った方がいいと思われます。

面倒なので今回はそんなことはしませんが。

グリップのエポキシを塗った部分は凸凹していて、差し込んでもシャフト内側との間に空間ができてしまいます。

そのため、ちゃんと接着するか不安ですが、そのまま差し込み固定します。

奥まで差し込むと、エポキシがはみ出てきました。

それを馴らすように広げます。



これで水の浸入も防げると思います。

あとは乾燥するまで待ちます。

実際使用してみないとどうなるか分かりませんが、たぶん大丈夫でしょう。

ハードな使用にも耐えられればいいのですが。  

Posted by なぎっち at 18:55Comments(1)DIY

2015年06月14日

瓜割清水(名水百選)

金剛堂山の登山へ行くついでに瓜割の清水に寄りました。

瓜割の清水は富山県砺波市庄川町にある名水・湧き水スポットです。

名水百選に選ばれています。

ここに来るのは3回目かな。

家からは遠いので定期的には汲みに来られません。

近くに来たついでに汲むことが多いです。




広い駐車スペースがあります。





ここの水は管等を通しているわけではありません。

上の写真のように上段と下段に分かれており、上から少しづつ流れてきて下に溜まっています。

初めてここに来た時に管理人らしい人が居て、ポリタンクで汲むときは上段から落ちてくる所に上手く当てて汲むといいと言われました。

でも、正直汲みにくいです。

容器に汲むのには向いていないと思います。

持参していたステンレスマグカップに汲み、その場で飲んで去りました。



屋根付きの休憩所あり。




近くには庄川水記念公園という水をテーマにした施設があります。

この辺りの地域は水の郷百選にも選ばれています。


水の郷百選とは・・・

水環境保全の重要性について広く国民にPRし、水を守り、水を活かした地域づくりを推進するため、地域固有の水をめぐる歴史・文化や優れた水環境の保持・保全に 努め、水と人との密接なつながりを形成し、水を活かしたまちづくりに優れた成果を上げている107地域を、「水の郷百選」として、国土交通省が認定しまし た。  

Posted by なぎっち at 09:23Comments(0)名水・湧き水

2015年06月13日

日本三百名山登山記ー金剛堂山

今日は日本二百名山にも選ばれている金剛堂山に登ります。

金剛堂山は富山県にあり、富山市と南砺市にまたがっています。

ルートは栃谷ルートと東俣ルートの2つがあり、今回は栃谷ルートから登ります。



登山口に着きました。

駐車スペースは広く、今日は土曜日なので車多めです。







ここで水が汲めます。



11:00 登山開始

今日は家を出るのが遅れたので、こんな時間になりました。

登山口の標高は773メートル。

目指す金剛堂山の標高は1638メートル。

標高差約900メートル、距離5kmの道のりです。

まず、駐車場から川に架かる小さな橋を渡ります。



そして、登山道に入ります。

登山道の側に支流である小さな沢が流れていて、一度渡渉しなければなりません。

川の幅も狭く、石の上を歩けるので心配ないのですが、少し濡れてしまいました。

登り始めた時間が遅かったので、自分が一番最後の登山者のようです。

最初の方は急と言う程でもないですが、登りが続きます。

途中から平坦な道もあり、後半は緩やかな道が続きました。




ビッグなカエルが登山道の真ん中にいてビックリ。

踏みそうになり、思わず声を上げてしまった。

色がおぞましい。

体長15センチはある。

もし踏んでしまったら、責任をとって食べましょう。

たしか、毒を持っていたっけ。



ご親切に1kmごとに標識があります。





上の方まで行くと、視界が開けた気持ちのいい道を通ります。


12:20-12:30 金剛堂山(標高1638メートル)

