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Posted by naturum at

2015年07月25日

白山御前峰

今日は今年初の白山登山に行って参りました。

毎年恒例です。

去年は2回登りましたが、惜しくも白山頂上を目の前に、時間の関係上やむを得ず引き返したりと頂上には登っていませんでした。

そういえば。

どちらも一般的なルートとは異なる距離の長いルートで無茶な計画を立ててしまったことが原因です。

今年はしっかりと頂上まで登り景色を拝みたいので、一般的なルートを選択。

登山バス乗り場がある市ノ瀬に5時前に到着。

すごい車と人の数。

始発は5時なので、すぐにバス乗り場で並びますが、すでに長蛇の列ができていました。

しっかり数えたわけではないですが、150番目くらいに並んでいたと思います。

最初の便は最も人数が多くなるためか、3台のバスが待ち構えていました。

3台目のバスに乗り込むことができ、自分たちが乗ってすぐに締め切られていました。

ギリギリセーフ。

次は30分待ちでーす。と係の人がおっしゃっているのが聞こえたので、バスの発車は30分間隔の模様。

乗れてよかった。

登山で30分はけっこう大事な時間です。

無駄に30分を過ごさずに済んでよかったです。

バスで別当出合まで行き、5時30分頃登山開始。

登りは観光新道を選びました。

この観光新道は何度か登っているはずですが、あまり記憶にありません。

序盤はとても急でした。

何度か休憩を挟み、7時過ぎ殿ヶ池避難小屋に到着。

ここであることに気付きました。

今日は久しぶりに埃の被った一眼レフカメラを持参していました。

写真を撮ろうした時です。

カメラの電源を入れるとメモリーカードが入っていませんと液晶画面に表示され、撮れませんでした。

いつかも同じようなことがあったような…。

その時は電池パックを忘れていたっけ。

撮る意志がない証拠ですね。

しばらくカメラを使った記憶もありませんし、全く確認もしていませんでした。

撮る意志があれば、こんなミスは起こらないはず。

これではカメラがかわいそうですね。

まあ写真を撮るのが目的ではなく、山に登るのが目的なので今回はいいです。

いつもブログ用の写真を撮っているiPhoneを取り出し、撮影しようとすると、こちらは電源が入りません。

どうやら電池切れのようです。

こちらも確認不足。

今日の写真撮影は諦めました。

ということで、今回の記事は写真なしでお届けします。

写真がないと山の天気や状況など、文章力のない自分では伝えたいことが伝えられないので、簡潔に今日の行動を書きたいと思います。

時計を持ち歩いておらず、iPhoneも電池切れなので、正確な時間も余り確認しておりません。

8時30分頃に室堂に着いたはずです。

少し長めの休憩をし、白山最高峰である御前峰に登りました。

景色を満喫し、室堂まで下ります。

帰りは砂防新道で下りますが、この時点で時間はまだ10時30分くらいだったので、少し遠回りし南竜荘などがある南竜ヶ馬場へ寄りました。

ここは白山で唯一テント泊ができる場所でもあります。

ここの風景はとても好きだ。

今日は日帰りですが、いつか泊まりでゆったりと過ごしたい、そう思いました。

帰ろうとして歩き出すと、近くの沢に冷やされている大量のビールを発見。

しかも、アサヒスーパードライ!

