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2015年05月11日

山でのなくしもの

昨日の登山で3つの物を無くしました。

まずは、水筒。

普段使っているトレランザックは容量が少ないため、水筒が入らず、紐を付けて肩からぶら下げていました。

水筒はミリタリー系のキャンティーンです。

このスタイルは昨日からの試みでした。

登山の途中で荷を置いて休み、再び歩き出してから、すぐに水筒が無いことに気付きました。

紐から外れてしまったのです。

水筒には迷彩のカバーが付いていて、カモフラージュされて分かりにくかったですが、5分程で見つけることができました。

水筒には大切な水分が入っているので、無くしては困ります。

無くさないためにも、今後は素直にハイドレーションシステムを使おうと思います。


2つ目の無くし物は、山菜。

少しずつ、視界に入ったワラビを採り、袋に入れてトレランザックの横ポケットに入れていたのですが、気付いたら無くなっていました。

戻って探すのも面倒だったので、放置してしまいました。

すみません。

これも、ザックの中には入りきらなかったため、横の小さなポケットに入れていました。

大きめのザックが必要だと感じました。


3つ目は携帯電話。

いつもは邪魔になるから、ザックに収納していたのですが、この日はズボンのポケットに入れて持ち歩いていました。

何度か時間を確認するために、取り出していました。

下山して車に戻った時に確認した気がしますが、どこで最後に取り出したか記憶が曖昧です。

帰りに寄ったコンビニで気付きました。

自分は折りたたみ式の携帯電話の他に、iPhoneとPocketWiFiを持ち歩いています。

車に乗っているときは、助手席の上に置くことがあって、気付いたら無くなっている時があります。

大体は転がってシートに下に落ちています。

今回もそうなんだろうと思い、すぐには探しませんでした。

今朝、車内を探すと、いつものシート下にもどこにもありません。

山に探しに行く気力もないので、auショップで位置検索を頼みました。

結果は、電源が入っていないか、電波の悪い所にあるかで、位置は分かりませんでした。

一応、警察署にも紛失届けを出しましたが、もう諦めました。

これを機に思い切って、解約しました。

ということで、しばらくは携帯電話のない生活を送ります。

他に所持しているiPhoneは解約済みで、ネット接続専用機です。

これだけあればなんとかなるかな。

最近、山や海でよく物を無くしてしまいます。

気が緩んでいるのかもしれません。

物を無くすだけで済むならまだいいのですが、このままではもっと重大なことが起こりそうな気がします。

考えられるのは、交通事故。

車のキャリアの上にサーフボードを積んでいると、運転中、常に落ちないかと心配になります。

軽ワゴン車に積んでいるサーフボードが落下して、後続車がそれを避けようとして、対向車とぶつかったという事故が過去に神奈川県で起きています。

自分はサーフボード専用のアタッチメントで固定しているので、よっぽどの事がない限り大丈夫だとは思うのですが。

もし、ベルトで固定するのを忘れてしまったら…。

ちゃんと固定してあっても、外に積んであると落ち着きません。

できることは、走行前にしっかり確認することと、走行中も緩んでないか何度か降りて確認するってことかな。


物を無くすことに関しては、何か対策しないといけないです。

考えすぎかもしれませんが、何かの障害なのではないかと思ってしまいます。

ただドジなだけだと思っていましたが、最近は特に酷いです。

調べてみると、注意欠陥多動性障害(ADHD)やアスペルガー症候群というのが出てきました。

セルフチェックしてみると、面白いほど当てはまります。

ショックです。

障害ならどうしようもならないかもしれませんが、何か解決するために出来ることはあるはず。

山では最低限必要な物だけを持って行き、余計な物は持ち歩かない。

一番恐いのは、無くしたことにすら気付かないということです。

自分の持ち物は、常に把握していないといけないです。


こんな、山や海で物をよく無くす自分ですが、命だけは無くさないようにしなければなりません。  

Posted by なぎっち at 17:02Comments(0)その他

2015年05月10日

宿ノ岩

今日の登山は宿ノ岩を(しゅくのいわ)を目指しました。

ピークを目指す登山ではありません。

石川県の奥獅子吼山近くの、標高約850mに宿ノ岩と呼ばれる岩が存在します。

白山の歴史にも関係しているようで、白山修験者の修行の場だったとか。

修行僧たちが、白山に登る前のトレーニングとして登っていた場所です。

自分もそのつもりで挑みます。

セイモアスキー場に向けて車を走らせ、不動滝のある登山口から登山開始。


10:40 不動滝・宿の岩・蛇巻岩登山口





登山道に入ると、滝が見えてきます。




この写真の滝は、不動滝ではないと思われます。

滝はいくつかあって、不動滝は落差約50mのはずです。

どうやら見逃してしまったようです。

滝マニア失格だ。

残念。

登山道は、最初から急な上り坂です。

そのあとは、しばらく小さな沢沿いに歩きます。

道はすごく分かりにくいです。

途中、何度か沢を横切らないといけないですが、濡れる心配はありません。

沢ガニが歩いていました。





途中で道が分からなくなりましたが、沢の奥に道を見つけたので、沢を5mほど歩きます。

誰も登る人はいないだろうと思いましたが、山菜採りに来ている夫婦がいました。

話を聞くと、ワラビを採っていました。

ここからは自分も山菜採りモードに入りました。

歩きながらワラビを探します。

でも、山菜採りに熱中しすぎると、登るのが遅れるので、ほどほどにします。


12:00 分岐点




奥獅子吼山と宿ノ岩方面で分岐します。

ここで少し休憩。

宿ノ岩までは約10分となっています。

このまま宿ノ岩に行って下ると、すぐに登山が終わってしまうし。

せっかくなので、この前行ったばかりだけど、奥獅子吼山に登ることにしました。

たぶん、40分程で着くと思うので。


12:20 奥獅子吼山へ向けて出発

この道は稜線になるのかな。

アップダウンが激しいです。

ワラビの宝庫を見つけました。

短時間で1束ゲット!