あっという間に着きました。

整備されていて歩きやすい道だったので、調子が良かったです。

頂上にはそこそこのスペースがあるのですが、登山客が20人以上いるため大混雑です。

ツアーでもないのにこんなに人がいるのは珍しい。

それだけ人気がある山なんですね。

昼時で一番登頂する人が多い時間帯です。



金剛堂山には3つのピークがあり、ここが前金剛と呼ばれていて、この先中金剛、奥金剛と続きます。

中金剛が一番標高が高く、1650メートルです。

しかし、一般的に金剛堂山と呼ばれるのは、一等三角点があるこの前金剛です。

中金剛まで行こうか迷いましたが、今日は半ズボンで先の道は笹が邪魔だったので止めました。

頂上の残っているスペースも僅かなで、途中で追い抜いた登山者が次々と来るので、早々に引き返します。



またカエルがいました。

親子なのか、背中にカエルを乗せています。

たまにこんな奴を見掛けます。

何でだろうと前から疑問に思っていたので調べてみました。

親子ではなく、オスとメスらしい。

大きいのがメスで、上に乗っているのがオス。

オスが「こいつは自分の物だ〜」とメスの上に乗って主張しているとか。

これから交尾しようとしていると思えば納得できますね。



13:40 登山口

ほとんど休憩をとらなかったので、全行程2時間半でした。

900メートルの標高差はあまり感じられませんでした。

なんか物足りない。

本当はここから車で移動して、近くの白木峰にも登ろうと計画していましたが、起きるのが遅かったので諦めました。

このまま帰ります。



〜温泉情報〜

・天竺温泉の郷
時間10:00〜2100
毎週水曜日定休日
料金600円(大人)

日帰り入浴ができる宿泊施設です。
サウナ、露天風呂あり。
  

Posted by なぎっち at 19:38Comments(0)日本三百名山登山記

2015年06月13日

国道471号線を行く

今日は富山県の金剛堂山へ行きました。

金剛堂山の登山口まで行くには、国道471号線を通らなければなりません。

国道471号線は石川県羽咋市から岐阜県高山市を繋ぐ国道で、山越えの道です。

富山県と岐阜県の県境付近にある樽峠は11月〜5月の間は通行止めで、それ以外の時期でも道が酷く通るのが困難です。

酷道として有名です。

今日は途中までですが、この酷道(国道)471号線を通ってみました。

庄川の手前で国道471号線に合流し、庄川を超え小牧ダムを通り過ぎ山道へ入っていきます。




途中設置されていた道路情報掲示板によると、6月25日から庄川湯谷温泉付近が工事のため時間通行止めとなるそうです。




道はそれほど狭いというわけではありませんが、いきなり狭くなったりするので対向車とのすれ違いに注意です。




小牧ダム




このようなスノーシェッドをいくつも通ります。


道はクネクネしていてカーブばかりなので、スピードはあまり出せません。





橋を渡る前に県道59号線への分岐があります。

通行止めになっているけど、どう見ても車で通れるような道ではありません。





そして、この前には名水があります。



脇谷の水



水量豊富です。


しばらくすると、道の駅に着きました。



道の駅利賀



海抜533メートル






利賀ダム建設中。



完成予想図





利賀郵便局が見えてきました。

ここを過ぎると信号交差点があり、真っ直ぐ行くと県道34号線になります。

左折してトンネルに入ります。

トンネルを抜けて左に行くと、そのまま国道471号線の続きとなりますが、右折して金剛堂山登山口へ向かいました。

ここまで通ってきた印象では、たしかに狭い道もありましたが快適に通ることができます。

どうやら本番はここから先のようです。

樽峠を越える辺りが酷道と呼ばれる道だと思われます。

岐阜県へ出ると高山市街に繋がるのですが、もう一つの酷道、国道360号線と繋がります。

国道360号線は白川郷と飛騨高山を結んでいます。

白川郷側でいつも通行止めとなっていて、通れた試しがありません。

機会があれば探検したいと思います。  

Posted by なぎっち at 17:44Comments(0)酷道

2015年06月10日

白山登山(加賀禅定道〜百四丈滝展望台まで)

最近は雨の日も多くなり、登山に行くタイミングが合いません。

雨の後は道が悪くなっているし、天気が続いている時がベストですね。

今日は前日から登山に行くと決めていました。

候補はいくつかあり、石川県だと赤兎山、高三郎山、三方岩岳、そして、富山県の金剛堂山、白木峰などです。

1500メートルから2000メートルの山がターゲットです。

候補が多く、なかなか決められずにいました。

朝起きてから決めたのですが、候補にはない白山にしました。

白山と言っても頂上を目指すつもりはありません。

頂上は山開きしてからにします。

自分は白山に登る時、毎回ルートを変えて登っています。

これまでに通ったルートは、平瀬道、観光新道、砂防新道、別山市ノ瀬道、釈迦新道です。

だんだん難易度が上がっています。

南側のルートが一般的ですが、北側も気になっていたので、今日は下調べとして加賀禅定道に行ってみました。

加賀禅定道の登山口は、岩間温泉に向かう林道に入って約1kmの所にあります。

林道は相変わらず通行止めのまま。

林道入り口に駐車スペースあり。

車を停めて歩きます。


8:10 ハライ谷登山口(標高680メートル)