いいな〜と思いながら盗み飲みたい気持ちを抑え、通り過ぎ下山しました。

14時30分頃、別当出合。

天候にも恵まれ、最高の1日となりました。

お疲れ様でした。  

Posted by なぎっち at 21:57Comments(0)日本三百名山登山記

2015年07月12日

日本三百名山登山記ー唐松岳

前回のブログ更新から約1ヶ月が経っていました。

あっという間です。

その間、アウトドアなことはほとんどしていませんが、昨日は久しぶりに山登りに行きました。

場所は三百名山に選ばれている唐松岳です。

いつもの登山は単独か初心者同士で登っていますが、この日は山登りの先輩に連れて行ってもらいました。

白馬八方尾根スキー場からリフトが運行しており、リフトを数本経由すると八方池山荘に辿り着きます。

スキー場一番下からゴンドラリフト「アダム」に乗れば計3本のリフトに乗ることになります。

しかし、スキー場敷地内を通る黒菱林道を通って黒菱第3ペアリフト乗り場のある黒菱駐車場まで車で行くことが出来るため、こちらを選びました。



リフトの運行開始時刻が7時30分。

それよりも20分程早く到着しましたが、駐車場にはたくさんの車が停まっており、リフト乗り場には順番待ちの列が出来ていました。

早速準備して自分たちも列に並びます。






まずは二人まで乗車可能なペアリフトに乗り、その後はグラートクワッドリフトというこちらは幅も広く、名前の通り4人乗れそうなリフトに乗ります。

ウィンタースポーツをしないので、リフトに乗るのは大分久しぶりでした。

ちなみに、両方合わせて往復の料金が1120円となっております。





黒菱第3ペアリフトを降りてからの景色。

ここまではリフトを乗らずに歩いて登れる道もあり、そこを歩く強者も何人か見かけました。

脚と時間に余裕のある方はリフトに乗らずに歩くのもありですね。

メリットとしては、リフトの運行が始まるよりも早い時間に登れることでしょうか。

次のリフトで八方池山荘まで上がるのですが、ここは自分が見た限り、歩いて登れる道が見当たりませんでした。

しかし、リフトに乗っていると、ちょうどリフトの通り道の下を歩いている方がいました。

恐らく、リフトの運行が始まる前に登り切る予定だったのが、遅れてしまい、そうなったのでしょう。

正直、危ないと思いました。

というのも、リフトに乗っていると足が斜面に着きそうな場面があったからです。

普通もっと地面と離れているのでは、と思いましたが、地形とリフトの仕様上仕方のないことなのかな。

冬の雪が積もった時はリフトと干渉しないのだろうか。

少し疑問に思いました。

リフトを降り、八方池山荘に着きました。

標高は1830メートル。

ここから歩き始めるのですが、しばらくは木道が続きます。

八方池山荘横と、しばらく進んだ先にトイレあり。

約1時間で八方池に到着

ここまでは登山装備がなくても来ることが可能。

ラフな格好で観光に来る方もいます。

しかし、この先は本格的な登山道となるため、山頂を目指す方はしっかり装備して臨みましょう。



八方池に映る白馬三山

ここは風の影響を受けやすく、少しの風で水面がなびいてしまい、水面に映る景色がぼやけてしまっています。

これでも十分綺麗ですが、条件が良ければもっと綺麗に鏡のように映るそうです。



迫力のある景色です。



白馬岳から白馬乗鞍岳へと連なっています。






唐松岳頂上山荘

前を通るとカレーのいい匂いが漂ってきて、食欲がそそられました。




五竜岳方面

唐松岳から南は、五竜岳、鹿島槍ヶ岳と続きます。


山頂まで、あと少し。




唐松岳頂上(標高2696メートル)



