2015年06月15日
白山市ノ瀬〜赤兎山〜杉峠周回コース
前から気になっていた赤兎山に行ってきました。
せっかく赤兎山に行くので、ついでに経ヶ岳まで行ってみよう!という計画でした。
8時に市ノ瀬に到着しました。

車は3台ほど停まっています。
別山にでも行っているのだろうか。
ちなみに別当出合まで通行可能になっていました。
ここに車を停めて歩いてもいいのですが、赤兎山へ登る登山口は遠いので、車で行けるかどうかまずは確かめてみます。
市ノ瀬より約1.5km手前の三ッ谷橋まで戻ります。

橋の横に林道の入り口があります。
ネットで調べたら、途中まで車で行けるらしいので進んでみます。
道は荒れた砂利道で、凸凹で段差もあり、車の底を擦りそうです。
普通の車では厳しいと判断し、50m進んだところでバックして引き返します。
川を挟んで反対側の橋の横にスペースがあったので、そこに車を止めました。
すると、工事車両のトラックが2台、さっきの林道に入って行きました。
すぐにバックで出て良かったー。
あのまま進んでいたら迷惑になっていたでしょう。
その後はしっかりとロープが張られ通行止めとなっていました。

8:30 三ッ谷橋 林道歩き開始
地形図を見る限り、登山口までは約4km。
ひたすら川沿いの道を歩きます。
堰堤がいくつもあります。

ヘリポートがある。
8:45

分岐点に来ました。
小原峠に向かう登山口があるのは、右の西俣谷川沿いの道です。
左に行くと杉峠に向かう登山口があります。
右に進んでまだまだ歩きます。

密漁取締中。
ここより上流は禁漁区間となっているそうです。
イワナはいるんでしょうか。
川を覗くも目視では確認できず。

後半は急な坂道です。
坂道を登り続けると工事現場に出ました。
工事のおっちゃんに挨拶して通り過ぎると、後ろから声を掛けられました。
「赤兎山に行くんだったらこっちだよ」と道を教えてもらいました。
登山道に行くには川を渡らないといけないらしく、それを知らずに真っ直ぐ歩き続けていました。
地図を見ながら歩いていたけど気づかなかった…。

9:25 登山口

越前禅定道小原峠と書かれています。
登山道に入るといきなり急登です。
登り終え林の中に入って行くと、分岐なのか道が分かれており、どっちも進んでみましたが立入禁止の看板もあり、道を見失いました。
道を探してさまよってみたけど、やっぱり道はありません。
地図を見ると、川沿いに登山道があるのでこっちは違うみたい。
登山道に入ってすぐに分岐があったことを思い出す。

そこには川上御前と書いてあったので、聞いたこともないし違うだろうと思っていた。
そっちが正解だったんだ。
せっかく登った急な道を下る。
そんなこんなで30分のロス。
気を取り直して、正しい道を進む。
10:00 川上御前

合掌。

雪渓が残っており、上を歩きます。
何度も川を横切らなければならず、迷いそうな道です。

10:30-10:40 小原峠
勝山の小原地区から登る登山道とここで合流します。
人が居たので写真無し。
小原から登ってきたグループと会い話していると、6月1日に通れなかった小原の林道は、一昨日から通行可能になったようです。
そのためか30台も車が停まっていたそうです。
そして、その林道は私有地らしく有料道路でもないのに300円の通行料をとられたとか。
赤兎山に登るには小原からの道が最も近いです。
市ノ瀬から登るのは自分くらいでした。
赤兎山まであともう少し。

大舟山方面への分岐。
大船山を越えた先に福井県の経ヶ岳があります。
予定では赤兎山に登った後、ここから経ヶ岳を目指すつもりでしたが、時間にそれほど余裕もないので諦めました。
11:00 赤兎山

頂上のスペースは狭いです。
4人程先客のグループが居て、どんどん人が増えていきます。
ゆっくりできないので、少し離れた避難小屋に避難します。

遠くに見えます。
赤兎山から避難小屋までは木道で、周りの眺望もよく、歩いていてとても気持ちのいい道です。
これがずっと続けばいいのに…。
11:20-11:40 赤兎山避難小屋

休憩。
小屋の中を覗くとトイレがありました。
使用しませんが。
今日は経ヶ岳に行くのを諦めたので、この後どうしようか考えます。
来た道を戻るのも面白くないので、杉峠まで行って下る周回コースとしました。
赤兎山頂上にあった標識によると、杉峠までは9kmあるそうです。
小屋から杉峠までの道は、アップダウンがあり、歩きにくい道でした。

通る人も少ない道なので、整備されていないのでしょうか。
倒木や木の枝が邪魔で、何度も体勢を低くし屈まなければならない。
しかも、その下を通るたびに蜘蛛の巣や毛虫に引っ掛かる。
とても不快です。
これは登山する上で避けられないことなのでしょうがないですが。
体にくっ付いた毛虫を何匹取り除いたことか。
小屋を過ぎた後の短い区間は白山を眺められたのですが、すぐに林の中に入って見通しが悪くなり、周りの景色が全然見えません。
残念…。
13:10 杉峠分岐

やっと杉峠に着きました。
ここまで長かったけど、時間的には思ったより早く着きました。
本当に退屈な道でした。
ここからが本格的な下りです。
13:30 白山展望スポット


ここだけ開けており、白山が見えました。
それだけです。
ここから先、なかなか急な下りでした。
なんとか膝が保ちました。
14:10 杉峠登山口

ここから林道歩き。
最初にあった分岐に出ます。
14:30 三ッ谷橋
下山完了。
今日のルートで最高点のピークは赤兎山の1629メートルになります。
赤兎山から杉峠まではアップダウンが激しく、累計標高差はけっこうあったと思います。
5、6時間の山登りが体への負担も少なく、ちょうどいいですね。
山行時間:5時間20分
休憩時間:40分
合計時間:6時間
歩行距離:約22km
せっかく赤兎山に行くので、ついでに経ヶ岳まで行ってみよう!という計画でした。
8時に市ノ瀬に到着しました。

車は3台ほど停まっています。
別山にでも行っているのだろうか。
ちなみに別当出合まで通行可能になっていました。
ここに車を停めて歩いてもいいのですが、赤兎山へ登る登山口は遠いので、車で行けるかどうかまずは確かめてみます。
市ノ瀬より約1.5km手前の三ッ谷橋まで戻ります。

橋の横に林道の入り口があります。
ネットで調べたら、途中まで車で行けるらしいので進んでみます。
道は荒れた砂利道で、凸凹で段差もあり、車の底を擦りそうです。
普通の車では厳しいと判断し、50m進んだところでバックして引き返します。
川を挟んで反対側の橋の横にスペースがあったので、そこに車を止めました。
すると、工事車両のトラックが2台、さっきの林道に入って行きました。
すぐにバックで出て良かったー。
あのまま進んでいたら迷惑になっていたでしょう。
その後はしっかりとロープが張られ通行止めとなっていました。

8:30 三ッ谷橋 林道歩き開始
地形図を見る限り、登山口までは約4km。
ひたすら川沿いの道を歩きます。
堰堤がいくつもあります。

ヘリポートがある。
8:45

分岐点に来ました。
小原峠に向かう登山口があるのは、右の西俣谷川沿いの道です。
左に行くと杉峠に向かう登山口があります。
右に進んでまだまだ歩きます。

密漁取締中。
ここより上流は禁漁区間となっているそうです。
イワナはいるんでしょうか。
川を覗くも目視では確認できず。

後半は急な坂道です。
坂道を登り続けると工事現場に出ました。
工事のおっちゃんに挨拶して通り過ぎると、後ろから声を掛けられました。
「赤兎山に行くんだったらこっちだよ」と道を教えてもらいました。
登山道に行くには川を渡らないといけないらしく、それを知らずに真っ直ぐ歩き続けていました。
地図を見ながら歩いていたけど気づかなかった…。

9:25 登山口

越前禅定道小原峠と書かれています。
登山道に入るといきなり急登です。
登り終え林の中に入って行くと、分岐なのか道が分かれており、どっちも進んでみましたが立入禁止の看板もあり、道を見失いました。
道を探してさまよってみたけど、やっぱり道はありません。
地図を見ると、川沿いに登山道があるのでこっちは違うみたい。
登山道に入ってすぐに分岐があったことを思い出す。

そこには川上御前と書いてあったので、聞いたこともないし違うだろうと思っていた。
そっちが正解だったんだ。
せっかく登った急な道を下る。
そんなこんなで30分のロス。
気を取り直して、正しい道を進む。
10:00 川上御前

合掌。

雪渓が残っており、上を歩きます。
何度も川を横切らなければならず、迷いそうな道です。

10:30-10:40 小原峠
勝山の小原地区から登る登山道とここで合流します。
人が居たので写真無し。
小原から登ってきたグループと会い話していると、6月1日に通れなかった小原の林道は、一昨日から通行可能になったようです。
そのためか30台も車が停まっていたそうです。
そして、その林道は私有地らしく有料道路でもないのに300円の通行料をとられたとか。
赤兎山に登るには小原からの道が最も近いです。
市ノ瀬から登るのは自分くらいでした。
赤兎山まであともう少し。

大舟山方面への分岐。
大船山を越えた先に福井県の経ヶ岳があります。
予定では赤兎山に登った後、ここから経ヶ岳を目指すつもりでしたが、時間にそれほど余裕もないので諦めました。
11:00 赤兎山

頂上のスペースは狭いです。
4人程先客のグループが居て、どんどん人が増えていきます。
ゆっくりできないので、少し離れた避難小屋に避難します。

遠くに見えます。
赤兎山から避難小屋までは木道で、周りの眺望もよく、歩いていてとても気持ちのいい道です。
これがずっと続けばいいのに…。
11:20-11:40 赤兎山避難小屋

休憩。
小屋の中を覗くとトイレがありました。
使用しませんが。
今日は経ヶ岳に行くのを諦めたので、この後どうしようか考えます。
来た道を戻るのも面白くないので、杉峠まで行って下る周回コースとしました。
赤兎山頂上にあった標識によると、杉峠までは9kmあるそうです。
小屋から杉峠までの道は、アップダウンがあり、歩きにくい道でした。

通る人も少ない道なので、整備されていないのでしょうか。
倒木や木の枝が邪魔で、何度も体勢を低くし屈まなければならない。
しかも、その下を通るたびに蜘蛛の巣や毛虫に引っ掛かる。
とても不快です。
これは登山する上で避けられないことなのでしょうがないですが。
体にくっ付いた毛虫を何匹取り除いたことか。
小屋を過ぎた後の短い区間は白山を眺められたのですが、すぐに林の中に入って見通しが悪くなり、周りの景色が全然見えません。
残念…。
13:10 杉峠分岐

やっと杉峠に着きました。
ここまで長かったけど、時間的には思ったより早く着きました。
本当に退屈な道でした。
ここからが本格的な下りです。
13:30 白山展望スポット