鉄塔の跡があり、日当たりの良い場所でした。


13:10 奥獅子吼山山頂(標高928m)








長居は無用。

時間に限りがあるので、他の山々を眺めてから、すぐに引き返します。

弾丸登山です。


14:00 分岐点

戻ってきました。

結局、ピークを目指してしまいましたが、本当の目的である宿ノ岩に向かいます。


14:05 宿ノ岩








岩には文字が刻まれています。

修験時代の証ですね。

何て書いてあるか分からないけど。


14:45 蛇巻岩







蛇巻岩からの景色


宿ノ岩から、ここまでの道は荒れていて、歩きにくいです。

一部、残雪もありました。

アップダウンがあり、標高890mのピークを通過。

蛇巻岩からは本格的な下りが始まります。

かなり急で、すぐに膝が痛み始めました。

一歩一歩、足取りが重くなります。

しんどいです。

まともに歩けません。

無性に腹が立ってきます。

クモの巣が何度も顔に付いてイライラ。

倒木が道を塞いでいて、何なんだこの道は。

何でこんなに急なんだよ、と急なことに対して、一番腹が立ちました。

全部、膝の痛みのせいです。

時間を掛けて、なんとか下りました。


15:30 蛇巻岩登山口

ここからしばらく林道を歩きます。

下りでは痛かった膝も、平坦な道では平気でした。


15:45 不動滝登山口・下山


〜今日の登山を振り返って〜

今日登った場所には、不動滝から登り、宿ノ岩・蛇巻岩を通って下るという、1周するルートがあります。

それに加えて奥獅子吼山まで登ったわけですが、無理しすぎたか❓

全体的に急な道が多かったです。

特に下り。

あの急な下りには参りました。

下りの時間は1時間もなく、距離は短いはずなんですが、とても長く感じられました。

なんで下りはあんなに歩きにくいんだろうか。

登山で辛い思いをすると、なんで山に登っているんだろうと考えてしまいます。

数日すると、それも忘れて、また登りたくなるのですが。

これで、今まで登った近場の山が、倉ケ岳から後高山、後高山から奥獅子吼山とだんだん繋がってきました。

繋がっているのは当たり前なんですが、自分の足で歩くことで、それが実感できます。

同じ山でも、違う方面から登ることで、新たな発見があります。

これからは膝痛対策も考えなければいけませんね。

あとは、無理のない計画。

これ大事。  

Posted by なぎっち at 19:46Comments(0)トレッキング・登山

2015年05月09日

日本三百名山登山記ー医王山

今日から数年掛けて、日本三百名山の登頂を目指すことにしました。

日本百名山は有名ですね。

石川県加賀市出身の登山家だった深田久弥さんにより定められた、日本の100の山。

後に、200の山が加えられた三百名山ができました。

日本二百名山というのもあります。

三百名山の中には、すでに登頂した山もあります。

といっても、白山と立山だけですが。

それらの山には再び登るので、ゼロからのスタートです。

まずは近場から攻めようと思い、早速、登ってきました。

記念すべき1山目は医王山(いおうぜん)。

石川県と富山県の境にある、標高939mの山です。

医王山に登るための登山口はいくつかあります。

標高の低い山なので、頂上近くの夕霧峠まで車で行くことができます。

夕霧峠から奥医王山までのコースタイムの目安は約30分。

それだと歩く距離も短く、すぐに登頂できてしまうので、達成感がありません。

医王の里という場所に車を停めて、そこからスタートします。


10:30 医王の里

4月28日にも、登りに来ました。

なぎっち VS. WILD:医王山

その時は、医王の里近くの登山口から登って白兀山まで行きましたが、その時の登山道の状態が酷かったので、今日は道路を通って奥医王山の登山口を目指します。

前回、しらがくびの所でコーンが設置されており、車は通行止めとなっていましたが…




今日はコーンがどかされ、車も通っていました。

いいのかな❓

この先しばらく進み、夕霧峠の手前700mくらいの所で、道路に雪が現れました。





車では通れないので、来た車はここで引き返していきます。

バイクなら通れそうです。

雪を通過し、夕霧峠の展望台が見えてきました。


11:20 夕霧峠展望台





奥医王山への登山口もここにあります。





自分は道路を歩いてきたので、ここからが登山となるわけですが、見上峠や医王の里、西尾平の登山口から登山を開始した場合は、白兀山山頂を経由して、稜線を進むと、この夕霧峠の展望台前に出て、一度道路に降りてから再び奥医王山の登山口に入ります。