素晴らしい景色です。



360度大パノラマ。



どこを見ても良い。


唐松岳が三百名山で、その北は白馬岳、南に五竜岳、鹿島槍ヶ岳と百名山に挟まれています。

この差は何だろう。

この違いは何なのか。

他にも登ってみれば何か分かることがあるだろうか。

せめて唐松岳を二百名山にしてあげたいです。

こうして考えると、百名山にこだわる必要もないように思えてきました。

ただ、一つの基準として見るようにします。

自分なりの百名山を選出するのも面白いかもしれませんね。  

Posted by なぎっち at 22:07Comments(0)日本三百名山登山記

2015年06月13日

日本三百名山登山記ー金剛堂山

今日は日本二百名山にも選ばれている金剛堂山に登ります。

金剛堂山は富山県にあり、富山市と南砺市にまたがっています。

ルートは栃谷ルートと東俣ルートの2つがあり、今回は栃谷ルートから登ります。



登山口に着きました。

駐車スペースは広く、今日は土曜日なので車多めです。







ここで水が汲めます。



11:00 登山開始

今日は家を出るのが遅れたので、こんな時間になりました。

登山口の標高は773メートル。

目指す金剛堂山の標高は1638メートル。

標高差約900メートル、距離5kmの道のりです。

まず、駐車場から川に架かる小さな橋を渡ります。



そして、登山道に入ります。

登山道の側に支流である小さな沢が流れていて、一度渡渉しなければなりません。

川の幅も狭く、石の上を歩けるので心配ないのですが、少し濡れてしまいました。

登り始めた時間が遅かったので、自分が一番最後の登山者のようです。

最初の方は急と言う程でもないですが、登りが続きます。

途中から平坦な道もあり、後半は緩やかな道が続きました。




ビッグなカエルが登山道の真ん中にいてビックリ。

踏みそうになり、思わず声を上げてしまった。

色がおぞましい。

体長15センチはある。

もし踏んでしまったら、責任をとって食べましょう。

たしか、毒を持っていたっけ。



ご親切に1kmごとに標識があります。





上の方まで行くと、視界が開けた気持ちのいい道を通ります。


12:20-12:30 金剛堂山(標高1638メートル)

あっという間に着きました。

整備されていて歩きやすい道だったので、調子が良かったです。

頂上にはそこそこのスペースがあるのですが、登山客が20人以上いるため大混雑です。

ツアーでもないのにこんなに人がいるのは珍しい。

それだけ人気がある山なんですね。

昼時で一番登頂する人が多い時間帯です。



金剛堂山には3つのピークがあり、ここが前金剛と呼ばれていて、この先中金剛、奥金剛と続きます。

中金剛が一番標高が高く、1650メートルです。

しかし、一般的に金剛堂山と呼ばれるのは、一等三角点があるこの前金剛です。

中金剛まで行こうか迷いましたが、今日は半ズボンで先の道は笹が邪魔だったので止めました。

頂上の残っているスペースも僅かなで、途中で追い抜いた登山者が次々と来るので、早々に引き返します。



またカエルがいました。

親子なのか、背中にカエルを乗せています。

たまにこんな奴を見掛けます。

何でだろうと前から疑問に思っていたので調べてみました。

親子ではなく、オスとメスらしい。

大きいのがメスで、上に乗っているのがオス。

オスが「こいつは自分の物だ〜」とメスの上に乗って主張しているとか。

これから交尾しようとしていると思えば納得できますね。



13:40 登山口

ほとんど休憩をとらなかったので、全行程2時間半でした。

900メートルの標高差はあまり感じられませんでした。

なんか物足りない。

本当はここから車で移動して、近くの白木峰にも登ろうと計画していましたが、起きるのが遅かったので諦めました。

このまま帰ります。



〜温泉情報〜

・天竺温泉の郷
時間10:00〜2100
毎週水曜日定休日
料金600円(大人)