ここだけ開けており、白山が見えました。
それだけです。
ここから先、なかなか急な下りでした。
なんとか膝が保ちました。
14:10 杉峠登山口

ここから林道歩き。
最初にあった分岐に出ます。
14:30 三ッ谷橋
下山完了。
今日のルートで最高点のピークは赤兎山の1629メートルになります。
赤兎山から杉峠まではアップダウンが激しく、累計標高差はけっこうあったと思います。
5、6時間の山登りが体への負担も少なく、ちょうどいいですね。
山行時間:5時間20分
休憩時間:40分
合計時間:6時間
歩行距離:約22km
2015年06月10日
白山登山(加賀禅定道〜百四丈滝展望台まで)
最近は雨の日も多くなり、登山に行くタイミングが合いません。
雨の後は道が悪くなっているし、天気が続いている時がベストですね。
今日は前日から登山に行くと決めていました。
候補はいくつかあり、石川県だと赤兎山、高三郎山、三方岩岳、そして、富山県の金剛堂山、白木峰などです。
1500メートルから2000メートルの山がターゲットです。
候補が多く、なかなか決められずにいました。
朝起きてから決めたのですが、候補にはない白山にしました。
白山と言っても頂上を目指すつもりはありません。
頂上は山開きしてからにします。
自分は白山に登る時、毎回ルートを変えて登っています。
これまでに通ったルートは、平瀬道、観光新道、砂防新道、別山市ノ瀬道、釈迦新道です。
だんだん難易度が上がっています。
南側のルートが一般的ですが、北側も気になっていたので、今日は下調べとして加賀禅定道に行ってみました。
加賀禅定道の登山口は、岩間温泉に向かう林道に入って約1kmの所にあります。
林道は相変わらず通行止めのまま。
林道入り口に駐車スペースあり。
車を停めて歩きます。
8:10 ハライ谷登山口(標高680メートル)

登山開始。
最初の短い区間だけですが、半分藪になっていて朝露のせいでびしょ濡れです。
道は少し急です。
心拍数上がりっぱなしです。



檜の新宮と書いてあります。
とりあえず合掌。
ここを過ぎてしばらくすると、よく分からない分岐がありました。
地図は持参しているのですが、加賀禅定道の途中からしか範囲に入っていないため、ここは分かりません。
右に行くと戻りそうなので、左(真っ直ぐ)に進みます。
どの登山道でもそうですが、今日は毛虫が多い。
ぶら下がった奴がやっかいで、登山道の真ん中の空中に浮いている。
登山道の脇にある木の枝からぶら下がっているのだろう。
近づかないと見えないので、急に顔の前に現れたりして驚く。
毛虫を避けながら進むので、大分神経を使う。
避けているつもりでも、気付いた時にはすでに遅く、身体にくっ付いてしまう。
毛虫だけならいいのですが、この登山道には獣の糞が異常に多い。
ひどい場所では、1メートル間隔で糞が続くこともあった。
臭いし不快です。
踏まないように注意しながら歩くが、下だけではなく前方の毛虫にも注意しないといけないから大変だ。
ここで選択に迫られました。
糞をとるか毛虫をとるか。
糞はどうしても踏みたくないので、下に意識を集中して歩くことにしました。
そうすると、毛虫が付き放題で3匹の毛虫が体を這い回っていた時がありました。
頭を木にぶつけることもありました。
この道とても嫌です。
10:50-11:00 奥長倉避難小屋(標高1700メートル付近)

少し休憩。
中に入ってみると、2階建の構造でした。
快適そう。
一度泊まってみたいな。
しかし、避難小屋というのは緊急時に利用するためにあるのであって、最初から避難小屋に泊まるつもりで計画を立てるのはどうなのだろうか。
少し疑問に思いました。
この小屋までで標高1000メートルを登ってきたことになります。
今日は百四丈滝を見たくて、展望台まで行ければいいと思っていました。
展望台の標高が2050メートル。
もう少しです。

小屋の前にあった倒れた標識。
室堂まであと9.5km。
加賀禅定道の全体の距離は18.2km。
約半分到達したことになります。
そんなに進んだか❓
自分が来た方面は一里野となっていますが、途中にあった分岐は一里野から登ってくる道だったんですね。
奥長倉山

景色も綺麗です。

15:30

もう少し。
ここまでは短い距離で一気に300メートル近く登る感じでした。
登山の辛さを改めて痛感しました。
心が折れそうになり、何度も足を止めてしまいました。

あと30メートル。
11:45-12:15 百四丈滝展望台



素晴らしい。
滝は遠くに見え、迫力に欠けますが、全体を見渡せる景色の中にあるのがまたなんとも。
来てよかったです。
ここまで来ると残雪も多くなってきます。
白山にも大分近づきました。
室堂まではあと8.8km。
あと3時間あれば行けそうです。
このルートを日帰りで往復できないかと企んでいましたが、キツそうですね。
今日のペースだと往復14時間コースになります。
目安タイムは約20時間で、通常なら2泊3日です。
諦めましょう。
車や自転車をデポする方法をとればなんとかなりそう。
帰りは市ノ瀬へ下ればいい。
行きと帰りで同じ道というのは面白くないですし。
そして、今日の帰り道…。
獣の糞を踏まないように下に意識を向け歩いていたら、無意識の内に分岐で一里野方面へ進んでいた。
14:00頃、周りの景色が行きと違うことに気付き、その時はまだ半信半疑だったが、14:30頃標識を見てそれが確信に変わった。
プラス何キロか追加になってしまった。
正直、膝の痛みがけっこうあり、辛いけど歩き続けるしかありません。
15:00-15:20 一里野スキー場頂上

少し休憩。
スキー場の下までどれくらいの距離か想像できない。
ここで1.5リットル持参していた水を使い切る。
今日のルートに水場はありませんでした。
避難小屋内に水場の案内のようなものが書かれていましたが、薄くてよく読めなかったので不明です。
スキー場の下まで行くにはリフトが手っ取り早いですが、イオックスアローザのように週末のみ運行とかはしていないのかな。
たぶん、雰囲気からやっていないと判断しました。
スキー場の敷地内を真っ直ぐに降りられれば楽そうですが、道は見当たらない。
なんか、荒島岳の勝原スキー場を思い出す。
そのまま頂上から道を歩いていると、林道に誘導されました。
スキー場沿いに林道があり、そこを下ることにします。
しかし、長く感じます。
野生の猿を5、6匹目撃。
こんな所にもいるんですね。
猿といえばたまに襲ってくる奴もいるので注意します。
ここのは大人しく、こっちが近づくと逃げて行きました。
親子猿が可愛くて、癒されました。

結局、林道を降りるのに1時間掛かりました。
幸い、一里野スキー場から車を停めた場所までは近かったので助かりました。
16:30 駐車場
今日初めて歩いた加賀禅定道。
登山の標高差は約1350メートル。
百四丈滝展望台までの往復であれば、感覚的には別当出合から白山頂上までと同じくらいの難易度だと思われます。
次は加賀禅定道と同じく、白山の北にある楽々新道と岩間道を登ってみようと思います。
楽々新道は川を挟んで加賀禅定道と並行して白山に向かっています。
白山はいろんなルートがあり、楽しめますね。
雨の後は道が悪くなっているし、天気が続いている時がベストですね。
今日は前日から登山に行くと決めていました。
候補はいくつかあり、石川県だと赤兎山、高三郎山、三方岩岳、そして、富山県の金剛堂山、白木峰などです。
1500メートルから2000メートルの山がターゲットです。
候補が多く、なかなか決められずにいました。
朝起きてから決めたのですが、候補にはない白山にしました。
白山と言っても頂上を目指すつもりはありません。
頂上は山開きしてからにします。
自分は白山に登る時、毎回ルートを変えて登っています。
これまでに通ったルートは、平瀬道、観光新道、砂防新道、別山市ノ瀬道、釈迦新道です。
だんだん難易度が上がっています。
南側のルートが一般的ですが、北側も気になっていたので、今日は下調べとして加賀禅定道に行ってみました。
加賀禅定道の登山口は、岩間温泉に向かう林道に入って約1kmの所にあります。
林道は相変わらず通行止めのまま。
林道入り口に駐車スペースあり。
車を停めて歩きます。
8:10 ハライ谷登山口(標高680メートル)

登山開始。
最初の短い区間だけですが、半分藪になっていて朝露のせいでびしょ濡れです。
道は少し急です。
心拍数上がりっぱなしです。



檜の新宮と書いてあります。
とりあえず合掌。
ここを過ぎてしばらくすると、よく分からない分岐がありました。
地図は持参しているのですが、加賀禅定道の途中からしか範囲に入っていないため、ここは分かりません。
右に行くと戻りそうなので、左(真っ直ぐ)に進みます。
どの登山道でもそうですが、今日は毛虫が多い。
ぶら下がった奴がやっかいで、登山道の真ん中の空中に浮いている。
登山道の脇にある木の枝からぶら下がっているのだろう。
近づかないと見えないので、急に顔の前に現れたりして驚く。
毛虫を避けながら進むので、大分神経を使う。
避けているつもりでも、気付いた時にはすでに遅く、身体にくっ付いてしまう。
毛虫だけならいいのですが、この登山道には獣の糞が異常に多い。
ひどい場所では、1メートル間隔で糞が続くこともあった。
臭いし不快です。
踏まないように注意しながら歩くが、下だけではなく前方の毛虫にも注意しないといけないから大変だ。
ここで選択に迫られました。
糞をとるか毛虫をとるか。
糞はどうしても踏みたくないので、下に意識を集中して歩くことにしました。
そうすると、毛虫が付き放題で3匹の毛虫が体を這い回っていた時がありました。
頭を木にぶつけることもありました。
この道とても嫌です。
10:50-11:00 奥長倉避難小屋(標高1700メートル付近)

少し休憩。
中に入ってみると、2階建の構造でした。
快適そう。
一度泊まってみたいな。
しかし、避難小屋というのは緊急時に利用するためにあるのであって、最初から避難小屋に泊まるつもりで計画を立てるのはどうなのだろうか。
少し疑問に思いました。
この小屋までで標高1000メートルを登ってきたことになります。
今日は百四丈滝を見たくて、展望台まで行ければいいと思っていました。
展望台の標高が2050メートル。
もう少しです。

小屋の前にあった倒れた標識。
室堂まであと9.5km。
加賀禅定道の全体の距離は18.2km。
約半分到達したことになります。
そんなに進んだか❓
自分が来た方面は一里野となっていますが、途中にあった分岐は一里野から登ってくる道だったんですね。
奥長倉山