少し展望台で休憩してから登山開始。


11:30 登山口

いきなり急な階段を登ります。

たしか、288段だったか。

すぐに息が切れ始めます。

意外と辛い。


11:55 奥医王山頂上(標高939m)





やはり、すぐに着いてしまった。

三百名山の中で、最も簡単に登れるのではないだろうか。

ここで登頂の証である記念写真をどう撮ろうか悩む。

せっかくの三百名山だし、登頂した写真には統一感を出したい。

そこで、山頂にある、標高を記した標識を含めた自分撮りを試みる。

だが、自分の顔が写った写真はブログには載せにくい。

画像編集ソフトで自分の顔を加工するのも面倒だし。

この問題は、一旦、保留にします。


12:10 下山開始


12:20 登山口

今日はここまで歩いてくる間、ずっと山菜を探していました。

タラの芽をいくつか見つけることができました。

道路沿いにあったものは、ほとんど採られた後でした。

まだ諦めきれずにいたので、イオックス・アローザ裏の富山県南砺市側の道を歩きます。





落石と残雪が多く人は通らないような道。

もし、タラの芽があれば、手付かずで、ここは穴場になるかもしれない。

そう思い、歩き続けると、いい感じのたらの木をいくつも発見。

しかし、どれも成長しており、採ることはできません。

予想通り手付かずの状態だけど、成長していては意味がありません。

遅かったか…。

来年は早めに来てみようと思います。





夕霧峠からイオックス・アローザのゴンドラ頂上まで歩きました。


<イオックス・アローザ情報>

5月の週末はゴンドラ運行しています。

ゴンドラ頂上にあるレストラン、ワイスホルンも営業中でした。


〜山菜採りについて〜

まだまだ山菜採り初心者ですが、山菜採りのポイントを紹介します。

道路沿いに生えているものは、ほとんど採った後で、タラの木も寂しい状態になっています。

タラの木からはいくつかの芽が生えるのですが、採るのは一番上の頂芽だけ。

全部採ってしまうと、その木はすぐに枯れてしまうからです。

2番芽は残すようにします。

コシアブラも同様です。

山菜採りをされている方は年配の方が多いです。

ほとんどの方は車で移動していて、車で行ける範囲で行動されている方が多いです。

なので、この時期通行止め等で、車で入っていけないような道は穴場です。

以上、自分の短い経験上での話でした。


帰り道、山菜を採りながら歩いていると、自分が山菜採りを始めるきっかけとなった、倉ケ岳で山菜採りを教えてくれた師匠夫婦に再会しました。

まさかの再会にお互いビックリ。

山菜談議を交わし、「またどこかでお会いするかもしれませんね」と話し、お別れしました。

山を登っていると、他の人と挨拶を交わし、会話することが数多くあります。

最後に「またお会いしましたら…」と言うことがありますが、もう二度と会う機会がないことがほとんどだと思います。

一期一会ですね。

失礼ですが、顔を覚えていないということも、正直あると思います。

今日、あの時間、あの場所を歩いていなければ、師匠夫婦と会うことはありませんでした。

それは、すごい確率だと思います。

縁があれば、こういうこともあるんだと実感しました。

他にも、今日会って話した方と、帰り道に再び会い、その方は車だったのですが、「下まで乗って行きますか❓」と声を掛けて下さりました。

嬉しいことです。

人との出会いは大切にしないといけないですね。

感謝です。


13:50 医王の里


山に登るたびに、次々と新しい山登りの計画が浮かびます。

次はどこにしようか❓

そう考える時間も楽しいです。

三百名山を制覇することを目標に決めた訳ですが、それにこだわらず、登りたい山に登ろうと思います。

まずは石川県の山を制覇したいです。  

Posted by なぎっち at 19:09Comments(0)日本三百名山登山記

2015年05月05日

岩間温泉・岩間の湯

GW中、昨日までの3日間は、ほどんど出掛けなかったので、今日はお出掛け。

自分はGWと秋の年2回、温泉に行きます。

混浴露天風呂です。

そこで、前から気になっていたけど、まだ行ったことがなかった岩間温泉に向かいました。

北海道にも同名の温泉があるようですが、こちらは石川県白山市にある岩間温泉です。

岩間温泉には墳泉塔群と呼ばれる、自然にお湯が湧き出している場所があります。

そこを目指します。

岩間温泉は、白山白川郷ホワイトロード(旧称は白山スーパー林道)の入り口近くにあります。

白山白川郷ホワイトロードの入り口近くで、岩間温泉に向かう分岐があります。

分岐に着くと、岩間温泉への道は冬期通行止めとなっています。