日帰り入浴ができる宿泊施設です。
サウナ、露天風呂あり。
  

Posted by なぎっち at 19:38Comments(0)日本三百名山登山記

2015年06月04日

日本三百名山登山記ー大門山

今日は大門山に登りました。

大門山は石川県と富山県の境にある山で、標高1572メートルです。

日本三百名山に選定されています。

別名「加賀富士」。

大門山は石川県の山として登山ガイドに載っていますが、登山口は富山県側のみ。

富山県道54号福光上平線を通って、登山口のあるブナオ峠を目指します。


8:50 ゲート前





予想通り、通行止めでゲートが閉まっています。

ゲートからブナオ峠までは10kmの道のりです。

元々、歩くつもりで計画していたので問題ありません。

もし、車で通れると思って来て、通行止めだったら、やる気無くしますからね。

看板を見ると、工事期間が6月12日までとなっているので、もう少し遅ければ通れたかもしれません。

ここの標高が300か400メートル。

ブナオ峠は約1000メートル。

標高差700メートル程を登りながら、林道を10km歩きます。






しばらく歩くと、工事中の現場に出くわしました。

現在進行形で道路の整備が行われています。

歩いていて、それほど悪い状況ではなさそうだと思いましたが、それは整備した後だからでしょうか。






ここを除けば、車で通れそうです。

6月12日までに、ここも綺麗になり、通れるようになることでしょう。


10:30 ブナオ峠・大門山登山口





着きました。

休憩なしで、同じペースで歩き続けたので、タイムは1時間40分でした。

お腹が空いてきたので、なぎっち特製手作り弁当を半分食べることに。

今日は行動食を持参していないので辛い…。






このブナオ峠へは、石川県側の湯涌温泉方面から県境を越えて、刀利ダムを経由して来られる道があります。

ずいぶん前に、地図を見て道を発見し、ここを通れば白川郷へ行くための近道になる、とワクワクして行ってみたことがあります。

しかし、残念ながら、刀利ダムを通り、この道へ入ってすぐの所で巨大な落石に道を阻まれ引き返したことを覚えています。

ここへ来て分かりましたが、コンクリートのブロックが置かれており、車では通ることができません。

つまり、通年通り抜け不可能ということです。

落石等がなければ通れるのだと思っていました。

バイクや自転車なら、通れないこともないのかな。

しかし、酷道として有名な道です。

少し歩いてみましたが、残雪と倒木で、歩きでも辛そうでした。

今日はこっちの道を選んで正解。


10:40 登山開始





ここから本格的な登山。

大門山頂上までは2.7km。

登山道の距離としては短いです。

目安時間は1時間半となっています。






早速、歩きにくいです。

昨日の雨の影響か、道がぬかるんでいます。

そのまま上を歩くと、靴が吸い込まれるように沈んでしまうので、避けながら慎重に歩きます。






所々、雪が残っています。

雪の上を歩くような場面もあります。


11:30 分岐





大門山と赤摩木古(あかまっこ)山で分岐します。

ベンチあり。






雪の壁出現!

傾斜が45度くらいありそうです。

10メートル程上に登山道が続いており、登るしかなさそうです。

そのまま登ろうとしても急過ぎてダメだったので、横に生えている植物に掴まりながら必死に登ります。






無事に登れました!

まあ、滑り落ちたとしても死ぬことはないし、ただ楽しいだけだろうと思って登りました。






頂上らしき場所が見えてきました!


11:45 大門山山頂(標高1572メートル)





この˚大門山˚と書かれた字が素晴らしい。

バランスがよく、美しい。






頂上付近には雪が多く残っています。






休憩。

まあまあ良い所だ。

今日は他の登山者と一人も会っていない。

こんなの初めてだ。

まだ車で来ることが出来ないから当たり前か。

自分は変わり者だ。

鹿とは会いました。

それだけです。

登山道は全体的に荒れていて、倒れかけた木や、笹を掻き分けて進む場面が多かったです。。

ブナオ峠の標高が1000メートルなので、登山道の標高差は約600メートルとなります。

車で来ることが出来れば、距離も短いので比較的登りやすい山だと思います。

大笠山まで縦走もできるので、楽しめます。

分岐から赤摩木古山経由で大笠山に行くには4時間掛かります。

距離にして約7.5km。

結構、大変です。

いつか挑戦したいです。


12:15 下山開始


帰りは雪の傾斜面を尻で滑り、急斜面のためスピードが出過ぎてしまい、素手でブレーキを掛けるも制御できず、木に尻を強打してしまいました。

相当痛い。

アザになるだろう。

無茶なことはするべきではありませんね。


13:05 ブナオ峠


ここからが勝負です。

まだ林道歩きが10km残っています。

今日は足の裏の痛みが激しいです。

長距離アスファルトの上を歩いたせいです。

頑張ります!