景色も綺麗です。

15:30

もう少し。
ここまでは短い距離で一気に300メートル近く登る感じでした。
登山の辛さを改めて痛感しました。
心が折れそうになり、何度も足を止めてしまいました。

あと30メートル。
11:45-12:15 百四丈滝展望台


素晴らしい。
滝は遠くに見え、迫力に欠けますが、全体を見渡せる景色の中にあるのがまたなんとも。
来てよかったです。
ここまで来ると残雪も多くなってきます。
白山にも大分近づきました。
室堂まではあと8.8km。
あと3時間あれば行けそうです。
このルートを日帰りで往復できないかと企んでいましたが、キツそうですね。
今日のペースだと往復14時間コースになります。
目安タイムは約20時間で、通常なら2泊3日です。
諦めましょう。
車や自転車をデポする方法をとればなんとかなりそう。
帰りは市ノ瀬へ下ればいい。
行きと帰りで同じ道というのは面白くないですし。
そして、今日の帰り道…。
獣の糞を踏まないように下に意識を向け歩いていたら、無意識の内に分岐で一里野方面へ進んでいた。
14:00頃、周りの景色が行きと違うことに気付き、その時はまだ半信半疑だったが、14:30頃標識を見てそれが確信に変わった。
プラス何キロか追加になってしまった。
正直、膝の痛みがけっこうあり、辛いけど歩き続けるしかありません。
15:00-15:20 一里野スキー場頂上

少し休憩。
スキー場の下までどれくらいの距離か想像できない。
ここで1.5リットル持参していた水を使い切る。
今日のルートに水場はありませんでした。
避難小屋内に水場の案内のようなものが書かれていましたが、薄くてよく読めなかったので不明です。
スキー場の下まで行くにはリフトが手っ取り早いですが、イオックスアローザのように週末のみ運行とかはしていないのかな。
たぶん、雰囲気からやっていないと判断しました。
スキー場の敷地内を真っ直ぐに降りられれば楽そうですが、道は見当たらない。
なんか、荒島岳の勝原スキー場を思い出す。
そのまま頂上から道を歩いていると、林道に誘導されました。
スキー場沿いに林道があり、そこを下ることにします。
しかし、長く感じます。
野生の猿を5、6匹目撃。
こんな所にもいるんですね。
猿といえばたまに襲ってくる奴もいるので注意します。
ここのは大人しく、こっちが近づくと逃げて行きました。
親子猿が可愛くて、癒されました。

結局、林道を降りるのに1時間掛かりました。
幸い、一里野スキー場から車を停めた場所までは近かったので助かりました。
16:30 駐車場
今日初めて歩いた加賀禅定道。
登山の標高差は約1350メートル。
百四丈滝展望台までの往復であれば、感覚的には別当出合から白山頂上までと同じくらいの難易度だと思われます。
次は加賀禅定道と同じく、白山の北にある楽々新道と岩間道を登ってみようと思います。
楽々新道は川を挟んで加賀禅定道と並行して白山に向かっています。
白山はいろんなルートがあり、楽しめますね。
2015年06月01日
再び荒島岳へ
最近、天気の良い日が続いていましたが、山に登る元気がなかったので、今日は10日振りの登山となりました。
前日まで、どの山に登ろうか悩んでおり、候補は荒島岳と経ヶ岳の2つ。
荒島岳は10日前に登っていますが、経ヶ岳にはまだ登ったことがないし…。
荒島岳を候補に入れているのは、今日は同行者が居るためです。
相棒はどちらの山にも登ったことがありません。
自分の希望を聞いてもらい、一度は目的地を経ヶ岳に決定したものの、最終的には荒島岳に登りました。
その理由は…。
まず、今日の山行計画ですが、福井県勝山市の小原地区の登山口から小原ルートで赤兎山(標高1629メートル)まで登り、縦走し経ヶ岳(標高1625メートル)を目指す予定でした。
しかし、小原地区へ向かう林道へ入ると、わずか500メートル程進んだ地点で通行止めになっていました。
たまたま住民の方が近くに居たので、話を聞いてみると、この先の道を通って登山口まで歩いていくには2時間は掛かると言われました。
あとで調べて分かったことですが、登山口までは、10kmもの距離があります。
それを聞いて諦め、急遽、目的地を荒島岳に変更したのでした。
5月20日日本三百名山登山記ー荒島岳に登った時は、勝原ルートで登ったので、今日は中出ルートを選びました。
˚なかで˚と読んでしまいそうですが、違います。
もちろん、˚なかだし˚でもなく、正解は˚なかんで˚です。
これは間違えてしまいますね。
中出ルートの登山口までの道は分かりづらかったですが、案内の看板が数カ所設置されていたおかげで、迷うことなく辿り着くことができました。

駐車スペースは広めです。

比較的綺麗なトイレあり。
中も清潔に保たれており、こういう場所にあるトイレにしては珍しいなあと感じました。
快適に利用できます。

トイレ脇に、水が湧き出るシンクがありました。
ずっと流れっぱなしです。
さすが名水の街、大野。
電力は使わずに、高低差を利用して水を流していると書かれていました。
環境に配慮しており、素晴らしいです。
もちろん、飲用できます。
現地で清潔な水が補給できるのは嬉しいことです。
しかし、今日は水を持参していたので、必要ありませんでした。
帰りに使わせてもらいます。
そして…

足湯ならぬ、˚名水治足˚という名水に足を浸ける場所が設けられていました。
これも、帰りに利用させて頂きます。
コースタイム
9:40 中出駐車場
11:30 小荒島岳(標高1186メートル)
12:00 しゃくなげ平(合流)
12:50-13:50 荒島岳山頂(標高1523メートル)
16:30 下山・中出駐車場
大分、省略しましたが、こんな感じです。
合流地点である、しゃくなげ平から先は、勝原ルート、佐開ルートと共通になります。
小荒島岳には、中出ルートからしか行くことができません。
中出ルートのコースタイムの目安は3時間10分。
それと同じタイムでした。
全体的に急な坂が多く、キツく感じましたが、ペースを守り歩くことが出来ました。

チラッ

カッコイイ、ブルーメタリック色の虫
前日まで、どの山に登ろうか悩んでおり、候補は荒島岳と経ヶ岳の2つ。
荒島岳は10日前に登っていますが、経ヶ岳にはまだ登ったことがないし…。
荒島岳を候補に入れているのは、今日は同行者が居るためです。
相棒はどちらの山にも登ったことがありません。
自分の希望を聞いてもらい、一度は目的地を経ヶ岳に決定したものの、最終的には荒島岳に登りました。
その理由は…。
まず、今日の山行計画ですが、福井県勝山市の小原地区の登山口から小原ルートで赤兎山(標高1629メートル)まで登り、縦走し経ヶ岳(標高1625メートル)を目指す予定でした。
しかし、小原地区へ向かう林道へ入ると、わずか500メートル程進んだ地点で通行止めになっていました。
たまたま住民の方が近くに居たので、話を聞いてみると、この先の道を通って登山口まで歩いていくには2時間は掛かると言われました。
あとで調べて分かったことですが、登山口までは、10kmもの距離があります。
それを聞いて諦め、急遽、目的地を荒島岳に変更したのでした。
5月20日日本三百名山登山記ー荒島岳に登った時は、勝原ルートで登ったので、今日は中出ルートを選びました。
˚なかで˚と読んでしまいそうですが、違います。
もちろん、˚なかだし˚でもなく、正解は˚なかんで˚です。
これは間違えてしまいますね。
中出ルートの登山口までの道は分かりづらかったですが、案内の看板が数カ所設置されていたおかげで、迷うことなく辿り着くことができました。

駐車スペースは広めです。

比較的綺麗なトイレあり。
中も清潔に保たれており、こういう場所にあるトイレにしては珍しいなあと感じました。
快適に利用できます。

トイレ脇に、水が湧き出るシンクがありました。
ずっと流れっぱなしです。
さすが名水の街、大野。
電力は使わずに、高低差を利用して水を流していると書かれていました。
環境に配慮しており、素晴らしいです。
もちろん、飲用できます。
現地で清潔な水が補給できるのは嬉しいことです。
しかし、今日は水を持参していたので、必要ありませんでした。
帰りに使わせてもらいます。
そして…

足湯ならぬ、˚名水治足˚という名水に足を浸ける場所が設けられていました。
これも、帰りに利用させて頂きます。
コースタイム
9:40 中出駐車場
11:30 小荒島岳(標高1186メートル)
12:00 しゃくなげ平(合流)
12:50-13:50 荒島岳山頂(標高1523メートル)
16:30 下山・中出駐車場
大分、省略しましたが、こんな感じです。
合流地点である、しゃくなげ平から先は、勝原ルート、佐開ルートと共通になります。
小荒島岳には、中出ルートからしか行くことができません。
中出ルートのコースタイムの目安は3時間10分。
それと同じタイムでした。
全体的に急な坂が多く、キツく感じましたが、ペースを守り歩くことが出来ました。

チラッ

カッコイイ、ブルーメタリック色の虫
2015年05月10日
宿ノ岩
今日の登山は宿ノ岩を(しゅくのいわ)を目指しました。
ピークを目指す登山ではありません。
石川県の奥獅子吼山近くの、標高約850mに宿ノ岩と呼ばれる岩が存在します。
白山の歴史にも関係しているようで、白山修験者の修行の場だったとか。
修行僧たちが、白山に登る前のトレーニングとして登っていた場所です。
自分もそのつもりで挑みます。
セイモアスキー場に向けて車を走らせ、不動滝のある登山口から登山開始。
10:40 不動滝・宿の岩・蛇巻岩登山口

登山道に入ると、滝が見えてきます。

この写真の滝は、不動滝ではないと思われます。
滝はいくつかあって、不動滝は落差約50mのはずです。
どうやら見逃してしまったようです。
滝マニア失格だ。
残念。
登山道は、最初から急な上り坂です。
そのあとは、しばらく小さな沢沿いに歩きます。
道はすごく分かりにくいです。
途中、何度か沢を横切らないといけないですが、濡れる心配はありません。
沢ガニが歩いていました。

途中で道が分からなくなりましたが、沢の奥に道を見つけたので、沢を5mほど歩きます。
誰も登る人はいないだろうと思いましたが、山菜採りに来ている夫婦がいました。
話を聞くと、ワラビを採っていました。
ここからは自分も山菜採りモードに入りました。
歩きながらワラビを探します。
でも、山菜採りに熱中しすぎると、登るのが遅れるので、ほどほどにします。
12:00 分岐点

奥獅子吼山と宿ノ岩方面で分岐します。
ここで少し休憩。
宿ノ岩までは約10分となっています。
このまま宿ノ岩に行って下ると、すぐに登山が終わってしまうし。
せっかくなので、この前行ったばかりだけど、奥獅子吼山に登ることにしました。
たぶん、40分程で着くと思うので。
12:20 奥獅子吼山へ向けて出発
この道は稜線になるのかな。
アップダウンが激しいです。
ワラビの宝庫を見つけました。
短時間で1束ゲット!

