朝5時に自然と目が覚め、ナウファスで金沢港周辺の波情報を確認し、SUPフィッシングに行こうか迷いましたが、結局寝てしまいました。
それから2時間寝て、7時に再び起床。
この時間から出発してもいいのですが、混む時間帯は避けたいところ。
なぜなら、軽自動車のキャリアの上にボードを載せて走るのは、目立って恥ずかしいからです。
どうしようか悩み、釣りの準備もしていなかったので、山を登ることにしました。
天気の良い日に屋内で過ごすのは、もったいないと感じてしまいます。
さて、どこの山に登ろうか。
まだ低い山でも雪が残っており、雪の上を歩くのは、正直うんざりしてきました。
場所にも寄りますが、標高700mを超えたあたりから、雪が多く残っています。
それより低い山なら大丈夫だろうと、標高565mの倉ケ岳を目的地に選びました。
倉ケ岳は金沢市の南にある山で、獅子吼高原からは割と近いです。
頂上付近には駐車場もあり、車で気軽に行くことができます。
行くまでの過程を楽しみたいので、自宅から歩くことにしました。
倉ケ岳へは約10kmの道のり。
初めの方は、竹林に囲まれた林道を歩きます。
たけのこ掘りに来ている方が多く、車を何台も見掛けました。
その中にたけのこではなく、山菜採りに来ている夫婦がいて、軽く挨拶を交わす。
しばらく進むと、山菜採りの夫婦とまた会いました。
どうやら、車で少しずつ移動しながら山菜を採っているらしい。
自分は前から山菜採りに興味があり、本も最近買ったのですが、行動には移していませんでした。
せっかく山菜が採れる道をいつも歩いているのに、採ったことはありませんでした。
そんな自分に憤りを感じ、ここで行動しなければ、一生採らないかもしれないと、なぜか焦りを感じました。
もちろん、山菜の知識はほとんどなく、どれを採っていいのかさっばり分かりません。
そこで、夫婦に頼んで山菜採りをレクチャーしてもらうことになりました。
この辺りの山では、今の時期、ワラビやタラの芽、コシアブラが採れることを教えてもらいました。
見分け方も親切に教えて下さり、採れたものを分けて頂きました。
これからは勝手に師匠と呼ばせて頂くことにします。
師匠と別れ、一人で倉ケ岳へ向かいながら山菜を探します。
ワラビは比較的簡単に見つけることができましが、タラの芽はなかなか見つかりません。
山菜を探しながら歩いていると、あっという間に倉ケ岳に着いてしまいました。
湖があり、周辺は散策路がいくつかあります。
上を目指して歩くと、開けた岩場の上に出ました。
まあまあの景色。
標高も高くないので。
ここまでの道のりは登山という感じではないですね。
この前、後高山(獅子吼高原)に登ったときに会ったオッチャンの話では、後高山からここ倉ケ岳に繋がる登山道が昔あったそうです。
現在は通れるか不明。
機会があれば、調査したいです。
帰りは途中から別ルートで、平栗を経由し、大乗寺公園の裏に出ました。
大乗寺公園はいつも通り、家族連れや夫婦、カップル、そして女子会❓で賑わっていました。
今日は偶然ですが、初めて山菜を採り、登る以外の山の楽しみを見つけられました。
山菜採りは今が最も熱いシーズンなので、しばらくは山菜採りをメインにした山歩きとなりそうです。
山の草花や生物の知識を増やして、詳しくなりたいです。
下処理中のワラビ