仕方ないので、ここに車を停めて、歩くことにします。

他にも車が3台止まっているけど、岩間温泉に向かっているのでしょうか❓

気になります。


8:50 出発

まずは山崎旅館を目指します。

通行止めになっていなければ、山崎旅館までは車で行くことができます。

約5kmの距離があります。


9:45 山崎旅館到着





もちろん、現在は閉鎖中です。

ここを通り過ぎると、すぐに岩間墳泉塔群方面と楽々新道で分岐します。





楽々新道は、白山へ登る登山道の一つです。

ここから室堂までの距離は14.25kmとなっています。

全然楽ではないですね。

今年は楽々新道経由で白山に登る予定です。

看板をよくみると、下に張り紙が付け加えられています。





《この先、2.7km地点で土砂崩れがあり墳泉塔及び岩間温泉(露天風呂)には行けません。現在も、上部から崩落しています。》


これを見てしまったら、普通は引き返したくなりますよね。

でも、ここで引き返す訳にはいきません。

自分の目で見てみないと、どんな状況か分からないので、とりあえず進みます。

すると、男性二人組が向こうから戻ってきました。

道の様子を聞いてみると、雪があるとかで途中で引き返してきたようでした。

たしかに雪は残っているけど、まだ普通に歩けるので、行ける所まで行きます。

諦めません。

雪よりも、あちこちで崩落している土砂や木が邪魔をします。










第一の難所です。

土砂は、けっこうな傾斜になって積もっていて、とても滑りやすいです。

もし足を滑らせてしまったら、自分の体をせき止める物もなく、崖下100mを1直線で転がり落ちてしまいます。

大変危険です。






初級者には難易度が高いです。

岩間温泉に向かう方は、くれぐれも自己責任で。

ここを通過しても安心はできません。

あちこちで土砂が崩れています。

いつ落ちてくるか分からない落石にも注意です。

第一の難所を通過して、しばらく経つと、第二の難所に差し掛かりました。





ここは、元あった道まで崩壊していて、さっきとはレベルが違います。

とにかく岩がでかい。

足を踏み外すと崖下へ落ちてしまいます。

一応、温泉マニアの有志が張ったであろうロープが存在するので、活用します。

安全な高い位置を攻めます。





通過後、振り返って。





崩落している幅が広く、30mはありそうです。

正直、命の危険を感じました。

何度も言いますが、自己責任で。

本来なら、渡ってはいけない場所のはずなので。

ここが張り紙に書いてあった、2.7km地点の土砂崩れだと思われます。

ここを通過して、あと1km弱歩きます。

次は雪の斜面が出現しました。




これは反対側(温泉側)から撮った写真です。

ここも滑り落ちると危険ですので、慎重に進みます。

歩いてくる時、奥の方に小屋が見えたので、すぐ先には露天風呂があるはず。

温泉マニアの血が騒ぎます。

辿り着くのが困難なほど、秘湯度が増すというもの。

雪の斜面はなんなくクリアし、ようやく到着。


10:50 岩間ヒュッテ♨︎






トイレ兼避難小屋






まず露天風呂を探します。

なかなか見つかりません。

雪の上を歩いて探し回っても、露天風呂は見当たりません。

もしかして、雪の下に隠れてしまっているのだろうか❓

それなら、湯けむりでそこだけ空間ができ、スノーブリッジになっていてもおかしくないはず。

と思い、ヘッドライトを装備して、スノーブリッジを覗いてみるが、無さそう。

昨日の夜、岩間温泉が載っているガイドブックに書いてあったことを思い出す。

たしか、露天風呂が小屋から50mって書いてあったっけ。

戻って、もう少し手前を探してみると…

普通にありました。






なぜ、最初に通った時に気付かなかったのか。

20分間、無駄に探し回ってしまった。

まあ、いいか。


11:10 入湯

ここは無料の混浴露天風呂です。

もちろん、今は貸切状態です。

脱衣所等はありません。

露天風呂は詰めれば10人近く入ることができますが、4〜5人がちょうどいい感じ。

女性からすると、入りにくいかもしれませんが、こんな場所なので、他の人と鉢合わせすることも少ないと思われます。

その場で着替え、衣服は岩の上に置いておきます。

全裸になったはいいけど、冷たかったらどうしようなどと、少し不安になりつつ足を漬けてみる。

熱い。

よかった。

熱すぎる気もするが、冷たいよりは良い。

たぶん48℃くらいありそう。

源泉掛け流しで、水で調整されています。





しばらく、慣らしながら入っていると、熱さにも慣れてきました。

温泉最高!フォーーーーーッ!