鉄塔の跡があり、日当たりの良い場所でした。
13:10 奥獅子吼山山頂(標高928m)


長居は無用。
時間に限りがあるので、他の山々を眺めてから、すぐに引き返します。
弾丸登山です。
14:00 分岐点
戻ってきました。
結局、ピークを目指してしまいましたが、本当の目的である宿ノ岩に向かいます。
14:05 宿ノ岩


岩には文字が刻まれています。
修験時代の証ですね。
何て書いてあるか分からないけど。
14:45 蛇巻岩


蛇巻岩からの景色
宿ノ岩から、ここまでの道は荒れていて、歩きにくいです。
一部、残雪もありました。
アップダウンがあり、標高890mのピークを通過。
蛇巻岩からは本格的な下りが始まります。
かなり急で、すぐに膝が痛み始めました。
一歩一歩、足取りが重くなります。
しんどいです。
まともに歩けません。
無性に腹が立ってきます。
クモの巣が何度も顔に付いてイライラ。
倒木が道を塞いでいて、何なんだこの道は。
何でこんなに急なんだよ、と急なことに対して、一番腹が立ちました。
全部、膝の痛みのせいです。
時間を掛けて、なんとか下りました。
15:30 蛇巻岩登山口
ここからしばらく林道を歩きます。
下りでは痛かった膝も、平坦な道では平気でした。
15:45 不動滝登山口・下山
〜今日の登山を振り返って〜
今日登った場所には、不動滝から登り、宿ノ岩・蛇巻岩を通って下るという、1周するルートがあります。
それに加えて奥獅子吼山まで登ったわけですが、無理しすぎたか❓
全体的に急な道が多かったです。
特に下り。
あの急な下りには参りました。
下りの時間は1時間もなく、距離は短いはずなんですが、とても長く感じられました。
なんで下りはあんなに歩きにくいんだろうか。
登山で辛い思いをすると、なんで山に登っているんだろうと考えてしまいます。
数日すると、それも忘れて、また登りたくなるのですが。
これで、今まで登った近場の山が、倉ケ岳から後高山、後高山から奥獅子吼山とだんだん繋がってきました。
繋がっているのは当たり前なんですが、自分の足で歩くことで、それが実感できます。
同じ山でも、違う方面から登ることで、新たな発見があります。
これからは膝痛対策も考えなければいけませんね。
あとは、無理のない計画。
これ大事。
ピークを目指す登山ではありません。
石川県の奥獅子吼山近くの、標高約850mに宿ノ岩と呼ばれる岩が存在します。
白山の歴史にも関係しているようで、白山修験者の修行の場だったとか。
修行僧たちが、白山に登る前のトレーニングとして登っていた場所です。
自分もそのつもりで挑みます。
セイモアスキー場に向けて車を走らせ、不動滝のある登山口から登山開始。
10:40 不動滝・宿の岩・蛇巻岩登山口

登山道に入ると、滝が見えてきます。

この写真の滝は、不動滝ではないと思われます。
滝はいくつかあって、不動滝は落差約50mのはずです。
どうやら見逃してしまったようです。
滝マニア失格だ。
残念。
登山道は、最初から急な上り坂です。
そのあとは、しばらく小さな沢沿いに歩きます。
道はすごく分かりにくいです。
途中、何度か沢を横切らないといけないですが、濡れる心配はありません。
沢ガニが歩いていました。

途中で道が分からなくなりましたが、沢の奥に道を見つけたので、沢を5mほど歩きます。
誰も登る人はいないだろうと思いましたが、山菜採りに来ている夫婦がいました。
話を聞くと、ワラビを採っていました。
ここからは自分も山菜採りモードに入りました。
歩きながらワラビを探します。
でも、山菜採りに熱中しすぎると、登るのが遅れるので、ほどほどにします。
12:00 分岐点

奥獅子吼山と宿ノ岩方面で分岐します。
ここで少し休憩。
宿ノ岩までは約10分となっています。
このまま宿ノ岩に行って下ると、すぐに登山が終わってしまうし。
せっかくなので、この前行ったばかりだけど、奥獅子吼山に登ることにしました。
たぶん、40分程で着くと思うので。
12:20 奥獅子吼山へ向けて出発
この道は稜線になるのかな。
アップダウンが激しいです。
ワラビの宝庫を見つけました。
短時間で1束ゲット!

鉄塔の跡があり、日当たりの良い場所でした。
13:10 奥獅子吼山山頂(標高928m)


長居は無用。
時間に限りがあるので、他の山々を眺めてから、すぐに引き返します。
弾丸登山です。
14:00 分岐点
戻ってきました。
結局、ピークを目指してしまいましたが、本当の目的である宿ノ岩に向かいます。
14:05 宿ノ岩


岩には文字が刻まれています。
修験時代の証ですね。
何て書いてあるか分からないけど。
14:45 蛇巻岩


蛇巻岩からの景色
宿ノ岩から、ここまでの道は荒れていて、歩きにくいです。
一部、残雪もありました。
アップダウンがあり、標高890mのピークを通過。
蛇巻岩からは本格的な下りが始まります。
かなり急で、すぐに膝が痛み始めました。
一歩一歩、足取りが重くなります。
しんどいです。
まともに歩けません。
無性に腹が立ってきます。
クモの巣が何度も顔に付いてイライラ。
倒木が道を塞いでいて、何なんだこの道は。
何でこんなに急なんだよ、と急なことに対して、一番腹が立ちました。
全部、膝の痛みのせいです。
時間を掛けて、なんとか下りました。
15:30 蛇巻岩登山口
ここからしばらく林道を歩きます。
下りでは痛かった膝も、平坦な道では平気でした。
15:45 不動滝登山口・下山
〜今日の登山を振り返って〜
今日登った場所には、不動滝から登り、宿ノ岩・蛇巻岩を通って下るという、1周するルートがあります。
それに加えて奥獅子吼山まで登ったわけですが、無理しすぎたか❓
全体的に急な道が多かったです。
特に下り。
あの急な下りには参りました。
下りの時間は1時間もなく、距離は短いはずなんですが、とても長く感じられました。
なんで下りはあんなに歩きにくいんだろうか。
登山で辛い思いをすると、なんで山に登っているんだろうと考えてしまいます。
数日すると、それも忘れて、また登りたくなるのですが。
これで、今まで登った近場の山が、倉ケ岳から後高山、後高山から奥獅子吼山とだんだん繋がってきました。
繋がっているのは当たり前なんですが、自分の足で歩くことで、それが実感できます。
同じ山でも、違う方面から登ることで、新たな発見があります。
これからは膝痛対策も考えなければいけませんね。
あとは、無理のない計画。
これ大事。
2015年05月01日
クライミング
今日は倉ケ岳から後高山(獅子吼高原)までの道の調査に出掛けました。
地図を見る限り、倉ケ岳と後高山を繋ぐ稜線に道が存在します。
約6kmの距離です。
まずは車で倉ケ岳を目指します。
林道に入った瞬間、ニホンカモシカのペアと遭遇。
これは珍しい。
市街地の目の前なので、住宅街に出てきてもおかしくないです。
写真撮りたかったな。
倉ケ岳に着いて、駐車場に車を止め、地図を見ながら登山道を探します。
同時に山菜も探しながら歩きます。
すると、岩壁にたどり着きました。
そういえば、案内図にも書いてありました。
高さはそんなにないけど、目の前に立つと結構な岩壁です。

写真では分かりにくいですが、最初の4mはほぼ垂直になっています。
所々に、クライミング用の金属が打ち込まれています。
なぜか無性に挑戦したくなり、30分間岩壁にへばり着き、格闘しましたが、3mしか登れませんでした。
クライマーにはなれそうもないです。
練習にはちょうどよさそうなので、今後も挑戦します。
一つ目標ができました。
今日のロッククライミングは諦めて、本来の目的である登山道の調査に戻ります。
湖を回って、それらしき道を発見しました。

とりあえず、進んでみます。

しかし、道はほとんど藪になっていて、歩きにくいです。
笹の葉で覆われています。
よく足元を見ると、たしかに道にはなっているのですが、見失いそうになります。
笹の葉によるダメージも大きいです。
長ズボンなのに、隙間から侵入してきたのか、足首に切り傷ができました。
荒れているので、この道を通る人は少ないのかもしれません。
途中で引き返しました。
快適に歩くことができれば、獅子吼高原まで行くいい散歩コースになったのに。
残念です。
時間に余裕ができたので、倉ケ岳周辺を歩きます。
さっきとは別の岩壁に着きました。

さっきの岩壁とは続いているのですが、こっちは親切にロープが張ってあり、登りやすくなっています。
傾斜も緩やかで簡単に登れました。
登ってからは本格的に山菜探し。
前回、山菜採りをした時に聞いた、コシアブラという山菜が気になっていました。
倉ケ岳では頂上付近でしか採れないと聞いていたので、自力で探します。
それらしいのを見つけ、採ってみましたが、まだ確信はありません。
探すとそれなりに同じ物を見つけました。
途中から自信が出てきて、これがコシアブラなんだと思うようになりました。
なんとなく、どれがいいのか区別できるようになり、3時間探し回って、コシアブラ20とタラの芽1ゲット。
上出来です。
山菜採りは楽しいです。

地図を見る限り、倉ケ岳と後高山を繋ぐ稜線に道が存在します。
約6kmの距離です。
まずは車で倉ケ岳を目指します。
林道に入った瞬間、ニホンカモシカのペアと遭遇。
これは珍しい。
市街地の目の前なので、住宅街に出てきてもおかしくないです。
写真撮りたかったな。
倉ケ岳に着いて、駐車場に車を止め、地図を見ながら登山道を探します。
同時に山菜も探しながら歩きます。
すると、岩壁にたどり着きました。
そういえば、案内図にも書いてありました。
高さはそんなにないけど、目の前に立つと結構な岩壁です。

写真では分かりにくいですが、最初の4mはほぼ垂直になっています。
所々に、クライミング用の金属が打ち込まれています。
なぜか無性に挑戦したくなり、30分間岩壁にへばり着き、格闘しましたが、3mしか登れませんでした。
クライマーにはなれそうもないです。
練習にはちょうどよさそうなので、今後も挑戦します。
一つ目標ができました。
今日のロッククライミングは諦めて、本来の目的である登山道の調査に戻ります。
湖を回って、それらしき道を発見しました。

とりあえず、進んでみます。

しかし、道はほとんど藪になっていて、歩きにくいです。
笹の葉で覆われています。
よく足元を見ると、たしかに道にはなっているのですが、見失いそうになります。
笹の葉によるダメージも大きいです。
長ズボンなのに、隙間から侵入してきたのか、足首に切り傷ができました。
荒れているので、この道を通る人は少ないのかもしれません。
途中で引き返しました。
快適に歩くことができれば、獅子吼高原まで行くいい散歩コースになったのに。
残念です。
時間に余裕ができたので、倉ケ岳周辺を歩きます。
さっきとは別の岩壁に着きました。

さっきの岩壁とは続いているのですが、こっちは親切にロープが張ってあり、登りやすくなっています。
傾斜も緩やかで簡単に登れました。
登ってからは本格的に山菜探し。
前回、山菜採りをした時に聞いた、コシアブラという山菜が気になっていました。
倉ケ岳では頂上付近でしか採れないと聞いていたので、自力で探します。
それらしいのを見つけ、採ってみましたが、まだ確信はありません。
探すとそれなりに同じ物を見つけました。
途中から自信が出てきて、これがコシアブラなんだと思うようになりました。
なんとなく、どれがいいのか区別できるようになり、3時間探し回って、コシアブラ20とタラの芽1ゲット。
上出来です。
山菜採りは楽しいです。

