2015年06月04日
日本三百名山登山記ー大門山
今日は大門山に登りました。
大門山は石川県と富山県の境にある山で、標高1572メートルです。
日本三百名山に選定されています。
別名「加賀富士」。
大門山は石川県の山として登山ガイドに載っていますが、登山口は富山県側のみ。
富山県道54号福光上平線を通って、登山口のあるブナオ峠を目指します。
8:50 ゲート前

予想通り、通行止めでゲートが閉まっています。
ゲートからブナオ峠までは10kmの道のりです。
元々、歩くつもりで計画していたので問題ありません。
もし、車で通れると思って来て、通行止めだったら、やる気無くしますからね。
看板を見ると、工事期間が6月12日までとなっているので、もう少し遅ければ通れたかもしれません。
ここの標高が300か400メートル。
ブナオ峠は約1000メートル。
標高差700メートル程を登りながら、林道を10km歩きます。

しばらく歩くと、工事中の現場に出くわしました。
現在進行形で道路の整備が行われています。
歩いていて、それほど悪い状況ではなさそうだと思いましたが、それは整備した後だからでしょうか。

ここを除けば、車で通れそうです。
6月12日までに、ここも綺麗になり、通れるようになることでしょう。
10:30 ブナオ峠・大門山登山口

着きました。
休憩なしで、同じペースで歩き続けたので、タイムは1時間40分でした。
お腹が空いてきたので、なぎっち特製手作り弁当を半分食べることに。
今日は行動食を持参していないので辛い…。

このブナオ峠へは、石川県側の湯涌温泉方面から県境を越えて、刀利ダムを経由して来られる道があります。
ずいぶん前に、地図を見て道を発見し、ここを通れば白川郷へ行くための近道になる、とワクワクして行ってみたことがあります。
しかし、残念ながら、刀利ダムを通り、この道へ入ってすぐの所で巨大な落石に道を阻まれ引き返したことを覚えています。
ここへ来て分かりましたが、コンクリートのブロックが置かれており、車では通ることができません。
つまり、通年通り抜け不可能ということです。
落石等がなければ通れるのだと思っていました。
バイクや自転車なら、通れないこともないのかな。
しかし、酷道として有名な道です。
少し歩いてみましたが、残雪と倒木で、歩きでも辛そうでした。
今日はこっちの道を選んで正解。
10:40 登山開始

ここから本格的な登山。
大門山頂上までは2.7km。
登山道の距離としては短いです。
目安時間は1時間半となっています。

早速、歩きにくいです。
昨日の雨の影響か、道がぬかるんでいます。
そのまま上を歩くと、靴が吸い込まれるように沈んでしまうので、避けながら慎重に歩きます。

所々、雪が残っています。
雪の上を歩くような場面もあります。
11:30 分岐

大門山と赤摩木古(あかまっこ)山で分岐します。
ベンチあり。

雪の壁出現!
傾斜が45度くらいありそうです。
10メートル程上に登山道が続いており、登るしかなさそうです。
そのまま登ろうとしても急過ぎてダメだったので、横に生えている植物に掴まりながら必死に登ります。

無事に登れました!
まあ、滑り落ちたとしても死ぬことはないし、ただ楽しいだけだろうと思って登りました。

頂上らしき場所が見えてきました!
11:45 大門山山頂(標高1572メートル)