思わず叫んでしまいます。

今まで通ってきた危険な道を、また戻らないといけないということは、頭から排除しています。

すごくリラックスできました。

ビールが飲みたくなります。

もちろん、スーパードライ。

誰も居ない空間で、のんびり過ごしました。

そして、何ともいえない気分になりました。

それは、孤独感、寂しさからくるものなのか。

不思議な気持ちです。

こういう気持ち、好きです。

程よい秘湯感を味わい、満足したところで帰ります。

墳泉塔群を見に行くのは諦めました。


12:20 下山開始


14:15 駐車場


今日は水を800mℓ持って行き、そのうちの300mℓはカップラーメンのお湯に使いました。

飲み水は500mℓだけで、足りなくなりました。

帰りは、水分と糖分に飢えていたので、自販機で水分と糖分を同時に補給できる炭酸飲料を買って、喉に流し込み、手取峡谷に寄りました。






昨日の大雨の影響で、コーヒー牛乳になっています。



<岩間温泉・岩間の湯>





行きやすさ♨︎♨︎
入りやすさ♨︎♨︎♨︎♨︎
開放感  ♨︎♨︎♨︎♨︎
景色   ♨︎♨︎♨︎
泉質   ♨︎♨︎♨︎

※5段階評価です


岩間温泉の露天風呂は、今日の探訪でお気に入りのスポットになりました。

土砂崩れで道が通れなくなっているのは残念でしたが、その方が行くのが困難になり、達成感もあって、自分的には好きです。

危険な道は通りたくないけど、どうしても行きたいという温泉マニアの方は、崩壊した道を通らない方法もあります。

岩間温泉の露天風呂がある場所からは、岩間道という白山に向かう登山道があります。

その道は途中で、山崎旅館の先にあった楽々新道と繋がっています。

だから、行きは楽々新道を通って途中にある薬師山まで行き、そこから岩間新道を下れば、岩間温泉に辿り着きます。

しかし、それは大分遠回りになります。

岩間温泉(標高約1000m)から薬師山(標高2023m)の標高差約1000mを登って下る本格的な登山となります。

これは、雪がない時期の話です。

次に岩間温泉に行くときは、登山も兼ねて、この道で行きたいと思います。  

Posted by なぎっち at 21:10Comments(0)混浴・秘境温泉

2015年05月04日

地図について

山に登る時、地図を持っていると便利です。

地図が無くても、山には分岐などの各ポイントに案内の標識があり、道に迷うことは少ないかもしれません。

たまに標識が壊れて地面に転がり落ちていて方向が分からなくなっていたり、文字が薄くなって読めなくなっているのを見掛けます。

あとは、追跡者を撒くために、分岐の方向を逆に変えて、別の方向に誘導したり。

漫画でよく見ますね。

それは現実にはないかもしれませんが、もしそうなっていても気付かないと思います。

分岐では、必ず地図を見て行動した方がいいです。

半信半疑で進んで、あとで違うと分かって戻っていたら、時間も無駄になりますし。

遭難など、もしもの時のためにも、やはり地図は必要になってきますね。

地図を持っていても、自分の現在位置が把握できなかったり、方角が分からなければ意味はありませんが。

自分は書店で購入した、国土地理院発行の2万5千分の1地形図を所持しています。(1枚約300円)

自分が住んでいる石川県の主要な山は網羅しています。

登山に行く時は、必要な範囲をコピーして、ラミネート加工し、持って行きます。

ラミネート加工するのは、雨に濡れてもぐちゃぐちゃにならないようにするためです。

暑い時はうちわ代わりにもなりますし。

地形図は紙の他に、デジタルでも提供されています。

そのネットで購入できるサービスが電子地形図です。

2012年からサービスが開始され、最初は北海道地域が対象だったものが、だんだんエリアを拡げ、今では全国のデータが提供されています。

紙の媒体では、図郭(メッシュ)で区切られて販売されており、目的の範囲が2枚〜4枚にまたがるということもありました。

例えば、白山は地形図(2万5千分の1)白山、白峰、新岩間温泉、加賀一ノ瀬の4つに含まれています。

それが電子地形図では範囲を自由に指定して購入することが可能なので、白山を中心とした範囲を指定いすれば、1枚で済み、そのような問題が解消されます。

サイズも

A3(175円)
A2(175円)
A4(175円)
A1(350円)
A0(700円)