2015年04月29日
初めての山菜採り
朝5時に自然と目が覚め、ナウファスで金沢港周辺の波情報を確認し、SUPフィッシングに行こうか迷いましたが、結局寝てしまいました。
それから2時間寝て、7時に再び起床。
この時間から出発してもいいのですが、混む時間帯は避けたいところ。
なぜなら、軽自動車のキャリアの上にボードを載せて走るのは、目立って恥ずかしいからです。
どうしようか悩み、釣りの準備もしていなかったので、山を登ることにしました。
天気の良い日に屋内で過ごすのは、もったいないと感じてしまいます。
さて、どこの山に登ろうか。
まだ低い山でも雪が残っており、雪の上を歩くのは、正直うんざりしてきました。
場所にも寄りますが、標高700mを超えたあたりから、雪が多く残っています。
それより低い山なら大丈夫だろうと、標高565mの倉ケ岳を目的地に選びました。
倉ケ岳は金沢市の南にある山で、獅子吼高原からは割と近いです。
頂上付近には駐車場もあり、車で気軽に行くことができます。
行くまでの過程を楽しみたいので、自宅から歩くことにしました。
倉ケ岳へは約10kmの道のり。

初めの方は、竹林に囲まれた林道を歩きます。
たけのこ掘りに来ている方が多く、車を何台も見掛けました。
その中にたけのこではなく、山菜採りに来ている夫婦がいて、軽く挨拶を交わす。
しばらく進むと、山菜採りの夫婦とまた会いました。
どうやら、車で少しずつ移動しながら山菜を採っているらしい。
自分は前から山菜採りに興味があり、本も最近買ったのですが、行動には移していませんでした。
せっかく山菜が採れる道をいつも歩いているのに、採ったことはありませんでした。
そんな自分に憤りを感じ、ここで行動しなければ、一生採らないかもしれないと、なぜか焦りを感じました。
もちろん、山菜の知識はほとんどなく、どれを採っていいのかさっばり分かりません。
そこで、夫婦に頼んで山菜採りをレクチャーしてもらうことになりました。
この辺りの山では、今の時期、ワラビやタラの芽、コシアブラが採れることを教えてもらいました。
見分け方も親切に教えて下さり、採れたものを分けて頂きました。
これからは勝手に師匠と呼ばせて頂くことにします。
師匠と別れ、一人で倉ケ岳へ向かいながら山菜を探します。
ワラビは比較的簡単に見つけることができましが、タラの芽はなかなか見つかりません。
山菜を探しながら歩いていると、あっという間に倉ケ岳に着いてしまいました。

湖があり、周辺は散策路がいくつかあります。
上を目指して歩くと、開けた岩場の上に出ました。

まあまあの景色。
標高も高くないので。
ここまでの道のりは登山という感じではないですね。
この前、後高山(獅子吼高原)に登ったときに会ったオッチャンの話では、後高山からここ倉ケ岳に繋がる登山道が昔あったそうです。
現在は通れるか不明。
機会があれば、調査したいです。
帰りは途中から別ルートで、平栗を経由し、大乗寺公園の裏に出ました。
大乗寺公園はいつも通り、家族連れや夫婦、カップル、そして女子会❓で賑わっていました。
今日は偶然ですが、初めて山菜を採り、登る以外の山の楽しみを見つけられました。
山菜採りは今が最も熱いシーズンなので、しばらくは山菜採りをメインにした山歩きとなりそうです。
山の草花や生物の知識を増やして、詳しくなりたいです。

下処理中のワラビ
それから2時間寝て、7時に再び起床。
この時間から出発してもいいのですが、混む時間帯は避けたいところ。
なぜなら、軽自動車のキャリアの上にボードを載せて走るのは、目立って恥ずかしいからです。
どうしようか悩み、釣りの準備もしていなかったので、山を登ることにしました。
天気の良い日に屋内で過ごすのは、もったいないと感じてしまいます。
さて、どこの山に登ろうか。
まだ低い山でも雪が残っており、雪の上を歩くのは、正直うんざりしてきました。
場所にも寄りますが、標高700mを超えたあたりから、雪が多く残っています。
それより低い山なら大丈夫だろうと、標高565mの倉ケ岳を目的地に選びました。
倉ケ岳は金沢市の南にある山で、獅子吼高原からは割と近いです。
頂上付近には駐車場もあり、車で気軽に行くことができます。
行くまでの過程を楽しみたいので、自宅から歩くことにしました。
倉ケ岳へは約10kmの道のり。

初めの方は、竹林に囲まれた林道を歩きます。
たけのこ掘りに来ている方が多く、車を何台も見掛けました。
その中にたけのこではなく、山菜採りに来ている夫婦がいて、軽く挨拶を交わす。
しばらく進むと、山菜採りの夫婦とまた会いました。
どうやら、車で少しずつ移動しながら山菜を採っているらしい。
自分は前から山菜採りに興味があり、本も最近買ったのですが、行動には移していませんでした。
せっかく山菜が採れる道をいつも歩いているのに、採ったことはありませんでした。
そんな自分に憤りを感じ、ここで行動しなければ、一生採らないかもしれないと、なぜか焦りを感じました。
もちろん、山菜の知識はほとんどなく、どれを採っていいのかさっばり分かりません。
そこで、夫婦に頼んで山菜採りをレクチャーしてもらうことになりました。
この辺りの山では、今の時期、ワラビやタラの芽、コシアブラが採れることを教えてもらいました。
見分け方も親切に教えて下さり、採れたものを分けて頂きました。
これからは勝手に師匠と呼ばせて頂くことにします。
師匠と別れ、一人で倉ケ岳へ向かいながら山菜を探します。
ワラビは比較的簡単に見つけることができましが、タラの芽はなかなか見つかりません。
山菜を探しながら歩いていると、あっという間に倉ケ岳に着いてしまいました。

湖があり、周辺は散策路がいくつかあります。
上を目指して歩くと、開けた岩場の上に出ました。

まあまあの景色。
標高も高くないので。
ここまでの道のりは登山という感じではないですね。
この前、後高山(獅子吼高原)に登ったときに会ったオッチャンの話では、後高山からここ倉ケ岳に繋がる登山道が昔あったそうです。
現在は通れるか不明。
機会があれば、調査したいです。
帰りは途中から別ルートで、平栗を経由し、大乗寺公園の裏に出ました。
大乗寺公園はいつも通り、家族連れや夫婦、カップル、そして女子会❓で賑わっていました。
今日は偶然ですが、初めて山菜を採り、登る以外の山の楽しみを見つけられました。
山菜採りは今が最も熱いシーズンなので、しばらくは山菜採りをメインにした山歩きとなりそうです。
山の草花や生物の知識を増やして、詳しくなりたいです。

下処理中のワラビ
2015年04月28日
医王山
今日も登山日和。
奥医王山(標高939m)を目指します。
10:40 医王の里

駐車場があるので、車を停めて、登山口まで少し歩きます。
10:45 登山開始

しばらくして、西尾平に着きました。

この小屋はトイレになっています。
医王山の登山口は複数あり、ここから登り始める登山者も多く、車が5、6台停めてあります。
車でここまで来れるようです。
再び登山道に戻ります。
この先は道が雪で覆われている箇所が多く、雪の上を歩くことになります。
雪が無い所でも、雪解け水のせいで、道がドロドロです。
まるで、沼の上を歩いているような気分です。
トレランシューズを履いているので、すぐに泥水が靴の中に侵入してきて不快です。
道も雪で分かりづらく、正しい方向に進んでいるのか不安になります。
11:30 覗休憩所

休憩所に着きました。
ここに設置してある案内図を見て、やはり、道を間違えていたということに気付きました。
予定では、白兀山(しらはげやま)を経由して、奥医王山を目指すのですが、このまま進むと鳶岩の方に行ってしまいます。
途中にあった分岐を見落としていました。
鳶岩コースも悪くはないので、どうしようか悩みます。
遠回りになりますが、戻らなくても白兀山に行くルートがありました。
そこを通って行くことにします。
しばらく、進みますが道がだんだん悪くなっていきます。

道が雪で覆われているのに加え、木がたくさん倒れていて、枝が邪魔をします。
自分の今日の格好は、半ズボンに半袖。
どうしようか悩みます。
道の横の斜面になっている所で少し休憩。
上の方に道があるらしく、人の姿が見えました。
しばらくすると、上に居た人が柴犬を連れて歩いてきました。
来る途中、ずっと獣の足跡があったけど、正体が判明しました。
10分間の休憩を終え、斜面を登ってショートカットしようかとも考えましたが、素直に道を歩きます。
雪や泥の道を歩き続け、広い場所に出ました。

ここまでは、なんとか道になっていましたが、この先はどこに進んでいいのか分かりません。
いろいろと歩き回って見ましたが、通れそうな道は見当たりません。
正面は急斜面です。
上まで登れば何か分かるかもしれないと思い、途中まで登ってみました。
しかし、木が邪魔で進めません。
仕方なく、シリセードで滑り降りて遊びました。
それからは、来た道を引き返します。
12:20 覗休憩所
10分だけ休憩。
とりあえず、白兀山は諦めて、さらに来た道を戻ることに。
途中で、行きの時に気付かなかった分岐を偶然発見!
本来通るはずだった道で、白兀山までは参考タイム25分と近そうです。

時間にも余裕があるので、こちらからのアプローチで白兀山を目指します。

これは道なのか❓と疑いたくなります。

開けた場所に出ました。
景色がいいので、ここが頂上かと思い、「フォーーーーーッ」と叫びたくなりましたが、抑えました。
少しだけ進むと、本当の白兀山頂上に出ました。

13:00 白兀山山頂(標高896m)
展望台あり。
夫婦で登っている方がいらっしゃいました。
さっき叫ばなくてよかったなとホッとしました。
恥ずかしい思いをしなくて済んだ。
この時気付きましたが、半ズボンという格好で道なき道を進んできたため、足に数カ所出血あり。
山に登り慣れている人は、普通、半ズボンでは山に登りません。
危ないからです。
下にタイツ等を履いている山ガールは別ですが。
この格好を見て、初心者だと思われ、山登りの経験は❓と夫婦の奥さんに聞かれました。
「少しだけ」と答えて、それからいろいろと今日の道のりなどについて会話しました。
頂上について、10分ほど経ってから、次は夕霧峠を目指しました。
稜線沿いの道は雪があり、すぐ横は急斜面になっていて、とても危険です。
来た道から帰ることにしました。
13:30 しがらくび