この˚大門山˚と書かれた字が素晴らしい。
バランスがよく、美しい。

頂上付近には雪が多く残っています。

休憩。
まあまあ良い所だ。
今日は他の登山者と一人も会っていない。
こんなの初めてだ。
まだ車で来ることが出来ないから当たり前か。
自分は変わり者だ。
鹿とは会いました。
それだけです。
登山道は全体的に荒れていて、倒れかけた木や、笹を掻き分けて進む場面が多かったです。。
ブナオ峠の標高が1000メートルなので、登山道の標高差は約600メートルとなります。
車で来ることが出来れば、距離も短いので比較的登りやすい山だと思います。
大笠山まで縦走もできるので、楽しめます。
分岐から赤摩木古山経由で大笠山に行くには4時間掛かります。
距離にして約7.5km。
結構、大変です。
いつか挑戦したいです。
12:15 下山開始
帰りは雪の傾斜面を尻で滑り、急斜面のためスピードが出過ぎてしまい、素手でブレーキを掛けるも制御できず、木に尻を強打してしまいました。
相当痛い。
アザになるだろう。
無茶なことはするべきではありませんね。
13:05 ブナオ峠
ここからが勝負です。
まだ林道歩きが10km残っています。
今日は足の裏の痛みが激しいです。
長距離アスファルトの上を歩いたせいです。
頑張ります!
14:55 ゲート
お疲れ様でした。
足の裏の痛みに耐えながらも、行きと同じペースで歩き続けました。
疲れた〜。
せっかくこの辺りまできたので、行くしかないでしょう、白川郷。

来ました!世界遺産に来ました!
定番の展望スポットにて。
白川郷に来るのはちょうど1年振り。
この景色は何度見てもいいですねー。
季節によって、印象も変わります。
その後、また寄り道。

桂湖です。
ここには大笠山の登山口があります。
下見で来ました。
ここまでの道は、道幅も広く、快適な道でした。
さっきの富山県道54号福光上平線のように、通れないということはなかったです。
安心。
橋からダム湖を見下ろすと、鯉が気持ちよさそうに泳いでいました。
この後、またまた寄り道。
大牧温泉観光旅館が気になっていて、一度見てみたいと思っていました。
大牧温泉は南砺市の庄川上流にある温泉旅館。
この大牧温泉観光旅館、普通の旅館ではありません。
なぜなら、船でしか行けないからです。
ダムの湖岸に存在し、道がありません。
まさに、秘境の温泉です。
Googleマップを頼りに近くまで行こうとしましたが、対岸の車道はトンネルに入り、旅館が見えません。
マップ上では、トンネルの横にも道が存在するのですが、車を降りて確かめると、草がボーボーで全然分かりません。
結局、大牧温泉観光旅館の姿は見られずに、幻となりました。
SUPでダム湖を漕いで行くしかないのかも。
大門山は石川県と富山県の境にある山で、標高1572メートルです。
日本三百名山に選定されています。
別名「加賀富士」。
大門山は石川県の山として登山ガイドに載っていますが、登山口は富山県側のみ。
富山県道54号福光上平線を通って、登山口のあるブナオ峠を目指します。
8:50 ゲート前

予想通り、通行止めでゲートが閉まっています。
ゲートからブナオ峠までは10kmの道のりです。
元々、歩くつもりで計画していたので問題ありません。
もし、車で通れると思って来て、通行止めだったら、やる気無くしますからね。
看板を見ると、工事期間が6月12日までとなっているので、もう少し遅ければ通れたかもしれません。
ここの標高が300か400メートル。
ブナオ峠は約1000メートル。
標高差700メートル程を登りながら、林道を10km歩きます。

しばらく歩くと、工事中の現場に出くわしました。
現在進行形で道路の整備が行われています。
歩いていて、それほど悪い状況ではなさそうだと思いましたが、それは整備した後だからでしょうか。

ここを除けば、車で通れそうです。
6月12日までに、ここも綺麗になり、通れるようになることでしょう。
10:30 ブナオ峠・大門山登山口

着きました。
休憩なしで、同じペースで歩き続けたので、タイムは1時間40分でした。
お腹が空いてきたので、なぎっち特製手作り弁当を半分食べることに。
今日は行動食を持参していないので辛い…。

このブナオ峠へは、石川県側の湯涌温泉方面から県境を越えて、刀利ダムを経由して来られる道があります。
ずいぶん前に、地図を見て道を発見し、ここを通れば白川郷へ行くための近道になる、とワクワクして行ってみたことがあります。
しかし、残念ながら、刀利ダムを通り、この道へ入ってすぐの所で巨大な落石に道を阻まれ引き返したことを覚えています。
ここへ来て分かりましたが、コンクリートのブロックが置かれており、車では通ることができません。
つまり、通年通り抜け不可能ということです。
落石等がなければ通れるのだと思っていました。
バイクや自転車なら、通れないこともないのかな。
しかし、酷道として有名な道です。
少し歩いてみましたが、残雪と倒木で、歩きでも辛そうでした。
今日はこっちの道を選んで正解。
10:40 登山開始