14:55 ゲート


お疲れ様でした。

足の裏の痛みに耐えながらも、行きと同じペースで歩き続けました。

疲れた〜。

せっかくこの辺りまできたので、行くしかないでしょう、白川郷。






来ました!世界遺産に来ました!

定番の展望スポットにて。

白川郷に来るのはちょうど1年振り。

この景色は何度見てもいいですねー。

季節によって、印象も変わります。

その後、また寄り道。






桂湖です。

ここには大笠山の登山口があります。

下見で来ました。

ここまでの道は、道幅も広く、快適な道でした。

さっきの富山県道54号福光上平線のように、通れないということはなかったです。

安心。

橋からダム湖を見下ろすと、鯉が気持ちよさそうに泳いでいました。

この後、またまた寄り道。

大牧温泉観光旅館が気になっていて、一度見てみたいと思っていました。

大牧温泉は南砺市の庄川上流にある温泉旅館。

この大牧温泉観光旅館、普通の旅館ではありません。

なぜなら、船でしか行けないからです。

ダムの湖岸に存在し、道がありません。

まさに、秘境の温泉です。

Googleマップを頼りに近くまで行こうとしましたが、対岸の車道はトンネルに入り、旅館が見えません。

マップ上では、トンネルの横にも道が存在するのですが、車を降りて確かめると、草がボーボーで全然分かりません。

結局、大牧温泉観光旅館の姿は見られずに、幻となりました。

SUPでダム湖を漕いで行くしかないのかも。  

Posted by なぎっち at 22:06Comments(0)日本三百名山登山記

2015年05月20日

日本三百名山登山記ー荒島岳

今日は4時に起床。

この時期、花粉症に悩まされていて、鼻づまりで何度も目が覚めてしまいます。

今日、荒島岳に行くと決めていたので、準備して出発。

荒島岳は福井県にある、標高1523mの山で、日本百名山です。

いつも気軽に登っている、1000m以下の山とは違い、先月は死亡者も出ているので、気を引き締めて臨みます。

今日は4つあるコースの内、勝原ルートで登ります。

勝原ルートの登山口は、廃業したスキー場、カドハラスキー場にあります。

(かつはら)だと思っていましたが、(かどはら)と読むんですね。

もし、他の登山者との会話で、「どこから登って来られたんですか❓」と聞かれ、「かつはらです。」と言ったら恥をかいてしまいますね。

間違えないように気をつけないと。




7:40 カドハラスキー場跡到着





広い駐車スペースで、使えるトイレもちゃんとあります。

駐車してある車は4、5台。


7:50 登山開始

いきなり、急な坂道を登ります。

その先も急な道が続きます。

ここまではスキー場の敷地内らしく、登り終えるとリフトか何かの跡があります。

ここに、登山口の標識があり、本格的な登山道に入ります。

粘土質の土で、昨日の雨の影響か、道がドロドロになっています。

まるで、うんこの上を踏みながら、ずっと歩き続けているような感覚です。

下品な例えで申し訳ありません。

うんこではないので、においはなく、それほど不快ではありませんが、滑りやすく、歩きにくいです。


8:40 白山ベンチ




標高は約935mと書いてあります。

空腹を感じ始めていたので、10分ほど休憩。

今日は歩きながら食べられる行動食を持ってきていないので、主食の自家製山菜おこわをザックから取り出し、少しだけ食べる。

空腹が満たされたところで、行動再開。

しばらく進むと、他の中出ルートとの合流地点に着きました。





荒島岳山頂まで、あと1.5km。

もう少しだ。

あと2.0kmという看板も手前で見かけ、そこからカウントダウンが始まりました。





途中でコシアブラを発見!