登山開始。

最初の短い区間だけですが、半分藪になっていて朝露のせいでびしょ濡れです。

道は少し急です。

心拍数上がりっぱなしです。












檜の新宮と書いてあります。

とりあえず合掌。

ここを過ぎてしばらくすると、よく分からない分岐がありました。

地図は持参しているのですが、加賀禅定道の途中からしか範囲に入っていないため、ここは分かりません。

右に行くと戻りそうなので、左(真っ直ぐ)に進みます。

どの登山道でもそうですが、今日は毛虫が多い。

ぶら下がった奴がやっかいで、登山道の真ん中の空中に浮いている。

登山道の脇にある木の枝からぶら下がっているのだろう。

近づかないと見えないので、急に顔の前に現れたりして驚く。

毛虫を避けながら進むので、大分神経を使う。

避けているつもりでも、気付いた時にはすでに遅く、身体にくっ付いてしまう。

毛虫だけならいいのですが、この登山道には獣の糞が異常に多い。

ひどい場所では、1メートル間隔で糞が続くこともあった。

臭いし不快です。

踏まないように注意しながら歩くが、下だけではなく前方の毛虫にも注意しないといけないから大変だ。

ここで選択に迫られました。

糞をとるか毛虫をとるか。

糞はどうしても踏みたくないので、下に意識を集中して歩くことにしました。

そうすると、毛虫が付き放題で3匹の毛虫が体を這い回っていた時がありました。

頭を木にぶつけることもありました。

この道とても嫌です。



10:50-11:00 奥長倉避難小屋(標高1700メートル付近)