ここから本格的な登山。
大門山頂上までは2.7km。
登山道の距離としては短いです。
目安時間は1時間半となっています。

早速、歩きにくいです。
昨日の雨の影響か、道がぬかるんでいます。
そのまま上を歩くと、靴が吸い込まれるように沈んでしまうので、避けながら慎重に歩きます。

所々、雪が残っています。
雪の上を歩くような場面もあります。
11:30 分岐

大門山と赤摩木古(あかまっこ)山で分岐します。
ベンチあり。

雪の壁出現!
傾斜が45度くらいありそうです。
10メートル程上に登山道が続いており、登るしかなさそうです。
そのまま登ろうとしても急過ぎてダメだったので、横に生えている植物に掴まりながら必死に登ります。

無事に登れました!
まあ、滑り落ちたとしても死ぬことはないし、ただ楽しいだけだろうと思って登りました。

頂上らしき場所が見えてきました!
11:45 大門山山頂(標高1572メートル)

この˚大門山˚と書かれた字が素晴らしい。
バランスがよく、美しい。

頂上付近には雪が多く残っています。

休憩。
まあまあ良い所だ。
今日は他の登山者と一人も会っていない。
こんなの初めてだ。
まだ車で来ることが出来ないから当たり前か。
自分は変わり者だ。
鹿とは会いました。
それだけです。
登山道は全体的に荒れていて、倒れかけた木や、笹を掻き分けて進む場面が多かったです。。
ブナオ峠の標高が1000メートルなので、登山道の標高差は約600メートルとなります。
車で来ることが出来れば、距離も短いので比較的登りやすい山だと思います。
大笠山まで縦走もできるので、楽しめます。
分岐から赤摩木古山経由で大笠山に行くには4時間掛かります。
距離にして約7.5km。
結構、大変です。
いつか挑戦したいです。
12:15 下山開始
帰りは雪の傾斜面を尻で滑り、急斜面のためスピードが出過ぎてしまい、素手でブレーキを掛けるも制御できず、木に尻を強打してしまいました。
相当痛い。
アザになるだろう。
無茶なことはするべきではありませんね。
13:05 ブナオ峠
ここからが勝負です。
まだ林道歩きが10km残っています。
今日は足の裏の痛みが激しいです。
長距離アスファルトの上を歩いたせいです。
頑張ります!
14:55 ゲート
お疲れ様でした。
足の裏の痛みに耐えながらも、行きと同じペースで歩き続けました。
疲れた〜。
せっかくこの辺りまできたので、行くしかないでしょう、白川郷。

来ました!世界遺産に来ました!
定番の展望スポットにて。
白川郷に来るのはちょうど1年振り。
この景色は何度見てもいいですねー。
季節によって、印象も変わります。
その後、また寄り道。

桂湖です。
ここには大笠山の登山口があります。
下見で来ました。
ここまでの道は、道幅も広く、快適な道でした。
さっきの富山県道54号福光上平線のように、通れないということはなかったです。
安心。
橋からダム湖を見下ろすと、鯉が気持ちよさそうに泳いでいました。
この後、またまた寄り道。
大牧温泉観光旅館が気になっていて、一度見てみたいと思っていました。
大牧温泉は南砺市の庄川上流にある温泉旅館。
この大牧温泉観光旅館、普通の旅館ではありません。
なぜなら、船でしか行けないからです。
ダムの湖岸に存在し、道がありません。
まさに、秘境の温泉です。
Googleマップを頼りに近くまで行こうとしましたが、対岸の車道はトンネルに入り、旅館が見えません。
マップ上では、トンネルの横にも道が存在するのですが、車を降りて確かめると、草がボーボーで全然分かりません。
結局、大牧温泉観光旅館の姿は見られずに、幻となりました。
SUPでダム湖を漕いで行くしかないのかも。