から選べます。

画像タイプもPDF / JPEG / TIFFから選択可能です。

これに関しては不満があり、一度に3つの形式でダウンロードできるようにしてほしかった。

選択した画像タイプでしかダウンロードできません。

まあ、自分で変換すればいいのですが。

と、電子地形図は紙よりは柔軟に使えます。

必要な範囲を購入して、コピーして使うといった感じ。

電子地形図を利用するには、登録が必要で、購入してから2週間というDL期限が設けられています。

詳しくは電子地形図のHPで。

今、自分が計画しているのは、概念図の作成。

登山のガイドブックなどに載っている簡易的な地図のことです。

地形図をそのまま見た方が、地形も読めて、他の情報量も多くて一番ベストです。

でも、自分なりのオリジナル地図を作ってみたくなりました。

その方法としては、トレース台などを利用して、地形図の尾根と沢をなぞり、山や小屋などの情報を書き込んでいきます。

パソコンの画像編集ソフトを使用して作ることも可能ですね。

試してみます。  

Posted by なぎっち at 17:25Comments(0)その他

2015年05月02日

ランディングネット製作〜フレームの接着〜

フレームをグリップに固定してから10日経ちました。

十分乾燥できたはずなので、いよいよ接着に入ります。

接着には2液混合タイプのエポキシを使います。

ステンレスプレートにエポキシの主剤と硬化剤を同量盛ります。

ステンレスプレートの下にはヒーターを敷いています。

温めた方が混ざりやすくなります。

今日のような気温の高い日は必要ないかもしれませんが。




主剤と硬化剤を混ぜ合わせ、フレームの端材をヘラ代わりにして、グリップとフレームに塗っていきます。

塗り終わったら、重ね合わせて、フレーム同士をダブルクリップで留めます。

フレームとグリップはクランプ等で固定します。

この作業、簡単そうですが上手くいきません。

クランプで力を加えると、接着剤が潤滑となって滑ります。

あと、グリップの形状をちゃんと作らなかったのも原因です。

クランプ等で固定しやすい形状にしないと、ここで苦労します。

腕が2本では足りないと感じました。




クランプが足りなかったので、ベンチバイスを利用しました。

ついでに、溝切り治具も接着。





今回のランディングネット製作も失敗しそうな予感…。

今作っているのは試作品なんだと自分に言い聞かせ、最後まで諦めずに完成させます。  

Posted by なぎっち at 16:38Comments(0)DIY

2015年05月01日

クライミング

今日は倉ケ岳から後高山(獅子吼高原)までの道の調査に出掛けました。

地図を見る限り、倉ケ岳と後高山を繋ぐ稜線に道が存在します。

約6kmの距離です。

まずは車で倉ケ岳を目指します。

林道に入った瞬間、ニホンカモシカのペアと遭遇。

これは珍しい。

市街地の目の前なので、住宅街に出てきてもおかしくないです。

写真撮りたかったな。

倉ケ岳に着いて、駐車場に車を止め、地図を見ながら登山道を探します。

同時に山菜も探しながら歩きます。

すると、岩壁にたどり着きました。

そういえば、案内図にも書いてありました。

高さはそんなにないけど、目の前に立つと結構な岩壁です。




写真では分かりにくいですが、最初の4mはほぼ垂直になっています。

所々に、クライミング用の金属が打ち込まれています。

なぜか無性に挑戦したくなり、30分間岩壁にへばり着き、格闘しましたが、3mしか登れませんでした。

クライマーにはなれそうもないです。

練習にはちょうどよさそうなので、今後も挑戦します。

一つ目標ができました。

今日のロッククライミングは諦めて、本来の目的である登山道の調査に戻ります。

湖を回って、それらしき道を発見しました。





とりあえず、進んでみます。





しかし、道はほとんど藪になっていて、歩きにくいです。

笹の葉で覆われています。

よく足元を見ると、たしかに道にはなっているのですが、見失いそうになります。

笹の葉によるダメージも大きいです。

長ズボンなのに、隙間から侵入してきたのか、足首に切り傷ができました。

荒れているので、この道を通る人は少ないのかもしれません。

途中で引き返しました。

快適に歩くことができれば、獅子吼高原まで行くいい散歩コースになったのに。

残念です。

時間に余裕ができたので、倉ケ岳周辺を歩きます。

さっきとは別の岩壁に着きました。





さっきの岩壁とは続いているのですが、こっちは親切にロープが張ってあり、登りやすくなっています。

傾斜も緩やかで簡単に登れました。

登ってからは本格的に山菜探し。

前回、山菜採りをした時に聞いた、コシアブラという山菜が気になっていました。

倉ケ岳では頂上付近でしか採れないと聞いていたので、自力で探します。

それらしいのを見つけ、採ってみましたが、まだ確信はありません。

探すとそれなりに同じ物を見つけました。

途中から自信が出てきて、これがコシアブラなんだと思うようになりました。

なんとなく、どれがいいのか区別できるようになり、3時間探し回って、コシアブラ20とタラの芽1ゲット。

上出来です。

山菜採りは楽しいです。



  