しがらくびの登山口に降りました。
ここにも駐車スペースがありますが、この先は通行止め。
この通行止めの道を歩いていくと、イオックス・アローザスキー場の裏に出ます。
夕霧峠はスキー場の裏辺りで、そこから登山口に入れば、20分程で奥医王山に着きます。
今日の目的地は奥医王山でしたが、行くのを止めました。
道路を走って帰ります。
13:40 医王の里
登山開始から下山まで、ちょうど3時間くらい。
もっと歩いていたような気がします。
〜今後の課題〜
まだまだ山登り初心者なので、脱初心者目指して頑張ります。
道に迷うことがあるので、雪で道が覆われていようと、正確に道を把握できるようになりたいです。
読図をしっかりと勉強しなければいけないと思いました。
地形図を見ながら何度も登る必要がありそうです。
あとは装備について。
自分の装備は偏っているので、徐々にウェア等を揃えていきたいです。
ちゃんとした登山靴を持っていないので、基本トレランシューズで登っています。
今の時期は残雪期の登山になるので、今の装備に限界を感じました。
ザックも10リットル程のトレラン用を使用しています。
他に持っているザックは、沢登り用のモンベルシャワークライムパックのみ。
あと、半ズボンで登っているのは、山登り用のパンツをハーフとロングでそれぞれ1着ずつしか持っていなくて、最近続けて登っているため半ズボンになりました。
まずは靴をなんとかしたいです。
奥医王山(標高939m)を目指します。
10:40 医王の里

駐車場があるので、車を停めて、登山口まで少し歩きます。
10:45 登山開始

しばらくして、西尾平に着きました。

この小屋はトイレになっています。
医王山の登山口は複数あり、ここから登り始める登山者も多く、車が5、6台停めてあります。
車でここまで来れるようです。
再び登山道に戻ります。
この先は道が雪で覆われている箇所が多く、雪の上を歩くことになります。
雪が無い所でも、雪解け水のせいで、道がドロドロです。
まるで、沼の上を歩いているような気分です。
トレランシューズを履いているので、すぐに泥水が靴の中に侵入してきて不快です。
道も雪で分かりづらく、正しい方向に進んでいるのか不安になります。
11:30 覗休憩所

休憩所に着きました。
ここに設置してある案内図を見て、やはり、道を間違えていたということに気付きました。
予定では、白兀山(しらはげやま)を経由して、奥医王山を目指すのですが、このまま進むと鳶岩の方に行ってしまいます。
途中にあった分岐を見落としていました。
鳶岩コースも悪くはないので、どうしようか悩みます。
遠回りになりますが、戻らなくても白兀山に行くルートがありました。
そこを通って行くことにします。
しばらく、進みますが道がだんだん悪くなっていきます。

道が雪で覆われているのに加え、木がたくさん倒れていて、枝が邪魔をします。
自分の今日の格好は、半ズボンに半袖。
どうしようか悩みます。
道の横の斜面になっている所で少し休憩。
上の方に道があるらしく、人の姿が見えました。
しばらくすると、上に居た人が柴犬を連れて歩いてきました。
来る途中、ずっと獣の足跡があったけど、正体が判明しました。
10分間の休憩を終え、斜面を登ってショートカットしようかとも考えましたが、素直に道を歩きます。
雪や泥の道を歩き続け、広い場所に出ました。

ここまでは、なんとか道になっていましたが、この先はどこに進んでいいのか分かりません。
いろいろと歩き回って見ましたが、通れそうな道は見当たりません。
正面は急斜面です。
上まで登れば何か分かるかもしれないと思い、途中まで登ってみました。
しかし、木が邪魔で進めません。
仕方なく、シリセードで滑り降りて遊びました。
それからは、来た道を引き返します。
12:20 覗休憩所
10分だけ休憩。
とりあえず、白兀山は諦めて、さらに来た道を戻ることに。
途中で、行きの時に気付かなかった分岐を偶然発見!
本来通るはずだった道で、白兀山までは参考タイム25分と近そうです。

時間にも余裕があるので、こちらからのアプローチで白兀山を目指します。

これは道なのか❓と疑いたくなります。

開けた場所に出ました。
景色がいいので、ここが頂上かと思い、「フォーーーーーッ」と叫びたくなりましたが、抑えました。
少しだけ進むと、本当の白兀山頂上に出ました。

13:00 白兀山山頂(標高896m)
展望台あり。
夫婦で登っている方がいらっしゃいました。
さっき叫ばなくてよかったなとホッとしました。
恥ずかしい思いをしなくて済んだ。
この時気付きましたが、半ズボンという格好で道なき道を進んできたため、足に数カ所出血あり。
山に登り慣れている人は、普通、半ズボンでは山に登りません。
危ないからです。
下にタイツ等を履いている山ガールは別ですが。
この格好を見て、初心者だと思われ、山登りの経験は❓と夫婦の奥さんに聞かれました。
「少しだけ」と答えて、それからいろいろと今日の道のりなどについて会話しました。
頂上について、10分ほど経ってから、次は夕霧峠を目指しました。
稜線沿いの道は雪があり、すぐ横は急斜面になっていて、とても危険です。
来た道から帰ることにしました。
13:30 しがらくび

しがらくびの登山口に降りました。
ここにも駐車スペースがありますが、この先は通行止め。
この通行止めの道を歩いていくと、イオックス・アローザスキー場の裏に出ます。
夕霧峠はスキー場の裏辺りで、そこから登山口に入れば、20分程で奥医王山に着きます。
今日の目的地は奥医王山でしたが、行くのを止めました。
道路を走って帰ります。
13:40 医王の里
登山開始から下山まで、ちょうど3時間くらい。
もっと歩いていたような気がします。
〜今後の課題〜
まだまだ山登り初心者なので、脱初心者目指して頑張ります。
道に迷うことがあるので、雪で道が覆われていようと、正確に道を把握できるようになりたいです。
読図をしっかりと勉強しなければいけないと思いました。
地形図を見ながら何度も登る必要がありそうです。
あとは装備について。
自分の装備は偏っているので、徐々にウェア等を揃えていきたいです。
ちゃんとした登山靴を持っていないので、基本トレランシューズで登っています。
今の時期は残雪期の登山になるので、今の装備に限界を感じました。
ザックも10リットル程のトレラン用を使用しています。
他に持っているザックは、沢登り用のモンベルシャワークライムパックのみ。
あと、半ズボンで登っているのは、山登り用のパンツをハーフとロングでそれぞれ1着ずつしか持っていなくて、最近続けて登っているため半ズボンになりました。
まずは靴をなんとかしたいです。
2015年04月26日
高尾山
今日は朝起きて、何をしようかしばらく考え、川で遊ぶことにしました。
近場の場合は計画を立てずに、当日、行く場所を決めて行動することが多いです。
その日の気分です。
地図を眺めながらどこに行こうか考えて、場所が決まったら、準備をして出発します。
そのため、いつも出発が遅くなってしまいます。
今日の行き先は浅野川上流。
湯涌温泉を過ぎ、その先の河内町、曲町の集落を過ぎたあたりで道が砂利道に変わります。
その付近で車を停車し、しばらく歩いてから、川に降ります。
ちょうど堰堤の上辺り。

11:00 沢登り開始
川に入ろうとした瞬間、バチャンという音とともに生き物の姿が一瞬見えました。
水中をよく見ると、体長15cmはありそうな茶色のカエルがいました。
ウシガエルか❔
ちょうど、まな板とナイフを持っているので、おかずにしたかったけど、まだカエルを捌く勇気がありません。
カエルもサバイバルでは貴重なタンパク源です。
次回は、カエルの調理にチャレンジ!ということで、今日は見逃します。
その後、もう一匹発見。
しばらく、上流に向かって歩き、テンカラ竿を振ったりしますが、魚の姿はありません。
ラインが絡まったり、針をザックに引っ掛けたりとトラブルだらけ。
釣りは諦めて、引き返します。
途中で蛇に会いました。

普通だったら、すぐに蛇が逃げて行くけど、こいつはおとなしく、写真を撮るために近づいても逃げません。
可愛いやつでした。
種類はわからないけど、こいつも貴重なタンパク源です。
様々な生物に会い、自然を身近に感じられた川遊びでした。
蛇は食べる気にならないけど、カエルは食べてみたいなー。
12:30 昼食
13:00 刀利ダムへ向かうも通行止め
13:40 高尾山登山口

暇つぶしで高尾山に登ることにしました。
東京にある有名な高尾山(たかおさん)ではありません。
石川県の湯涌温泉近くにある高尾山(たかおやま)です。
ちなみに、東京の高尾山よりも標高は高いです。
14:20 高尾山山頂(標高743m)

林に囲まれているため、360° のパノラマとはいきませんが、刀利ダムを挟んで、医王山が綺麗に見えます。
高尾山と言えば、ここのことを指しますが、ここからは奥高尾山(標高841m)へと続いています。
奥高尾山と区別して、前高尾山とも呼ばれています。

頂上付近はブナ林で、一面が雪で覆われています。
周辺を散策しましたが、真新しい獣の足跡しかないため引き返します。
14:50 下山開始
15:20 下山
走れそうなところは走って、トレラン気分を味わいながら下ったので、あっという間に着きました。
昨日の奥獅子吼山は多くの人が登っていましたが、高尾山は単独とグループで計5名の方が下っていくだけで、あとは自分一人のみ。
入山した時間が遅かったせいかもしれませんが、あまり人とは会いませんでした。
これからGWで、登山する方が増えるかもしれませんね。
標高1,000m以下の低い山でも、まだ雪が多く残っているせいで快適には登れませんが、どんどん低山を登りたいと思います。
おしまい。
近場の場合は計画を立てずに、当日、行く場所を決めて行動することが多いです。
その日の気分です。
地図を眺めながらどこに行こうか考えて、場所が決まったら、準備をして出発します。
そのため、いつも出発が遅くなってしまいます。
今日の行き先は浅野川上流。
湯涌温泉を過ぎ、その先の河内町、曲町の集落を過ぎたあたりで道が砂利道に変わります。
その付近で車を停車し、しばらく歩いてから、川に降ります。
ちょうど堰堤の上辺り。

11:00 沢登り開始
川に入ろうとした瞬間、バチャンという音とともに生き物の姿が一瞬見えました。
水中をよく見ると、体長15cmはありそうな茶色のカエルがいました。
ウシガエルか❔
ちょうど、まな板とナイフを持っているので、おかずにしたかったけど、まだカエルを捌く勇気がありません。
カエルもサバイバルでは貴重なタンパク源です。
次回は、カエルの調理にチャレンジ!ということで、今日は見逃します。
その後、もう一匹発見。
しばらく、上流に向かって歩き、テンカラ竿を振ったりしますが、魚の姿はありません。
ラインが絡まったり、針をザックに引っ掛けたりとトラブルだらけ。
釣りは諦めて、引き返します。
途中で蛇に会いました。

普通だったら、すぐに蛇が逃げて行くけど、こいつはおとなしく、写真を撮るために近づいても逃げません。
可愛いやつでした。
種類はわからないけど、こいつも貴重なタンパク源です。
様々な生物に会い、自然を身近に感じられた川遊びでした。
蛇は食べる気にならないけど、カエルは食べてみたいなー。
12:30 昼食
13:00 刀利ダムへ向かうも通行止め
13:40 高尾山登山口

