地図について

なぎっち

2015年05月04日 17:25

山に登る時、地図を持っていると便利です。

地図が無くても、山には分岐などの各ポイントに案内の標識があり、道に迷うことは少ないかもしれません。

たまに標識が壊れて地面に転がり落ちていて方向が分からなくなっていたり、文字が薄くなって読めなくなっているのを見掛けます。

あとは、追跡者を撒くために、分岐の方向を逆に変えて、別の方向に誘導したり。

漫画でよく見ますね。

それは現実にはないかもしれませんが、もしそうなっていても気付かないと思います。

分岐では、必ず地図を見て行動した方がいいです。

半信半疑で進んで、あとで違うと分かって戻っていたら、時間も無駄になりますし。

遭難など、もしもの時のためにも、やはり地図は必要になってきますね。

地図を持っていても、自分の現在位置が把握できなかったり、方角が分からなければ意味はありませんが。

自分は書店で購入した、国土地理院発行の2万5千分の1地形図を所持しています。(1枚約300円)

自分が住んでいる石川県の主要な山は網羅しています。

登山に行く時は、必要な範囲をコピーして、ラミネート加工し、持って行きます。

ラミネート加工するのは、雨に濡れてもぐちゃぐちゃにならないようにするためです。

暑い時はうちわ代わりにもなりますし。

地形図は紙の他に、デジタルでも提供されています。

そのネットで購入できるサービスが電子地形図です。

2012年からサービスが開始され、最初は北海道地域が対象だったものが、だんだんエリアを拡げ、今では全国のデータが提供されています。

紙の媒体では、図郭(メッシュ)で区切られて販売されており、目的の範囲が2枚〜4枚にまたがるということもありました。

例えば、白山は地形図(2万5千分の1)白山、白峰、新岩間温泉、加賀一ノ瀬の4つに含まれています。

それが電子地形図では範囲を自由に指定して購入することが可能なので、白山を中心とした範囲を指定いすれば、1枚で済み、そのような問題が解消されます。

サイズも

A3(175円)
A2(175円)
A4(175円)
A1(350円)
A0(700円)

から選べます。

画像タイプもPDF / JPEG / TIFFから選択可能です。

これに関しては不満があり、一度に3つの形式でダウンロードできるようにしてほしかった。

選択した画像タイプでしかダウンロードできません。

まあ、自分で変換すればいいのですが。

と、電子地形図は紙よりは柔軟に使えます。

必要な範囲を購入して、コピーして使うといった感じ。

電子地形図を利用するには、登録が必要で、購入してから2週間というDL期限が設けられています。

詳しくは電子地形図のHPで。

今、自分が計画しているのは、概念図の作成。

登山のガイドブックなどに載っている簡易的な地図のことです。

地形図をそのまま見た方が、地形も読めて、他の情報量も多くて一番ベストです。

でも、自分なりのオリジナル地図を作ってみたくなりました。

その方法としては、トレース台などを利用して、地形図の尾根と沢をなぞり、山や小屋などの情報を書き込んでいきます。

パソコンの画像編集ソフトを使用して作ることも可能ですね。

試してみます。

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