Posted by なぎっち at 20:03Comments(0)トレッキング・登山山菜採り

2015年04月30日

今年初のSUPフィッシング

今日も5時に一度起きて、釣りに行こうか迷いましたが、睡眠欲には勝てずに2度寝。

再び7時に起床。

波情報を確認して、波もほとんどなさそうなので、SUPフィッシングをすることに。

準備して、9時に出発。

場所はいつもの内灘海岸。

10時前に着きました。

時間的には釣れるかどうか微妙なため、釣りをするか悩みます。

朝からSUPフィッシングをされていた方が、ちょうど海から戻ってきました。

50cm程のサゴシ(サワラ)を1匹釣っていました。

ついさっきも当たりがあったと聞き、この時間でもまだ大丈夫だと確信し、釣りの準備をしました。

ここで自分の装備を紹介します。





上にはフローティングベストを着ています。

ポケットにはルアーケースやストリンガー、プライヤー等、釣りに必要な物を収納しています。

ポケットの多いタイプがオススメです。

SUPでフローティングベストを着用している方は少ないですが、自分は泳げないので着た方が安心します。

そして、一番肝心なロッドですが、ロッドはSMITHのカヤックフィッシング専用モデルである、PADDLIST(パドリスト)のシーバスロッドを使っています。

パドルボード専用のロッドスーツを身に付けて、それにロッドを固定しています。

このロッドスーツは腰と腿にベルトで固定しています。

この他にも、ロッドを固定する方法はいくつかあるのですが、このスタイルに落ち着きました。










パドリストのグリップエンドには、ロッド流出防止用のD管が装備されていて、このように、スパイラルコード等を固定することができます。

もう片方は、ロッドスーツの腰ベルトに固定します。

これで、万が一、ロッドを海に落としても流出しません。

過去にこの装備なしでロッドを海に落としてしまい、回収不能となった経験があります。

その時は釣れないだろうと思い、軽い装備で海に出てしまいました。

たまたまアジが釣れてしまって、針を外した後、ストリンガーも無しでどうやって持ち帰ろうかと考えていた時でした。

夢中になり、気付いたらロッドが無くなっていました。

結局アジは海パンのポケットに入れたっけ。

タックルは、新品の安いロッドに、リールは新品のエアノスでした。

被害額は大きくなかったのですが、ショックでした。

それからは慎重になり、必ずコードで繋ぐようになりました。



自分流のパドルボードフィッシングのやり方は、まずルアーを垂らしておいて、パドルを漕いで大きく移動します。

この時、ロッドはロッドスーツに固定していますが、ロッドスーツに挿すとのグリップが隠れてしまい、パドリストのD管は使えません。

移動中はロッドを操作しないので、リールのベール部分にコードを繋げておきます。

トローリング中にヒットした場合は、ボードに座り、魚とやりとりします。

ロッドスーツからロッドを抜いて、すかさずパドリストのD管にコードを繋げます。

これで完璧です。

移動中にナブラを発見した場合は、ナブラに向けてキャストします。

移動中、何も起こらなかった場合は、腰を落ち着けてキャストを繰り返します。

パドルを漕がずに留まっていると、あっという間に潮に流されてしまいます。

これを利用した釣り方も有りだと思いますが、流されたくない場合はアンカーを使用します。

自分が持っているのはシーカヤック用のパラシュートアンカーです。

SUPフィッシングでは荷物になるので、ほどんど持って行ったことがなく、まだ使用したことがありませんが。

以上のような流れです。

まだ、SUPフィッシングで釣った経験は少ないですが、トローリング中に釣れるパターンとナブラを狙って釣れるパターンが多いです。

活性の高い時は、ナブラを探して漕ぎ回るような感じですかね。

今日は1時間漕ぎまわりましたが、魚の気配はありませんでした。

サゴシはいるらしいけど、自分にはアタリもありませんでした。

戻ってから、さっきサゴシを釣っていた方にアドバイスをもらいました。

ルアーはシンキングタイプが良いと。

それから、ただ漕ぐだけじゃなく、2回漕いで止まってみたりとアクションをつけること。

その止まった時にヒットするパターンが多いそうです。

勉強になりました。


<今日の使用タックル>

ロッド:スミス パドリスト PSS-67L
リール:シマノ ナスキー 2500
ルアー:ティムコ レッドペッパーbaby(フローティング)  