暇つぶしで高尾山に登ることにしました。
東京にある有名な高尾山(たかおさん)ではありません。
石川県の湯涌温泉近くにある高尾山(たかおやま)です。
ちなみに、東京の高尾山よりも標高は高いです。
14:20 高尾山山頂(標高743m)

林に囲まれているため、360° のパノラマとはいきませんが、刀利ダムを挟んで、医王山が綺麗に見えます。
高尾山と言えば、ここのことを指しますが、ここからは奥高尾山(標高841m)へと続いています。
奥高尾山と区別して、前高尾山とも呼ばれています。

頂上付近はブナ林で、一面が雪で覆われています。
周辺を散策しましたが、真新しい獣の足跡しかないため引き返します。
14:50 下山開始
15:20 下山
走れそうなところは走って、トレラン気分を味わいながら下ったので、あっという間に着きました。
昨日の奥獅子吼山は多くの人が登っていましたが、高尾山は単独とグループで計5名の方が下っていくだけで、あとは自分一人のみ。
入山した時間が遅かったせいかもしれませんが、あまり人とは会いませんでした。
これからGWで、登山する方が増えるかもしれませんね。
標高1,000m以下の低い山でも、まだ雪が多く残っているせいで快適には登れませんが、どんどん低山を登りたいと思います。
おしまい。
2015年04月25日
奥獅子吼山
今日は登山日和。
朝起きてから、奥獅子吼山に登ることに決め、準備します。

米は現地で飯盒を使って炊きたいけど、時間と手間が掛かるので、家で炊いた玄米を飯盒に詰めて弁当箱代わりにしました。
米の他には即席味噌汁、チャイのティーパック、醤油を食料として持って行きます。
あとは味噌汁やチャイを飲むためのステンレス製カップ。
それにステンレス製チョップスティック。
お湯を沸かすためのやかんとガス缶&バーナー。
水はプラティパスに1リットル用意します。
他には、使うかわからないけどテンカラ竿も持って行きます。
これらをトレイルランニング用ザックに詰め込みます。
トレラン用ザックはちょっとした山登りをするのにちょうどいいサイズです。
ハイドレーションシステム用のスペースが標準で設けられていて便利です。
これで準備万端です。
今回から一眼レフカメラも携帯します。
9:00 家出発
9:30 遣水観音霊水
寄り道で湧き水を汲みに行きました。
人が多く、並んで待っていると、色褪せた張り紙が目に入りました。
よく来るのに今まで気付かなかったけど、それにはマナー(ルール)について書かれていました。
「汲水制限 一人容器は10個まで。これを超える場合はもう一度後ろに並ぶこと。」
常識的なことですね。
しかし、ほどんどの人がこれを守っていなくて、一度に何十個という容器に水を汲んでいます。
そのため、時間も何十分と掛かっています。
口には出しませんが、並び直せよと言いたくなります。
自分は表情などに出やすいので、自然と舌打ちしていました。
嫌な男ですね。
でも、ルールを守らないのが悪いのです。
毎回イライラさせられます。
中には並んでいる人を気遣う人もいますが、ごく少数で、大体は並んでいるのを気にすることもなく平気で汲み続けます。
30分待ってようやく汲むことが来ました。
自分と入れ替わった人は、自分が来た時から汲んでいて、そこから30分待ったということは…。
どれほどの時間占領していたのか。
気持ちよく汲むことができないので、ここを利用するのは最後にしようと思います。
同じように思っている方は多いはず。
前々回に来た時はおばちゃん同士が喧嘩していました。
どういう場所なのか、詳しくは遣水観音霊水の記事で
全然関係のない話を長々と書いてしまいました。
では、本題に入ります。
10:20 獅子吼高原到着
10:30 登山開始
途中までは、一昨日、後高山に登った時と同じ道となります。
その時の筋肉痛がまだ残っていますが、無視して歩きます。
11:10 後高山と奥獅子吼山の分岐点(小屋が目印)
今日の目的地である奥獅子吼山方面に進みます。
ここからは比較的緩やかな道となります。
途中で林道犀鶴線とぶつかり、道路を横切り、再び登山道へ入ります。
しかし、この先は雪解け水で道がぐちょぐちょで歩きにくく、後半はほどんど雪の上を歩くことになります。
道になっていないので、踏み跡を頼りに進みます。
所々、雪の下に空間が出来ていて、足が抜けやすくなっているので注意します。
急な場所もあり、下りの人は、わざとお尻で滑り降りていました。
自分も帰りは天然の滑り台に挑戦します。

12:40 奥獅子吼山頂上

頂上は日が当たるので、雪はありません。
比較的広めのスペースで、7人程くつろいでいる方がいます。
360°景色が見渡せ、まだ真っ白な白山も見ることができます。

食事を済ませ、一服。
13:30 下山開始
奥獅子吼山は位置的には内川ダム上流付近の近くです。
今日は川に降りられるかどうか確かめたくて、降りられればテンカラをやってみようと思い、竿を持ってきました。
しかし、思ったより雪が多くて諦めました。
雪が解けてからリベンジです。
帰りも雪の上を歩きますが、道になっていないので何度も迷いました。
踏み跡は一方向だけではなく、様々な方向に分岐しています。
正解があるというわけでもないのですが、どれを信用したらいいのか。
迷った人の跡だと、変な所に誘導されてしまいます。
たまたま後ろから来た人がいたので、道を聞いて、しばらく後を付けさせてもらいました。
行きと同じように林道犀鶴線に着いたので、少し通ってみました。
林道犀鶴線は、まだ道路の半分以上が雪で覆われていて、一部土砂も崩れているため、車の通行はできません。
この状態だと、通れるようになるまでしばらく掛かりそう。
15:00 下山
〜本日の反省〜
登りはいつでも写真が撮れるように、一眼レフカメラを肩に掛けていたのですが、レンズを保護するキャップを無くしてしまいました。
写真を撮りながらだと、進むペースが遅くなるし、カメラ自体が邪魔になりました。
ここぞという所で撮るように心掛け、頂上で写真を撮った後、帰りはザックにしまったままでした。
登山の楽しみ方は人それぞれです。
足を止めて、花を撮っている方がたくさんいたように、写真を撮るのが目的の人も多いはず。
今後は一眼レフカメラを持って行くかどうかは、その日の目的や場所で決めたいと思います。
川に入るような渓流釣りでは持って行かない方がいいだろうし。
以上です。

朝起きてから、奥獅子吼山に登ることに決め、準備します。

米は現地で飯盒を使って炊きたいけど、時間と手間が掛かるので、家で炊いた玄米を飯盒に詰めて弁当箱代わりにしました。
米の他には即席味噌汁、チャイのティーパック、醤油を食料として持って行きます。
あとは味噌汁やチャイを飲むためのステンレス製カップ。
それにステンレス製チョップスティック。
お湯を沸かすためのやかんとガス缶&バーナー。
水はプラティパスに1リットル用意します。
他には、使うかわからないけどテンカラ竿も持って行きます。
これらをトレイルランニング用ザックに詰め込みます。
トレラン用ザックはちょっとした山登りをするのにちょうどいいサイズです。
ハイドレーションシステム用のスペースが標準で設けられていて便利です。
これで準備万端です。
今回から一眼レフカメラも携帯します。
9:00 家出発
9:30 遣水観音霊水
寄り道で湧き水を汲みに行きました。
人が多く、並んで待っていると、色褪せた張り紙が目に入りました。
よく来るのに今まで気付かなかったけど、それにはマナー(ルール)について書かれていました。
「汲水制限 一人容器は10個まで。これを超える場合はもう一度後ろに並ぶこと。」
常識的なことですね。
しかし、ほどんどの人がこれを守っていなくて、一度に何十個という容器に水を汲んでいます。
そのため、時間も何十分と掛かっています。
口には出しませんが、並び直せよと言いたくなります。
自分は表情などに出やすいので、自然と舌打ちしていました。
嫌な男ですね。
でも、ルールを守らないのが悪いのです。
毎回イライラさせられます。
中には並んでいる人を気遣う人もいますが、ごく少数で、大体は並んでいるのを気にすることもなく平気で汲み続けます。
30分待ってようやく汲むことが来ました。
自分と入れ替わった人は、自分が来た時から汲んでいて、そこから30分待ったということは…。
どれほどの時間占領していたのか。
気持ちよく汲むことができないので、ここを利用するのは最後にしようと思います。
同じように思っている方は多いはず。
前々回に来た時はおばちゃん同士が喧嘩していました。
どういう場所なのか、詳しくは遣水観音霊水の記事で
全然関係のない話を長々と書いてしまいました。
では、本題に入ります。
10:20 獅子吼高原到着
10:30 登山開始
途中までは、一昨日、後高山に登った時と同じ道となります。
その時の筋肉痛がまだ残っていますが、無視して歩きます。
11:10 後高山と奥獅子吼山の分岐点(小屋が目印)
今日の目的地である奥獅子吼山方面に進みます。
ここからは比較的緩やかな道となります。
途中で林道犀鶴線とぶつかり、道路を横切り、再び登山道へ入ります。
しかし、この先は雪解け水で道がぐちょぐちょで歩きにくく、後半はほどんど雪の上を歩くことになります。
道になっていないので、踏み跡を頼りに進みます。
所々、雪の下に空間が出来ていて、足が抜けやすくなっているので注意します。
急な場所もあり、下りの人は、わざとお尻で滑り降りていました。
自分も帰りは天然の滑り台に挑戦します。

12:40 奥獅子吼山頂上

頂上は日が当たるので、雪はありません。
比較的広めのスペースで、7人程くつろいでいる方がいます。
360°景色が見渡せ、まだ真っ白な白山も見ることができます。

食事を済ませ、一服。
13:30 下山開始
奥獅子吼山は位置的には内川ダム上流付近の近くです。
今日は川に降りられるかどうか確かめたくて、降りられればテンカラをやってみようと思い、竿を持ってきました。
しかし、思ったより雪が多くて諦めました。
雪が解けてからリベンジです。
帰りも雪の上を歩きますが、道になっていないので何度も迷いました。
踏み跡は一方向だけではなく、様々な方向に分岐しています。
正解があるというわけでもないのですが、どれを信用したらいいのか。
迷った人の跡だと、変な所に誘導されてしまいます。
たまたま後ろから来た人がいたので、道を聞いて、しばらく後を付けさせてもらいました。
行きと同じように林道犀鶴線に着いたので、少し通ってみました。
林道犀鶴線は、まだ道路の半分以上が雪で覆われていて、一部土砂も崩れているため、車の通行はできません。
この状態だと、通れるようになるまでしばらく掛かりそう。
15:00 下山
〜本日の反省〜
登りはいつでも写真が撮れるように、一眼レフカメラを肩に掛けていたのですが、レンズを保護するキャップを無くしてしまいました。
写真を撮りながらだと、進むペースが遅くなるし、カメラ自体が邪魔になりました。
ここぞという所で撮るように心掛け、頂上で写真を撮った後、帰りはザックにしまったままでした。
登山の楽しみ方は人それぞれです。
足を止めて、花を撮っている方がたくさんいたように、写真を撮るのが目的の人も多いはず。
今後は一眼レフカメラを持って行くかどうかは、その日の目的や場所で決めたいと思います。
川に入るような渓流釣りでは持って行かない方がいいだろうし。
以上です。