少し休憩。

中に入ってみると、2階建の構造でした。

快適そう。

一度泊まってみたいな。

しかし、避難小屋というのは緊急時に利用するためにあるのであって、最初から避難小屋に泊まるつもりで計画を立てるのはどうなのだろうか。

少し疑問に思いました。

この小屋までで標高1000メートルを登ってきたことになります。

今日は百四丈滝を見たくて、展望台まで行ければいいと思っていました。

展望台の標高が2050メートル。

もう少しです。





小屋の前にあった倒れた標識。

室堂まであと9.5km。

加賀禅定道の全体の距離は18.2km。

約半分到達したことになります。

そんなに進んだか❓

自分が来た方面は一里野となっていますが、途中にあった分岐は一里野から登ってくる道だったんですね。


奥長倉山



景色も綺麗です。






15:30



もう少し。

ここまでは短い距離で一気に300メートル近く登る感じでした。

登山の辛さを改めて痛感しました。

心が折れそうになり、何度も足を止めてしまいました。





あと30メートル。



11:45-12:15 百四丈滝展望台











素晴らしい。

滝は遠くに見え、迫力に欠けますが、全体を見渡せる景色の中にあるのがまたなんとも。

来てよかったです。

ここまで来ると残雪も多くなってきます。

白山にも大分近づきました。

室堂まではあと8.8km。

あと3時間あれば行けそうです。

このルートを日帰りで往復できないかと企んでいましたが、キツそうですね。

今日のペースだと往復14時間コースになります。

目安タイムは約20時間で、通常なら2泊3日です。

諦めましょう。

車や自転車をデポする方法をとればなんとかなりそう。

帰りは市ノ瀬へ下ればいい。

行きと帰りで同じ道というのは面白くないですし。



そして、今日の帰り道…。

獣の糞を踏まないように下に意識を向け歩いていたら、無意識の内に分岐で一里野方面へ進んでいた。

14:00頃、周りの景色が行きと違うことに気付き、その時はまだ半信半疑だったが、14:30頃標識を見てそれが確信に変わった。

プラス何キロか追加になってしまった。

正直、膝の痛みがけっこうあり、辛いけど歩き続けるしかありません。




15:00-15:20 一里野スキー場頂上



少し休憩。

スキー場の下までどれくらいの距離か想像できない。

ここで1.5リットル持参していた水を使い切る。

今日のルートに水場はありませんでした。

避難小屋内に水場の案内のようなものが書かれていましたが、薄くてよく読めなかったので不明です。

スキー場の下まで行くにはリフトが手っ取り早いですが、イオックスアローザのように週末のみ運行とかはしていないのかな。

たぶん、雰囲気からやっていないと判断しました。

スキー場の敷地内を真っ直ぐに降りられれば楽そうですが、道は見当たらない。

なんか、荒島岳の勝原スキー場を思い出す。

そのまま頂上から道を歩いていると、林道に誘導されました。

スキー場沿いに林道があり、そこを下ることにします。

しかし、長く感じます。

野生の猿を5、6匹目撃。

こんな所にもいるんですね。

猿といえばたまに襲ってくる奴もいるので注意します。

ここのは大人しく、こっちが近づくと逃げて行きました。

親子猿が可愛くて、癒されました。





結局、林道を降りるのに1時間掛かりました。

幸い、一里野スキー場から車を停めた場所までは近かったので助かりました。


16:30 駐車場


今日初めて歩いた加賀禅定道。

登山の標高差は約1350メートル。

百四丈滝展望台までの往復であれば、感覚的には別当出合から白山頂上までと同じくらいの難易度だと思われます。

次は加賀禅定道と同じく、白山の北にある楽々新道と岩間道を登ってみようと思います。

楽々新道は川を挟んで加賀禅定道と並行して白山に向かっています。

白山はいろんなルートがあり、楽しめますね。  

Posted by なぎっち at 21:12Comments(0)トレッキング・登山

2015年06月09日

ご当選おめでとうございます

本日、ロッドが届きました。






ブリーデンと書いてありますが、最近は釣りから離れていて、釣具を注文した記憶はありません。

そういえば去年の秋だったか、懸賞に応募したっけ。

ほとんど忘れかけていました。






これです。


「オフショアライトゲーム」(DVD)

初回プレス限定 Metalmaru28 特別付録
抽選で GRE-TX78M SWG-Bglight78S Metarumaru EGIMARU が当たる!

イワシが大量に接岸する秋の山口県岩国沖でLEONとINCHOがメタルマルと超越120を使い魚種限定解除に挑む!
【ライケン・ゲーム!いれのり大爆釣編!】
北陸から火がついたライト・ケンサキ・ゲーム=ライケン。
今や全国各地に飛び火し盛り上がりを見せている。
そんな中、ライケンのオリジネーター
であるBOSSとBOMBERが晩夏の島根県浜田沖でライケン・ゲームに挑む!
ウネリが残る悪条件の中、中オモリ仕掛け、エギマル2.5号過剰Dでの爆釣劇は必見!