山菜を採りにここまで登ってくる人もいないと思うので、手付かずで成長しています。

今日は山菜を探す気はなかったのですが、周辺を探してみることに。

新芽をいくつかゲットできました。

コシアブラの木は樹高が高くなるので、芽が上の方にある場合があります。

でも、枝が柔らかいので、簡単に手前に引き寄せて芽を採ることができます。

楽しいです。

標高1000mを超えていてもありますね〜コシアブラ。

山頂までは、探しながら歩きます。






前荒島岳






中荒島岳



そして…


10:00 荒島岳山頂





山頂には大勢の登山者が集まっています。

仕切っている方がいたので、ツアーでしょう。

その他に、自分を含めた数名の単独登山者もいます。

人気のある山なんですね。

百名山だけあって、眺望も素晴らしいです。

360℃大パノラマ。

天候にも恵まれており、雪の残る白山もはっきりと見えます。

こちら側から見る白山は新鮮ですね。

よく山頂で見かける、山々の名前が記された方位盤も設置してあります。

2012年建立とあったので、比較的新しく、カラーで見やすいです。

実際の景色と比べて、あれが〜山かあ、と楽しめます。

近くに、同じくらいの標高の経ヶ岳も確認できます。












感動しました。

名残惜しいですが、下山します。

しっかりと、脳内とカメラに、この景色を焼き付けます。


10:40 下山開始。


12:20 登山口・駐車場


スキー場内の、駐車場まで下っていく急な坂では、膝の痛みが出てきました。

距離も短かったので大丈夫だったのですが、こういう時は痛くならないように、いろいろな歩き方を試したくなります。

結果。

《後ろ向きに歩けば痛くならない。》

です。

逆に危ないですね。

くれぐれも真似しないように!


せっかく福井県大野市まで来たので、帰りは大野城の近くにある、御清水に行きました。

これも読み方注意!

(おしみず)でも(おきよみず)でもなく、この場合、(おしょうず)と読みます。

湧き水のスポットではよく、清水(しょうず)の名が付いています。

百名山の次は、名水百選です。

今日訪れた御清水については、次の記事で詳しく書くことにします。



つ・づ・く  

Posted by なぎっち at 17:39Comments(0)日本三百名山登山記

2015年05月09日

日本三百名山登山記ー医王山

今日から数年掛けて、日本三百名山の登頂を目指すことにしました。

日本百名山は有名ですね。

石川県加賀市出身の登山家だった深田久弥さんにより定められた、日本の100の山。

後に、200の山が加えられた三百名山ができました。

日本二百名山というのもあります。

三百名山の中には、すでに登頂した山もあります。

といっても、白山と立山だけですが。

それらの山には再び登るので、ゼロからのスタートです。

まずは近場から攻めようと思い、早速、登ってきました。

記念すべき1山目は医王山(いおうぜん)。

石川県と富山県の境にある、標高939mの山です。

医王山に登るための登山口はいくつかあります。

標高の低い山なので、頂上近くの夕霧峠まで車で行くことができます。

夕霧峠から奥医王山までのコースタイムの目安は約30分。

それだと歩く距離も短く、すぐに登頂できてしまうので、達成感がありません。

医王の里という場所に車を停めて、そこからスタートします。


10:30 医王の里

4月28日にも、登りに来ました。

なぎっち VS. WILD:医王山

その時は、医王の里近くの登山口から登って白兀山まで行きましたが、その時の登山道の状態が酷かったので、今日は道路を通って奥医王山の登山口を目指します。

前回、しらがくびの所でコーンが設置されており、車は通行止めとなっていましたが…




今日はコーンがどかされ、車も通っていました。

いいのかな❓

この先しばらく進み、夕霧峠の手前700mくらいの所で、道路に雪が現れました。





車では通れないので、来た車はここで引き返していきます。

バイクなら通れそうです。

雪を通過し、夕霧峠の展望台が見えてきました。


11:20 夕霧峠展望台





奥医王山への登山口もここにあります。





自分は道路を歩いてきたので、ここからが登山となるわけですが、見上峠や医王の里、西尾平の登山口から登山を開始した場合は、白兀山山頂を経由して、稜線を進むと、この夕霧峠の展望台前に出て、一度道路に降りてから再び奥医王山の登山口に入ります。