Posted by なぎっち at 20:04Comments(2)SUPフィッシング

2015年04月29日

初めての山菜採り

朝5時に自然と目が覚め、ナウファスで金沢港周辺の波情報を確認し、SUPフィッシングに行こうか迷いましたが、結局寝てしまいました。

それから2時間寝て、7時に再び起床。

この時間から出発してもいいのですが、混む時間帯は避けたいところ。

なぜなら、軽自動車のキャリアの上にボードを載せて走るのは、目立って恥ずかしいからです。

どうしようか悩み、釣りの準備もしていなかったので、山を登ることにしました。

天気の良い日に屋内で過ごすのは、もったいないと感じてしまいます。

さて、どこの山に登ろうか。

まだ低い山でも雪が残っており、雪の上を歩くのは、正直うんざりしてきました。

場所にも寄りますが、標高700mを超えたあたりから、雪が多く残っています。

それより低い山なら大丈夫だろうと、標高565mの倉ケ岳を目的地に選びました。

倉ケ岳は金沢市の南にある山で、獅子吼高原からは割と近いです。

頂上付近には駐車場もあり、車で気軽に行くことができます。

行くまでの過程を楽しみたいので、自宅から歩くことにしました。

倉ケ岳へは約10kmの道のり。





初めの方は、竹林に囲まれた林道を歩きます。

たけのこ掘りに来ている方が多く、車を何台も見掛けました。

その中にたけのこではなく、山菜採りに来ている夫婦がいて、軽く挨拶を交わす。

しばらく進むと、山菜採りの夫婦とまた会いました。

どうやら、車で少しずつ移動しながら山菜を採っているらしい。

自分は前から山菜採りに興味があり、本も最近買ったのですが、行動には移していませんでした。

せっかく山菜が採れる道をいつも歩いているのに、採ったことはありませんでした。

そんな自分に憤りを感じ、ここで行動しなければ、一生採らないかもしれないと、なぜか焦りを感じました。

もちろん、山菜の知識はほとんどなく、どれを採っていいのかさっばり分かりません。

そこで、夫婦に頼んで山菜採りをレクチャーしてもらうことになりました。

この辺りの山では、今の時期、ワラビやタラの芽、コシアブラが採れることを教えてもらいました。

見分け方も親切に教えて下さり、採れたものを分けて頂きました。

これからは勝手に師匠と呼ばせて頂くことにします。

師匠と別れ、一人で倉ケ岳へ向かいながら山菜を探します。

ワラビは比較的簡単に見つけることができましが、タラの芽はなかなか見つかりません。

山菜を探しながら歩いていると、あっという間に倉ケ岳に着いてしまいました。





湖があり、周辺は散策路がいくつかあります。

上を目指して歩くと、開けた岩場の上に出ました。





まあまあの景色。

標高も高くないので。

ここまでの道のりは登山という感じではないですね。

この前、後高山(獅子吼高原)に登ったときに会ったオッチャンの話では、後高山からここ倉ケ岳に繋がる登山道が昔あったそうです。

現在は通れるか不明。

機会があれば、調査したいです。

帰りは途中から別ルートで、平栗を経由し、大乗寺公園の裏に出ました。

大乗寺公園はいつも通り、家族連れや夫婦、カップル、そして女子会❓で賑わっていました。



今日は偶然ですが、初めて山菜を採り、登る以外の山の楽しみを見つけられました。

山菜採りは今が最も熱いシーズンなので、しばらくは山菜採りをメインにした山歩きとなりそうです。

山の草花や生物の知識を増やして、詳しくなりたいです。




下処理中のワラビ
  

Posted by なぎっち at 18:22Comments(0)トレッキング・登山山菜採り

2015年04月28日

医王山

今日も登山日和。

奥医王山(標高939m)を目指します。

10:40 医王の里




駐車場があるので、車を停めて、登山口まで少し歩きます。


10:45 登山開始




しばらくして、西尾平に着きました。




この小屋はトイレになっています。

医王山の登山口は複数あり、ここから登り始める登山者も多く、車が5、6台停めてあります。

車でここまで来れるようです。

再び登山道に戻ります。

この先は道が雪で覆われている箇所が多く、雪の上を歩くことになります。

雪が無い所でも、雪解け水のせいで、道がドロドロです。

まるで、沼の上を歩いているような気分です。

トレランシューズを履いているので、すぐに泥水が靴の中に侵入してきて不快です。

道も雪で分かりづらく、正しい方向に進んでいるのか不安になります。


11:30 覗休憩所




休憩所に着きました。

ここに設置してある案内図を見て、やはり、道を間違えていたということに気付きました。

予定では、白兀山(しらはげやま)を経由して、奥医王山を目指すのですが、このまま進むと鳶岩の方に行ってしまいます。

途中にあった分岐を見落としていました。

鳶岩コースも悪くはないので、どうしようか悩みます。

遠回りになりますが、戻らなくても白兀山に行くルートがありました。

そこを通って行くことにします。

しばらく、進みますが道がだんだん悪くなっていきます。




道が雪で覆われているのに加え、木がたくさん倒れていて、枝が邪魔をします。

自分の今日の格好は、半ズボンに半袖。

どうしようか悩みます。

道の横の斜面になっている所で少し休憩。

上の方に道があるらしく、人の姿が見えました。

しばらくすると、上に居た人が柴犬を連れて歩いてきました。

来る途中、ずっと獣の足跡があったけど、正体が判明しました。

10分間の休憩を終え、斜面を登ってショートカットしようかとも考えましたが、素直に道を歩きます。

雪や泥の道を歩き続け、広い場所に出ました。




ここまでは、なんとか道になっていましたが、この先はどこに進んでいいのか分かりません。

いろいろと歩き回って見ましたが、通れそうな道は見当たりません。

正面は急斜面です。

上まで登れば何か分かるかもしれないと思い、途中まで登ってみました。

しかし、木が邪魔で進めません。

仕方なく、シリセードで滑り降りて遊びました。

それからは、来た道を引き返します。


12:20 覗休憩所

10分だけ休憩。

とりあえず、白兀山は諦めて、さらに来た道を戻ることに。

途中で、行きの時に気付かなかった分岐を偶然発見!

本来通るはずだった道で、白兀山までは参考タイム25分と近そうです。





時間にも余裕があるので、こちらからのアプローチで白兀山を目指します。






これは道なのか❓と疑いたくなります。







開けた場所に出ました。

景色がいいので、ここが頂上かと思い、「フォーーーーーッ」と叫びたくなりましたが、抑えました。

少しだけ進むと、本当の白兀山頂上に出ました。





13:00 白兀山山頂(標高896m)

展望台あり。

夫婦で登っている方がいらっしゃいました。

さっき叫ばなくてよかったなとホッとしました。

恥ずかしい思いをしなくて済んだ。

この時気付きましたが、半ズボンという格好で道なき道を進んできたため、足に数カ所出血あり。

山に登り慣れている人は、普通、半ズボンでは山に登りません。

危ないからです。

下にタイツ等を履いている山ガールは別ですが。

この格好を見て、初心者だと思われ、山登りの経験は❓と夫婦の奥さんに聞かれました。

「少しだけ」と答えて、それからいろいろと今日の道のりなどについて会話しました。

頂上について、10分ほど経ってから、次は夕霧峠を目指しました。

稜線沿いの道は雪があり、すぐ横は急斜面になっていて、とても危険です。

来た道から帰ることにしました。


13:30 しがらくび





しがらくびの登山口に降りました。

ここにも駐車スペースがありますが、この先は通行止め。

この通行止めの道を歩いていくと、イオックス・アローザスキー場の裏に出ます。

夕霧峠はスキー場の裏辺りで、そこから登山口に入れば、20分程で奥医王山に着きます。

今日の目的地は奥医王山でしたが、行くのを止めました。

道路を走って帰ります。


13:40 医王の里

登山開始から下山まで、ちょうど3時間くらい。

もっと歩いていたような気がします。


〜今後の課題〜

まだまだ山登り初心者なので、脱初心者目指して頑張ります。

道に迷うことがあるので、雪で道が覆われていようと、正確に道を把握できるようになりたいです。

読図をしっかりと勉強しなければいけないと思いました。

地形図を見ながら何度も登る必要がありそうです。

あとは装備について。

自分の装備は偏っているので、徐々にウェア等を揃えていきたいです。

ちゃんとした登山靴を持っていないので、基本トレランシューズで登っています。

今の時期は残雪期の登山になるので、今の装備に限界を感じました。

ザックも10リットル程のトレラン用を使用しています。

他に持っているザックは、沢登り用のモンベルシャワークライムパックのみ。

あと、半ズボンで登っているのは、山登り用のパンツをハーフとロングでそれぞれ1着ずつしか持っていなくて、最近続けて登っているため半ズボンになりました。

まずは靴をなんとかしたいです。  

Posted by なぎっち at 17:22Comments(0)トレッキング・登山