この抽選で当たるというSWG-Bglight78Sに応募していたのです。

届いた箱の中身を開けてみると…





SWG-Bglight78Sはケンサキイカ専用設計のロッドです。

オフショアのロッドになります。

イカなんで当然船に乗らないといけません。

正直、船に乗る釣りはあまり好きではないのですが…。

何か、別の釣りに応用して使えないだろうか。






でも、嬉しいです。

ブリーデンは一番好きな釣具メーカーです。

今までよりもっと好きになりました。

ブリーデンさん、ありがとうございます。

懸賞に当選するのはすごく久し振り。

自分はたまーに応募するくらいなので、ほとんど当たった経験はありません。

今回のように実際に当たると、懸賞にどんどん応募したくなります。

応募する価値はあると感じました。

アウトドア用品をメインに、どんどん懸賞に応募してみようかな。

こういうのって、忘れかけた頃に届くんですよね。

他に応募した物と言えば…。

フィッシャーズで行われたフィッシングショーの時に、アンケートに答えて豪華賞品が当たるというやつ。

一番豪華な賞品にマウンテンバイクがありました。

あれ欲しいなあ。

あっ、あまり欲を出すといけないですね。

そのうち懸賞にハマり過ぎて、懸賞ブログになっているかも。

タイトルは˚なぎっち VS 懸賞˚かな。  

Posted by なぎっち at 13:25Comments(0)その他

2015年06月04日

日本三百名山登山記ー大門山

今日は大門山に登りました。

大門山は石川県と富山県の境にある山で、標高1572メートルです。

日本三百名山に選定されています。

別名「加賀富士」。

大門山は石川県の山として登山ガイドに載っていますが、登山口は富山県側のみ。

富山県道54号福光上平線を通って、登山口のあるブナオ峠を目指します。


8:50 ゲート前





予想通り、通行止めでゲートが閉まっています。

ゲートからブナオ峠までは10kmの道のりです。

元々、歩くつもりで計画していたので問題ありません。

もし、車で通れると思って来て、通行止めだったら、やる気無くしますからね。

看板を見ると、工事期間が6月12日までとなっているので、もう少し遅ければ通れたかもしれません。

ここの標高が300か400メートル。

ブナオ峠は約1000メートル。

標高差700メートル程を登りながら、林道を10km歩きます。






しばらく歩くと、工事中の現場に出くわしました。

現在進行形で道路の整備が行われています。

歩いていて、それほど悪い状況ではなさそうだと思いましたが、それは整備した後だからでしょうか。






ここを除けば、車で通れそうです。

6月12日までに、ここも綺麗になり、通れるようになることでしょう。


10:30 ブナオ峠・大門山登山口





着きました。

休憩なしで、同じペースで歩き続けたので、タイムは1時間40分でした。

お腹が空いてきたので、なぎっち特製手作り弁当を半分食べることに。

今日は行動食を持参していないので辛い…。






このブナオ峠へは、石川県側の湯涌温泉方面から県境を越えて、刀利ダムを経由して来られる道があります。

ずいぶん前に、地図を見て道を発見し、ここを通れば白川郷へ行くための近道になる、とワクワクして行ってみたことがあります。

しかし、残念ながら、刀利ダムを通り、この道へ入ってすぐの所で巨大な落石に道を阻まれ引き返したことを覚えています。

ここへ来て分かりましたが、コンクリートのブロックが置かれており、車では通ることができません。

つまり、通年通り抜け不可能ということです。

落石等がなければ通れるのだと思っていました。

バイクや自転車なら、通れないこともないのかな。

しかし、酷道として有名な道です。

少し歩いてみましたが、残雪と倒木で、歩きでも辛そうでした。

今日はこっちの道を選んで正解。


10:40 登山開始





ここから本格的な登山。

大門山頂上までは2.7km。

登山道の距離としては短いです。

目安時間は1時間半となっています。






早速、歩きにくいです。

昨日の雨の影響か、道がぬかるんでいます。

そのまま上を歩くと、靴が吸い込まれるように沈んでしまうので、避けながら慎重に歩きます。






所々、雪が残っています。

雪の上を歩くような場面もあります。


11:30 分岐





大門山と赤摩木古(あかまっこ)山で分岐します。

ベンチあり。






雪の壁出現!

傾斜が45度くらいありそうです。

10メートル程上に登山道が続いており、登るしかなさそうです。

そのまま登ろうとしても急過ぎてダメだったので、横に生えている植物に掴まりながら必死に登ります。






無事に登れました!

まあ、滑り落ちたとしても死ぬことはないし、ただ楽しいだけだろうと思って登りました。






頂上らしき場所が見えてきました!


11:45 大門山山頂(標高1572メートル)





この˚大門山˚と書かれた字が素晴らしい。

バランスがよく、美しい。






頂上付近には雪が多く残っています。






休憩。

まあまあ良い所だ。

今日は他の登山者と一人も会っていない。

こんなの初めてだ。

まだ車で来ることが出来ないから当たり前か。

自分は変わり者だ。

鹿とは会いました。

それだけです。

登山道は全体的に荒れていて、倒れかけた木や、笹を掻き分けて進む場面が多かったです。。

ブナオ峠の標高が1000メートルなので、登山道の標高差は約600メートルとなります。

車で来ることが出来れば、距離も短いので比較的登りやすい山だと思います。

大笠山まで縦走もできるので、楽しめます。

分岐から赤摩木古山経由で大笠山に行くには4時間掛かります。

距離にして約7.5km。

結構、大変です。

いつか挑戦したいです。


12:15 下山開始


帰りは雪の傾斜面を尻で滑り、急斜面のためスピードが出過ぎてしまい、素手でブレーキを掛けるも制御できず、木に尻を強打してしまいました。

相当痛い。

アザになるだろう。

無茶なことはするべきではありませんね。


13:05 ブナオ峠


ここからが勝負です。

まだ林道歩きが10km残っています。

今日は足の裏の痛みが激しいです。

長距離アスファルトの上を歩いたせいです。

頑張ります!


14:55 ゲート


お疲れ様でした。

足の裏の痛みに耐えながらも、行きと同じペースで歩き続けました。

疲れた〜。

せっかくこの辺りまできたので、行くしかないでしょう、白川郷。






来ました!世界遺産に来ました!