2015年04月23日
後高山
今日の金沢は快晴で、ポカポカして気持ちの良い陽気でした。
この時期は遠足シーズンなのか、昨日、中学生の団体を西武緑地公園近くで見掛けました。
そういえば、西武緑地公園内で行われる木下サーカスの公演があさってから始まりますね。
今日は自分も遠足気分で後高山(しりたかやま)を目指して歩きました。
後高山というのは獅子吼高原がある場所の山の名前です。
一般的には獅子吼高原と呼ばれています。
獅子吼高原までは片道約12km。
遠足にしては少し遠いかなぐらいの距離。
10分で1km歩く計算で約2時間。
休憩なしで、計算通りちょうど2時間で着きました。

着いて休憩したいところですが、目指すのは頂上。
ゴンドラ乗り場があり、それに乗って頂上まで行けます。
もちろん、ゴンドラには乗らずに、登山道を探します。
登山道に入ってすぐに夫婦と会いました。
その方達は戻ってきたところだったので、挨拶して上までどれくらい時間が掛かるか聞くと、3時間程だという答えが返ってきました。
この時点で時間は13時20分。
その通り3時間掛かるとしたら、行って戻ってくるのは無理だ。
念のためヘッドライトは携帯しているけど。
とりあえず、時間を見ながら行ける場所まで行くことにしました。
登山道に入り、30分程で小屋がある分岐点に到着。
後高山と奥獅子吼山への道に分かれています。

ここで60過ぎのオッちゃんが休憩中だったので挨拶をすると自然と会話が始まりました。
オッちゃんは話好きのようで、自分はほとんど聞き手でしたが、せっかくなのでいろいろこちらからも質問させてもらいました。
オッちゃんは地元の人で、この辺りの山には昔からよく登っているそう。
ここから自分のよく行く内川ダム上流の菊水町へは繋がっています。
50年前、菊水町に住んでいる人々は、生活のために20kgある炭を担いで山を越え、この道を通って鶴来の町まで売りに来ていたとか。
男性だけではなく、女性でも運んでいたというから驚きだ。
昔の人はすごい。
自分も含め、今の若い人はそんなことは知らないと思います。
ここにある小屋についても歴史を語ってくれました。
昔、スキーの競技がこの辺りで行われていて、遭難した競技者3名がここで亡くなられました。
それでこの小屋が避難所として建てられ、中には3体のお地蔵さんが残されています。
オッちゃんが小学生の頃、まだ小屋が建てられる前、遠足でこの小屋を建てるためのブロックを一人づつ運んだとか。
だから、ここを通るとそれを思い出すと話していました。
地元の人しか知らないような貴重な話を聞けました。
オッちゃんありがとう。
素直にありがたく思います。
さて、なんだかんだ30分間立ち話して、オッちゃんは奥獅子吼山に向い、ここで別れました。
後高山へはあともう少し。
少し走るとすぐに着きました。

無料休憩所と書かれていて、中はバーベキューもできるような快適なスペース。
親切に灰皿あり。
一服。
初めての休憩らしい休憩。
登山道に入ってからここまで約1時間。
やっと着いて安心。
途中聞いた3時間掛かると言っていたのは奥獅子吼山のことかな。
分岐点の看板には、奥獅子吼山までの目安時間が2;00〜3:00と書いてあったので。
後高山は標高650m、奥獅子吼山が928mです。
この時期は残雪もあるので、登るにはこのくらいの山がちょうどいいです。
休憩が終わり少し歩くと、ゴンドラが上がってくるのが見えます。
ゴンドラに乗れば3分で着いただろう。
獅子吼はパラグライダーで有名です。
来るまでに何度も飛んでいる姿を見ました。
飛ぶ瞬間。

RIZE UP!
ちなみに、ここ獅子吼高原は『RIZE UP』というパラグライダーを題材にした映画のロケ地であります。
他にも地元では有名な石川県唯一の遊園地である手取フィッシュランドも登場します。
メジャーな映画ではないですが、観てない方は是非。
しばらく遠目にパラグライダーを見学して帰ることに。
帰りは登山道を下って来た道を戻るか、裏の林道から帰るか。
来た道だと面白くないので別の道で帰ります。
裏の林道というのは、また内川ダムへで4月4日に行っています。
まず、獅子吼から出ようとすると柵にぶつかります。

よく見ると横からすり抜けられます。
たぶん、業者や関係者が車で通る道ですね。
その先は休憩スペースやラジコン用サーキットがあり、そこを過ぎると前回残雪で行き止まりだった道にでます。

アフター

ビフォー(4月4日)
現在は除雪が終わったのか通行可能です。
また内川ダムへの記事では、この先に内川に繋がる道があると書きましたが、勘違いだったようで、分岐はありませんでした。
獅子吼に繋がるのみでした。
まだ、調査する必要があります。
地図を見ればいいんですが。
帰りの林道は小鳥や虫の鳴き声で構成された自然のBGMを聞きながら歩きます。
林道から一般道に出るまで2時間。
思ったより歩きました。
さらに一般道に出てから自宅まで1時間。
帰りの道は調べると約17kmでした。
往復で登山道も含むと30km弱。
走るのは苦手なので、一部以外は全て歩きです。
いい運動になりました。
しかし、反省すべき点もあります。
今回、水分を500mlしか携帯しませんでした。
もちろん、量的には足りないけど、なんとか乗り切りました。
行動食や、お金も無し。
しんどかったです。
今度からは多めに持って行くか、現地で調達するかしたいと思います。
この時期は遠足シーズンなのか、昨日、中学生の団体を西武緑地公園近くで見掛けました。
そういえば、西武緑地公園内で行われる木下サーカスの公演があさってから始まりますね。
今日は自分も遠足気分で後高山(しりたかやま)を目指して歩きました。
後高山というのは獅子吼高原がある場所の山の名前です。
一般的には獅子吼高原と呼ばれています。
獅子吼高原までは片道約12km。
遠足にしては少し遠いかなぐらいの距離。
10分で1km歩く計算で約2時間。
休憩なしで、計算通りちょうど2時間で着きました。

着いて休憩したいところですが、目指すのは頂上。
ゴンドラ乗り場があり、それに乗って頂上まで行けます。
もちろん、ゴンドラには乗らずに、登山道を探します。
登山道に入ってすぐに夫婦と会いました。
その方達は戻ってきたところだったので、挨拶して上までどれくらい時間が掛かるか聞くと、3時間程だという答えが返ってきました。
この時点で時間は13時20分。
その通り3時間掛かるとしたら、行って戻ってくるのは無理だ。
念のためヘッドライトは携帯しているけど。
とりあえず、時間を見ながら行ける場所まで行くことにしました。
登山道に入り、30分程で小屋がある分岐点に到着。
後高山と奥獅子吼山への道に分かれています。

ここで60過ぎのオッちゃんが休憩中だったので挨拶をすると自然と会話が始まりました。
オッちゃんは話好きのようで、自分はほとんど聞き手でしたが、せっかくなのでいろいろこちらからも質問させてもらいました。
オッちゃんは地元の人で、この辺りの山には昔からよく登っているそう。
ここから自分のよく行く内川ダム上流の菊水町へは繋がっています。
50年前、菊水町に住んでいる人々は、生活のために20kgある炭を担いで山を越え、この道を通って鶴来の町まで売りに来ていたとか。
男性だけではなく、女性でも運んでいたというから驚きだ。
昔の人はすごい。
自分も含め、今の若い人はそんなことは知らないと思います。
ここにある小屋についても歴史を語ってくれました。
昔、スキーの競技がこの辺りで行われていて、遭難した競技者3名がここで亡くなられました。
それでこの小屋が避難所として建てられ、中には3体のお地蔵さんが残されています。
オッちゃんが小学生の頃、まだ小屋が建てられる前、遠足でこの小屋を建てるためのブロックを一人づつ運んだとか。
だから、ここを通るとそれを思い出すと話していました。
地元の人しか知らないような貴重な話を聞けました。
オッちゃんありがとう。
素直にありがたく思います。
さて、なんだかんだ30分間立ち話して、オッちゃんは奥獅子吼山に向い、ここで別れました。
後高山へはあともう少し。
少し走るとすぐに着きました。

無料休憩所と書かれていて、中はバーベキューもできるような快適なスペース。
親切に灰皿あり。
一服。
初めての休憩らしい休憩。
登山道に入ってからここまで約1時間。
やっと着いて安心。
途中聞いた3時間掛かると言っていたのは奥獅子吼山のことかな。
分岐点の看板には、奥獅子吼山までの目安時間が2;00〜3:00と書いてあったので。
後高山は標高650m、奥獅子吼山が928mです。
この時期は残雪もあるので、登るにはこのくらいの山がちょうどいいです。
休憩が終わり少し歩くと、ゴンドラが上がってくるのが見えます。
ゴンドラに乗れば3分で着いただろう。
獅子吼はパラグライダーで有名です。
来るまでに何度も飛んでいる姿を見ました。
飛ぶ瞬間。

RIZE UP!
ちなみに、ここ獅子吼高原は『RIZE UP』というパラグライダーを題材にした映画のロケ地であります。
他にも地元では有名な石川県唯一の遊園地である手取フィッシュランドも登場します。
メジャーな映画ではないですが、観てない方は是非。
しばらく遠目にパラグライダーを見学して帰ることに。
帰りは登山道を下って来た道を戻るか、裏の林道から帰るか。
来た道だと面白くないので別の道で帰ります。
裏の林道というのは、また内川ダムへで4月4日に行っています。
まず、獅子吼から出ようとすると柵にぶつかります。

よく見ると横からすり抜けられます。
たぶん、業者や関係者が車で通る道ですね。
その先は休憩スペースやラジコン用サーキットがあり、そこを過ぎると前回残雪で行き止まりだった道にでます。

アフター

ビフォー(4月4日)
現在は除雪が終わったのか通行可能です。
また内川ダムへの記事では、この先に内川に繋がる道があると書きましたが、勘違いだったようで、分岐はありませんでした。
獅子吼に繋がるのみでした。
まだ、調査する必要があります。
地図を見ればいいんですが。
帰りの林道は小鳥や虫の鳴き声で構成された自然のBGMを聞きながら歩きます。
林道から一般道に出るまで2時間。
思ったより歩きました。
さらに一般道に出てから自宅まで1時間。
帰りの道は調べると約17kmでした。
往復で登山道も含むと30km弱。
走るのは苦手なので、一部以外は全て歩きです。
いい運動になりました。
しかし、反省すべき点もあります。
今回、水分を500mlしか携帯しませんでした。
もちろん、量的には足りないけど、なんとか乗り切りました。
行動食や、お金も無し。
しんどかったです。
今度からは多めに持って行くか、現地で調達するかしたいと思います。