少し展望台で休憩してから登山開始。


11:30 登山口

いきなり急な階段を登ります。

たしか、288段だったか。

すぐに息が切れ始めます。

意外と辛い。


11:55 奥医王山頂上(標高939m)





やはり、すぐに着いてしまった。

三百名山の中で、最も簡単に登れるのではないだろうか。

ここで登頂の証である記念写真をどう撮ろうか悩む。

せっかくの三百名山だし、登頂した写真には統一感を出したい。

そこで、山頂にある、標高を記した標識を含めた自分撮りを試みる。

だが、自分の顔が写った写真はブログには載せにくい。

画像編集ソフトで自分の顔を加工するのも面倒だし。

この問題は、一旦、保留にします。


12:10 下山開始


12:20 登山口

今日はここまで歩いてくる間、ずっと山菜を探していました。

タラの芽をいくつか見つけることができました。

道路沿いにあったものは、ほとんど採られた後でした。

まだ諦めきれずにいたので、イオックス・アローザ裏の富山県南砺市側の道を歩きます。





落石と残雪が多く人は通らないような道。

もし、タラの芽があれば、手付かずで、ここは穴場になるかもしれない。

そう思い、歩き続けると、いい感じのたらの木をいくつも発見。

しかし、どれも成長しており、採ることはできません。

予想通り手付かずの状態だけど、成長していては意味がありません。

遅かったか…。

来年は早めに来てみようと思います。





夕霧峠からイオックス・アローザのゴンドラ頂上まで歩きました。


<イオックス・アローザ情報>

5月の週末はゴンドラ運行しています。

ゴンドラ頂上にあるレストラン、ワイスホルンも営業中でした。


〜山菜採りについて〜

まだまだ山菜採り初心者ですが、山菜採りのポイントを紹介します。

道路沿いに生えているものは、ほとんど採った後で、タラの木も寂しい状態になっています。

タラの木からはいくつかの芽が生えるのですが、採るのは一番上の頂芽だけ。

全部採ってしまうと、その木はすぐに枯れてしまうからです。

2番芽は残すようにします。

コシアブラも同様です。

山菜採りをされている方は年配の方が多いです。

ほとんどの方は車で移動していて、車で行ける範囲で行動されている方が多いです。

なので、この時期通行止め等で、車で入っていけないような道は穴場です。

以上、自分の短い経験上での話でした。


帰り道、山菜を採りながら歩いていると、自分が山菜採りを始めるきっかけとなった、倉ケ岳で山菜採りを教えてくれた師匠夫婦に再会しました。

まさかの再会にお互いビックリ。

山菜談議を交わし、「またどこかでお会いするかもしれませんね」と話し、お別れしました。

山を登っていると、他の人と挨拶を交わし、会話することが数多くあります。

最後に「またお会いしましたら…」と言うことがありますが、もう二度と会う機会がないことがほとんどだと思います。

一期一会ですね。

失礼ですが、顔を覚えていないということも、正直あると思います。

今日、あの時間、あの場所を歩いていなければ、師匠夫婦と会うことはありませんでした。

それは、すごい確率だと思います。

縁があれば、こういうこともあるんだと実感しました。

他にも、今日会って話した方と、帰り道に再び会い、その方は車だったのですが、「下まで乗って行きますか❓」と声を掛けて下さりました。

嬉しいことです。

人との出会いは大切にしないといけないですね。

感謝です。


13:50 医王の里


山に登るたびに、次々と新しい山登りの計画が浮かびます。

次はどこにしようか❓

そう考える時間も楽しいです。

三百名山を制覇することを目標に決めた訳ですが、それにこだわらず、登りたい山に登ろうと思います。

まずは石川県の山を制覇したいです。  

Posted by なぎっち at 19:09Comments(0)日本三百名山登山記