定番の展望スポットにて。

白川郷に来るのはちょうど1年振り。

この景色は何度見てもいいですねー。

季節によって、印象も変わります。

その後、また寄り道。






桂湖です。

ここには大笠山の登山口があります。

下見で来ました。

ここまでの道は、道幅も広く、快適な道でした。

さっきの富山県道54号福光上平線のように、通れないということはなかったです。

安心。

橋からダム湖を見下ろすと、鯉が気持ちよさそうに泳いでいました。

この後、またまた寄り道。

大牧温泉観光旅館が気になっていて、一度見てみたいと思っていました。

大牧温泉は南砺市の庄川上流にある温泉旅館。

この大牧温泉観光旅館、普通の旅館ではありません。

なぜなら、船でしか行けないからです。

ダムの湖岸に存在し、道がありません。

まさに、秘境の温泉です。

Googleマップを頼りに近くまで行こうとしましたが、対岸の車道はトンネルに入り、旅館が見えません。

マップ上では、トンネルの横にも道が存在するのですが、車を降りて確かめると、草がボーボーで全然分かりません。

結局、大牧温泉観光旅館の姿は見られずに、幻となりました。

SUPでダム湖を漕いで行くしかないのかも。  

Posted by なぎっち at 22:06Comments(0)日本三百名山登山記

2015年06月01日

再び荒島岳へ

最近、天気の良い日が続いていましたが、山に登る元気がなかったので、今日は10日振りの登山となりました。

前日まで、どの山に登ろうか悩んでおり、候補は荒島岳と経ヶ岳の2つ。

荒島岳は10日前に登っていますが、経ヶ岳にはまだ登ったことがないし…。

荒島岳を候補に入れているのは、今日は同行者が居るためです。

相棒はどちらの山にも登ったことがありません。

自分の希望を聞いてもらい、一度は目的地を経ヶ岳に決定したものの、最終的には荒島岳に登りました。

その理由は…。

まず、今日の山行計画ですが、福井県勝山市の小原地区の登山口から小原ルートで赤兎山(標高1629メートル)まで登り、縦走し経ヶ岳(標高1625メートル)を目指す予定でした。

しかし、小原地区へ向かう林道へ入ると、わずか500メートル程進んだ地点で通行止めになっていました。

たまたま住民の方が近くに居たので、話を聞いてみると、この先の道を通って登山口まで歩いていくには2時間は掛かると言われました。

あとで調べて分かったことですが、登山口までは、10kmもの距離があります。

それを聞いて諦め、急遽、目的地を荒島岳に変更したのでした。

5月20日日本三百名山登山記ー荒島岳に登った時は、勝原ルートで登ったので、今日は中出ルートを選びました。

˚なかで˚と読んでしまいそうですが、違います。

もちろん、˚なかだし˚でもなく、正解は˚なかんで˚です。

これは間違えてしまいますね。

中出ルートの登山口までの道は分かりづらかったですが、案内の看板が数カ所設置されていたおかげで、迷うことなく辿り着くことができました。






駐車スペースは広めです。






比較的綺麗なトイレあり。

中も清潔に保たれており、こういう場所にあるトイレにしては珍しいなあと感じました。

快適に利用できます。






トイレ脇に、水が湧き出るシンクがありました。

ずっと流れっぱなしです。

さすが名水の街、大野。

電力は使わずに、高低差を利用して水を流していると書かれていました。

環境に配慮しており、素晴らしいです。

もちろん、飲用できます。

現地で清潔な水が補給できるのは嬉しいことです。

しかし、今日は水を持参していたので、必要ありませんでした。

帰りに使わせてもらいます。




そして…






足湯ならぬ、˚名水治足˚という名水に足を浸ける場所が設けられていました。

これも、帰りに利用させて頂きます。


コースタイム

9:40 中出駐車場

11:30 小荒島岳(標高1186メートル)

12:00 しゃくなげ平(合流)

12:50-13:50 荒島岳山頂(標高1523メートル)

16:30 下山・中出駐車場


大分、省略しましたが、こんな感じです。

合流地点である、しゃくなげ平から先は、勝原ルート、佐開ルートと共通になります。

小荒島岳には、中出ルートからしか行くことができません。

中出ルートのコースタイムの目安は3時間10分。

それと同じタイムでした。

全体的に急な坂が多く、キツく感じましたが、ペースを守り歩くことが出来ました。





チラッ






カッコイイ、ブルーメタリック色の虫  

Posted by なぎっち at 22:22Comments(0)トレッキング・登山